ケリー・リパ

ケリー・リパはアメリカの女優、トーク番組司会者。

2001年以来、シンジケーション放送の朝のトーク番組「Live! with Kelly and Mark」の共同司会をさまざまな形で務めてきました。

ケリー・リパ
ファム・ファタル
幼少期
キャリア
私生活

ケリー・リパ

名前：ケリー・リパ（Kelly Ripa）
本名：ケリー・マリア・リパ（Kelly Maria Ripa）
生年月日：1970年10月2日（54歳）
出生地：米国ニュージャージー州ベルリン
職業：女優、トーク番組司会者、テレビプロデューサー、ダンサー
活動期間：1986年から現在
配偶者：マーク・コンスエロス（1996年結婚）
子供：3人
Instagram：Kelly Ripa
Facebook：Kelly Ripa
Twitter：Kelly Ripa

女優としてケリー・リパが最もよく知られた役柄は、ABCの昼ドラ「All My Children」のヘイリー・ヴォーン（1990-2002、2010）、ABCのシットコム「Hope & Faith」のフェイス・フェアフィールド（2003-2006）など。

ケリーと夫のマーク・コンスエロスは、ニューヨークを拠点とする制作会社Milojoを経営しています。2014年に「ハリウッド・リポーター」誌は彼女を「メディア界で最もパワフルな人物」の一人に選びました。

ファム・ファタル

なむ

ミシェル・ファイファー似の小悪魔な笑顔に惚れました。

幼少期

ケリー・マリア・リパは、米国ニュージャージー州ベルリンで生まれ育ちました。

専業主婦のエステルと、ラトガース大学に通っていた労働組合委員長でバス運転手のジョセフ・リパの娘です。

姉のリンダは絵本作家。USAネットワークに取り上げられ、ダンス・パーティーUSAと改名される前は、PHL17のローカル・ダンス番組「Dancin’ on Air」に出演していました。

ケリーは、私たち「ホット・ガール」がいつも電話している「ホット・ライン」に電話するよう、男性にお願いするチャット・ラインのCMを何度か流しました。CMはいつも地元フィラデルフィアの真夜中過ぎに放送されました。

彼女は4分の3がイタリア系、4分の1がアイルランド系の先祖をもちます。ケリーはカトリック教徒として育ちました。

彼女の父親は民主党員で、2009年6月からニュージャージー州カムデン郡の郡書記を務めています。

ケリーはニュージャージー州ボーヒーズ・タウンシップのイースタン・リージョナル高校を卒業。高校時代、彼女はチアリーダーとして活躍し、演劇の先生から演技の道に進むよう勧められました。自分のキャリアの多くがジム・ベックル先生のおかげだと認めています。

その後、カムデン・カウンティ・カレッジで心理学を学びましたが中退し、女優のキャリアを追求するためにニューヨークに移住。

キャリア

「ダンシン・オン・エア」「ダンスパーティーUSA」「オール・マイ・チルドレン

地方でのテレビ出演は別として、ケリー・リパが初めて全国ネットのテレビに登場したのは1986年。

「Dancin’ On Air」にレギュラーダンサーとして出演し、「Dance Party USA」につながりました。

当時のキャリア目標はニュースキャスターになることで、キャストのニュースリポートを多く担当しました。

ケリーは1990年に「オール・マイ・チルドレン」で問題を抱えたパーティーガールのヘイリー・ヴォーン役で初めて主要な女優役に抜擢されます。

2002年に12年間の役割を終え、番組の40周年を祝うために、2010年に2エピソードだけカムバックしました。

Live!

共同司会者のキャシー・リー・ギフォードが「Live! with Regis and Kathie Lee」の最終番組を終えた後、リージス・フィルビンはキャシーの後任を探すためにオンエア・オーディションを開催しました。

ケリーが「Live!」に初挑戦した日（2000年11月1日）、ゲストの中に霊能者のチャー・マーゴリスがいました。このコーナーで、マーゴリスはケリーが第2子を妊娠していることを当てました。彼女は「まだボスに言っていないの！」と返事。

後にフィルビンは、ジェーン・クラコウスキー、ヴァレリー・バーティネリ、ドリー・パートン、バーナデット・ピーターズら候補者のなかでケリーが1番だったと語っています。

そしてケリーは2001年2月5日に正式な後任として発表。数ヶ月のうちに、改名された「Live! with Regis and Kelly」の若年視聴者層は80％も増加し、彼女は番組に新しい息吹をもたらしたと評価されました。

フィルビンとケリー（愛称は「ピッパ」）の相性の良さ、ふたりの掛け合い、インタビュー、家族、私生活、ニューヨークについての会話は、毎日平均600万人の視聴者を集める成功を収め、強力で忠実な視聴者を魅了。

2011年1月、80歳のフィルビンは、年末で「LIVE!」を引退すると発表。彼の最後の番組は2011年11月18日金曜日に放送され、そのなかでケリーは涙ながらに初日のことや、11年間毎日楽屋からセットまで一緒に歩いた43歩のこと、そして、その43歩がいかに彼女の人生を変えたかを回想しました。

「今までありがとう！私のピッパ、最高よ」とフィルビンは抱き合いながら彼女に言いました。ケリーはそれに応えて「いつもありがとう。愛してる」と伝え、「私も愛してる」とフィルビンも返事しました。

