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石田えり

石田えり(いしだ えり)は日本の女優。小さい頃から芸能界に憧れていて、1976年にテレビ番組のアシスタントとしてデビューしました。それから、映画、テレビドラマ、舞台など色々なところで活躍。特に、1981年の映画『遠雷』で主演を務めたことが高く評価されて、日本アカデミー賞優秀主演女優賞と新人俳優賞を受賞。

それ以降もたくさんの賞を獲得し、演技が上手な女優さんとしてしっかりとした地位を構築。代表作には『釣りバカ日誌』シリーズの奥さん役や、特撮ドラマ『ウルトラマン80』など。最近では、ハリウッド映画に出たり、監督の仕事にも挑戦。

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プロフィール

  • 名前:石田えり
  • 本名:内田恵理子
  • 生年月日:1960年11月9日(64歳)
  • 出生地日本国熊本県八代市
  • 身長:162cm
  • 血液型:A型
  • 職業:女優
  • ジャンル:映画・TV・演劇
  • 活動期間:1976年~
  • 配偶者:芳野藤丸(1985~1990年)
  • 事務所:トライアングルCプロジェクト
  • 公式サイト:eriishida.com
  • SNSサイト:FacebookYoutube

生い立ち・教育

石田えりは、1960年11月9日に熊本県八代市の静かな田舎町で生まれました。実家は二人姉妹の長女として育ち、幼い頃から歌やダンスに興味を持つ元気な女の子でした。家族の影響もあり、芸能界に憧れる気持ちが早くからあったそうです。熊本での幼少期は、自然豊かな環境の中で過ごし、そのときに育まれた感性や表現力が後の女優業に役立ったといわれています。両親の職業について公表されていませんが、家庭は比較的安定していたようで、石田さんもインタビューで「温かい家庭で育ちました」と話しています。ただ、芸能界を目指していたため、早くに上京する決意をしたそうです。

経歴

石田えりの芸能界デビューは、1976年10月から1977年3月にかけて、NET(現・テレビ朝日)のバラエティ番組『スターチャレンジ!!』のアシスタント役として始まりました。この番組では、司会者のチャーリー石黒のもとで、明るいキャラクターを活かしたサポート業務をこなし、視聴者から好感を呼びました。デビュー当時の彼女は、まだ16歳の少女であり、初々しい魅力が光っていました。この経験が、彼女にテレビの現場の基礎を教えてくれましたのです。番組終了後、すぐに次のステップへ進み、1978年にはTBSのドラマ『刑事犬カール』にゲスト出演。さらに、同じくTBSの人気バラエティ『笑って!笑って!!60分』のコーナードラマ『哀愁学園』に準レギュラーとして出演し、演技の腕を磨いていました。

本格的な女優デビューは、1978年の映画『翼は心につけて』です。この作品で、骨肉腫に冒されましたヒロイン・鈴木亜里を演じ、スクリーンの上で鮮烈な印象を残しました。監督の五社英雄は、彼女の純粋さと演技力に惚れ込み、主役に抜擢したといいます。公開後、批評家からも高い評価を受け、石田の名は一気に全国区となりました。翌1979年には、高校卒業を機に青春ドラマ『体験時代』にレギュラー出演し、家族連れの日常を描いた『家族サーカス』や恋愛ドラマ『たとえば、愛』など、テレビドラマで次々と主演級の役を獲得。こうした活躍は、彼女の多才さを証明するものでありました。

1980年、石田は特撮ヒーローシリーズの『ウルトラマン80』(TBS系)で、UGMの女性隊員・城野エミ役にキャスティングされました。この役は、アクションシーンが多く、彼女の身体能力と演技力が試されましたものでした。しかし、ジンクスを気にして途中降板を申し出、最終回ではアンドロイド・エミとして出演するというユニークな形で締めくくりました。この経験は、彼女に特撮作品の醍醐味を教えてくれました。1981年、転機が訪れました。映画『遠雷』で、原爆症候群に苦しむ主人公の妻を演じ、日本アカデミー賞優秀主演女優賞と新人俳優賞をダブル受賞。重いテーマを繊細に表現した演技は、演技派女優としての地位を確立しました。以降、1983年の不倫ドラマ『金曜日の妻たちへ』(TBS系)で社会現象を巻き起こし、シリーズ化されましたパート1で主役を務めました。

