美女たちが男を絶望に突き落とす!
奇才イーライ・ロスが放つサディスティック・スリラー。
本作は、サイコ・スリラー『メイクアップ』(1977年)初の公式リメイク。それ以前には、ジャック・テイラー、エヴァ・ライバーテン、アドリアナ・ヴェガたちが出演したスペインのエロティック・スリラー『Viciosas al desnudo』(1980年)という非公式リメイクがあります。
ノック・ノック
- 邦題:ノック・ノック
- 原題:Knock Knock
- 公開年:2015年
- 製作国:チリ、米国
- 上映時間:99分
- ジャンル:サスペンス、ホラー
- 配給:日活
予告編はこちら。
見どころ
監督の妻ロレンツァ・イッツォと新星アナ・デ・アルマス、美女ふたりの快楽&暴力地獄に我らがキアヌあえなく撃沈とあっては、スリラーファンならずとも無視できない。
ストーリー
理想の家庭を築き上げたエヴァン。ある日妻子の旅行中、家にひとりでいるところ、深夜に玄関をノックする音が。開けると、雨でずぶ濡れとなった美女2人が助けを求めて立っていました。エヴァンは抵抗感を抱きつつも招き入れますが、それは破滅への第一歩で…。
ファム・ファタル
キアヌ・リーブスは、映画の中でセックスシーンを作り、その中のいくつかのシーンでロレンツァ・イッツォの裸を見るのはとても気まずかったと語っています。
アナ・デ・アルマス
キューバ人女優アナ・デ・アルマスにとって初の英語映画出演作。
エヴァン宅のドアをノックして入室させてもらった女子2人のうち、バルセロナ出身と話すブロンド女子のベル。
顔の輪郭も目も丸く、短いブロンドヘア。映画をとおして、可愛い小悪魔でした。
入室させてもらう前、雨にびしょ濡れの格好で、バストウェアが長袖のニットシャツな透けていて、こちらの女性には嗅覚まで刺激されました。
作品のステージが変わった56分頃。
ベルがセーラー服を着てベッドの上に立ち、紺のハイソックスでエヴァンを踏みつけます。
こんな場面を見せつけられると、ドアをノックする女性を入室させたのは正解だと、将来的な危険を予測するのが苦手ななむは妄想を膨らませます。
78分頃、膝上丈のワンピースで紫地の銀ラメをまぶしたドレスをベルちゃんが着用。小悪魔なギャルが一気にセクシーに。
ロレンツァ・イッツォ
もう一人のドアノック女子はジェネシスといい、メイクして真顔になったときに綺麗でした。
ちなみに、ロレンツァはイーライ・ロスの当時の妻。
小括
家に入れた翌日の女子2人のパリピぶりが面白くて面白くて。
長い目で作品全体を振り返ると、どうやら入室させることは間違いだったような気もします…(笑)
感想
女性がサディスティックになる場面がかなり長くて、そんな場面を見て悦に入れる私のような人間には、この映画がかなり低予算で作られてそうだ、ということを忘れがちです(笑)
それだけ、本作を見て煩悩をとっても強くマッサージしてもらった気分になれました。
トリビア
キアヌ・リーブスとアナ・デ・アルマスは映画『エクスポーズ 暗闇の迷宮』(2016年)でも共演。
アーロン・バーンズ、イグナシオ・アラマン、ロレンツァ・イッツォも映画『グリーン・インフェルノ』(2013年)に出演。
本作の共同プロデューサーであるコリーン・キャンプと故ソンドラ・ロック(1944 – 2018)は、本作の原作である『メイクアップ』(1977)(実際は1974年撮影)にも出演。ロックはキャンプより10歳年上で、オリジナル映画に母娘の雰囲気を醸し出していましたが、新女優のロレンツァ・イッツォとアナ・デ・アルマスはちょうど1歳違い。
本作の原作品となった『メイクアップ』の監督:ピーター・S・トレイナーが製作総指揮に参加。
キャスト
登場人物 | 出演者 |
エヴァン・ウェバー | キアヌ・リーブス |
ジェネシス | ロレンツァ・イッツォ |
ベル | アナ・デ・アルマス |
ルイ | アーロン・バーンズ |
カレン | イグナシア・アラマン |
ジェイク | ダン・ベイリー |
リサ | ミーガン・ベイリー |
ビビアン | コリーン・キャンプ |
ウーバー・ドライバー | アントニオ・クエルチア |
モンキー | オットー |
スタッフ
担当 | 担当者 |
衣装デザイン | エリサ・ホルマサバル |
ヘアスタイリスト/メイクアップ | フェリペ・フィゲロア |
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