ケリー・リパはフィルビンの後任として番組の責任者となり、翌2011年11月21日月曜日に番組に復帰、「Live! with Kelly」とタイトルを変えて番組を継続。

出演者は次のとおりです。

マイケル・ストレイハン
セス・マイヤーズ
ジョシュ・グローバン
ニック・ラシェイ
ニール・パトリック・ハリス
クリス・ハリソン
ジェリー・オコンネル
ジョエル・マクヘイル
キャリー・アン・イナバ
ブライアント・ガンベル
ジェリー・サインフェルド
マイク・グリーンバーグ
ブーマー・エシアソン
ダン・エイブラムス
マーティン・ショート
ハウイ・マンデル
パット・キアナン
ジェシー・パーマー
D. ヒューリー
デレク・ハフ
サム・チャンピオン
テイ・ディッグス
ベン・マルローニー
ケビン・ジョナス
ランディ・ジャクソン
マイケル・ブーブレ
ピーター・ファシネリ
ロブ・ロウ
ダナ・カービー
レジー・ブッシュ
フレッド・サヴェージ
マリオ・ロペス

「Live!」は2012年6月23日、デイタイム・エミー賞で優秀トークショー賞を初めて受賞。

2016年5月16日、ストラハンが「Good Morning America」に移る前の最後の番組を終え、番組名は再び「Live! with Kelly」に変更。ゲスト共演者が続々と登場しました。

2017年5月1日、ライアン・シークレストがストラハンの後任として番組を引き継ぎ、番組は「Live with Kelly and Ryan」となりました。

2023年2月16日、シークレストは6年任期の2023年4月をもって「Live with Kelly and Ryan」を降板すると発表。しかし、シークレストはコンスエロスの都合がつかないときはいつでもゲスト司会者に戻ると表明し、永久に番組を去るわけではないことを付け加えました。

Hope & Faith

ケリーは2003年9月に「Hope & Faith」でゴールデンタイムに進出し、失業中の元ドラマ・スター、フェイス・フェアフィールドを演じました。フェイス・フォード、テッド・マッギンレー、ミーガン・フォックスと共演したこの30分のシットコム（シチュエーション・コメディ）は、1996年以来、ABCの金曜初回で最高の得点を記録しています。

同番組は2006年5月に終了していて、ケリーは「あんなにハードな仕事は二度としたくない」と断言しています(^^)

映画

TVでの活躍で知られるケリー・リパは、長編映画にも何本か出演しています。

1996年に、メリル・ストリープ、レオナルド・ディカプリオとともに、ミラマックスの長編映画「マイ・ルーム」に出演し、高い評価を得ました。

その他のベンチャー

スポークスマン

ケリー・リパはいくつかの企業のスポークスマンを務めています。

過去にはタイド、セブンアップ、パンテーン、TDバンクと提携していましたが、現在はおもに、エレクトロラックスとライカと提携しています。

ライカは2008年、同ブランドのフットウェアとスポーツウェアのスポークスパーソンにケリーを起用することを発表。彼女は自身のフィットネスにインスパイアされたアクティブウェアライン、ケリー・リパ・コレクションのデザインを監修しています。

リパはエレクトロラックスのテレビ広告や印刷広告にも出演しており、彼女のイメージはPOPやオンラインでも幅広く使用されています。

チャリティー

ケリーは卵巣がん撲滅活動の支援者であり、エレクトロラックスと協力して非営利団体のOvarian Cancer Research Fund（現在はOvarian Cancer Research Alliance）への募金活動を行なっています。

毎年夏には、スーパー・サタデーと呼ばれる1日がかりの募金イベントを主催。2011年のイベントでは、OCRFのために350万ドル以上が集まりました。

2001年、フィルビンが司会を務めるセレブリティ番組「Who Wants to Be a Millionaire?」で、彼女は、癌や重篤な血液疾患を患う子どもたちの治癒を早めることを目的とした非営利団体「Tomorrow’s Children’s Fund」に25万ドルを寄付しました。

また、ケリーは「飲酒運転に反対する母親の会」（MADD）にも積極的に参加。彼女によるとMADDとの関わりは、1999年に飲酒運転で死にかけた妹のリンダの影響によるものだそうです。

製作会社

2007年、リパと夫マーク・コンスエロスは、子供たちのマイケル、ローラ、ホアキンの名前を冠した製作会社「Milojo」を設立。

エミー賞にノミネートされた長編ドキュメンタリー「The Streak」からはじまり、ブランドン高校のレスリングチームとその34年間の連勝記録を描きました。この作品は2008年のトライベッカ映画祭でプレミア上映ました。

さらにミロホは、ディスカバリー・チャンネルと、ケリーがホストを務める「Homemade Millionaire」やドキュメント・シリーズ「Masters of Reception」など、台本なしのシリーズを初めて製作する契約を締結。

次作「Off the Rez」もトライベッカ映画祭に出品され、2011年5月にTLCでプレミア上映されました。

2012年に、ケリー、コンスエロス、息子のマイケルが出演する、ウィル・フェレルのFunny or Dieとのコラボ作品「The Bensonhurst Spelling Bee」を初公開。2021年、ケリーとコンスエロスはオキシジェンのシリーズ「Exhumed」の共同製作総指揮を務め、1月17日に公開しました。