1980年代後半から1990年代にかけては、映画『嵐が丘』『華の乱』『ダウンタウン・ヒーローズ』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を獲得。1991年の『飛ぶ夢をしばらく見ない』と『釣りバカ日誌2』では優秀主演女優賞を受賞しました。特に『釣りバカ日誌』シリーズ(1988年~1994年)では、西田敏行演じるハマちゃんの妻・みち子役を演じ、国民的な人気を博しました。シリーズ8作目まで出演したが、共演者とのトラブル説が囁かれたものの、彼女の温かな演技がファミリー層に愛されました。1993年には、ヘアヌード写真集『罪』を出版し、大人の女性としての魅力を発信。2005年の『ジーナ・K』では、40代半ばでストリップダンサーを演じ、勇気ある挑戦を見せました。

2000年代以降も、精力的に活動を続け、大河ドラマ『徳川家康』(1983年、NHK)や『翔ぶが如く』(1990年、NHK)に出演。2010年代には、映画『夏の庭 The Friends』(2018年、4Kリマスター版)で再評価されました。2021年、映画『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』でハリウッドデビューを果たし、国際的な視野を広げました。近年は監督業にも進出。2025年現在、監督作は54本に及び、長編映画『私の見た世界』(2025年公開)では監督・脚本・編集・主演を兼任。逃亡犯の人生を描いたこの作品は、彼女の人生観を反映した力作として注目を集めています。また、2022年の『わたしのお母さん』では、娘との確執を抱える母親役を悩みながら演じ、ベテラン女優としての深みを増しました。受賞歴は日本アカデミー賞以外に、毎日映画コンクール女優助演賞、ヨコハマ映画祭助演女優賞、報知映画賞新人賞、芸術選奨新人賞、高崎映画祭最優秀主演女優賞など多数。

石田えりの経歴は、50年以上にわたり、常に進化を続ける女優の鏡です。

私生活

石田えりの私生活は、芸能界の華やかな表舞台とは対照的に、比較的プライベートを重視したものとなっています。1985年、25歳の時にミュージシャンの芳野藤丸と出会い、結婚。芳野はロックバンドのボーカリストとして活躍しており、二人は音楽を通じた共通の趣味で結ばれました。結婚生活は5年間続き、1990年に離婚に至りました。離婚の理由については公に語られていませんが、石田自身がインタビューで「若さゆえの選択だった」と振り返るように、互いのキャリアの忙しさが影響したとされます。この結婚は、彼女の人生に大きな教訓を与え、以後、再婚の噂は浮上するものの、2025年現在、独身のまま。最近の報道では、「理想の相手がいればまた結婚したい」と前向きな姿勢を示しており、恋愛観はオープンでポジティブだそうです。

私生活の趣味として、サーフィンを長年続けています。海が好きで、ストレス解消に欠かせないものであり、熊本の海を思い出す機会にもなっています。また、特技として英語と韓国語を挙げ、海外作品への出演経験から自然と身につけたもの。好物はカツ丼、タラコスパゲッティ、バタークリームで、食べ物の好き嫌いがなく、食欲旺盛な一面を持つ。酒好きとしても知られ、寝る前に1~2時間飲む習慣があるが、20歳の頃はいくら飲んでも酔わなかったというエピソードが残ります。健康管理にも熱心で、2017年にRIZAPのCMに出演し、約20年ぶりのビキニ姿を披露。ウエスト14.5cmのスリムボディを武器に、恋愛観を「体ごと愛する」と語り、年齢を感じさせない美しさを保っています。

児童養護施設出身という過去の噂があるものの事実無根で、彼女の生い立ちは安定した家庭だったことが確認されています。私生活では、家族や友人との時間を大切にし、芸能界のプレッシャーから離れた日常を過ごします。2024年の西田敏行さんの逝去に際し、「黙っていてもツーカーな感じ」と追悼の言葉を寄せ、共演者との絆の深さをうかがわせます。石田えりの私生活は、女優としての激務を支える穏やかな基盤であり、彼女の人間性を豊かに彩っています。

出演作品

石田えりは、デビュー以来、数多くの映画、テレビドラマ、舞台作品に出演し、その演技の幅広さを示してきた。以下に、主な作品を挙げ、彼女のキャリアの軌跡を辿る。

  • 映画『翼は心につけて』(1978年):骨肉腫のヒロイン・鈴木亜里役でスクリーンデビュー。純粋な少女の苦悩を繊細に演じ、監督の五社英雄から絶賛された。
  • 映画『遠雷』(1981年):原爆症候群の主人公の妻役。日本アカデミー賞優秀主演女優賞・新人俳優賞受賞。重いテーマを自然に体現した名演。
  • テレビドラマ『ウルトラマン80』(1980年、TBS):UGM城野エミ隊員役。アクションとドラマを兼ね備え、途中降板後も最終回でアンドロイド役として出演。
  • テレビドラマ『金曜日の妻たちへ』(1983年、TBS):不倫に落ちる女性役。社会現象を呼んだシリーズパート1で、主婦層の共感を呼んだ。
  • 大河ドラマ『徳川家康』(1983年、NHK):歴史的な女性役。時代劇での堂々たる演技が評価された。
  • 映画『嵐が丘』(1988年):助演女優として日本アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞。情熱的な役柄で存在感を発揮。
  • 映画『釣りバカ日誌』シリーズ(1988年~1994年):ハマちゃんの妻・みち子役。8作目まで出演し、国民的なファミリー映画の顔となった。
  • 映画『華の乱』(1988年):助演で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞。乱世の女性の複雑な心理を深く描いた。
  • 大河ドラマ『翔ぶが如く』(1990年、NHK):幕末の女性役。歴史ロマンの一翼を担った。
  • 映画『飛ぶ夢をしばらく見ない』(1990年):主演で日本アカデミー賞優秀主演女優賞。人生の葛藤を静かに表現。
  • テレビドラマ『昨日、悲別で』(1985年、TBS):上京するダンサー志望の娘役。感動の家族ドラマで主演。
  • 映画『ダウンタウン・ヒーローズ』(1988年):助演で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞。青春群像劇のキーパーソン。
  • 映画『ジーナ・K』(2005年):ストリップダンサー役。40代での大胆な挑戦が話題に。
  • 映画『夏の庭 The Friends』(1994年、2018年4Kリマスター):友情と別れを描く感動作で、ベテランらしい深み。
  • 映画『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』(2021年):ハリウッドデビュー作。国際アクションで存在感を示した。
  • 映画『わたしのお母さん』(2022年):娘との確執を抱える母親役。悩みながら演じた内面的な演技が光る。
  • 映画『私の見た世界』(2025年):監督・脚本・編集・主演。逃亡犯の人生を独自の視点で描き、彼女の集大成的作品。
  • テレビドラマ『波の盆』(1989年、TBS):家族の絆をテーマにした感動ドラマで主演。
  • テレビドラマ『課長サンの厄年』(1985年、TBS):サラリーマン家庭の妻役。ユーモアあふれる日常を演じた。
  • 映画『中山教頭の人生テスト』(2025年):鷹森真希役。現在上映中で、人生の選択を描く人間ドラマ。

これらの作品は、石田えりの多様な役柄を象徴しており、ヒロインから母親役まで、年齢を重ねるごとに深みを増しています。監督作も含め、彼女の創造性は今後も期待されます。

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