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リリー・コリンズ

リリー・ジェーン・コリンズ(Lily Jane Collins)は、1989年3月18日生まれのイギリス出身のアメリカ人女優、モデル。父はミュージシャンのフィル・コリンズ。『エミリー、パリへ行く』の主演で広く知られ、映画『白雪姫と鏡の女王』や『Mank/マンク』でも評価されています。以下では生い立ち・教育、経歴、私生活、出演作品をまとめています。

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生い立ち・教育

リリー・ジェーン・コリンズは、1989年3月18日、イングランドのサリー州ギルフォードで生まれました。父はロックバンド「ジェネシス」のボーカルで世界的ミュージシャンのフィル・コリンズ、母はビバリー・ヒルズ・ウィメンズクラブの元会長であるジル・タヴェルマンです。リリーは、フィル・コリンズの2番目の妻であるジルとの間に生まれ、父が1999年から2008年まで結婚していたオリアンヌとの間にできた4人の子供たちと合わせ、4人の異母きょうだいがいます。2歳の時にBBCのTV番組『愉快なシーバー家』(英国版『Growing Pains』)に出演し、早くも子役としてキャリアをスタートさせました。

両親が離婚した1994年、5歳のリリーは母と共にアメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスに移住しました。ロサンゼルスでは、ユース・アカデミー・フォー・ドラマティック・アーツで演劇を学び、演技の基礎を築きました。また、ジャーナリズムにも強い関心を持ち、10代の頃には『ELLE Girl UK』に「LAコンフィデンシャル」というコラムを寄稿し、ロサンゼルスのトレンドやホットスポットを紹介。『ロサンゼルス・タイムズ』や『Seventeen』にも寄稿するなど、ライターとしても活動しました。2008年には南カリフォルニア大学のアンネンバーグ・コミュニケーション学部に入学し、ジャーナリズムとコミュニケーションを学びました。この時期、ニコロデオンの「Kids Pick President」キャンペーンのホストを務めるなど、多才な才能を発揮しました。

リリーは幼少期から拒食症に悩まされた経験を持ち、後に自伝『Unfiltered: No Shame, No Regrets, Just Me』(2017年)でその闘病生活を赤裸々に語っています。この経験は、彼女の内面的な強さと自己受容への道のりを形成する重要な要素となりました。

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経歴

リリー・コリンズの女優としてのキャリアは、2009年の映画『しあわせの隠れ場所』での助演で本格的に始まりました。この作品でサンドラ・ブロック演じるリー・アンの娘コリンズ・トゥオイ役を演じ、注目を集めました。2011年にはアクション映画『プリースト』やスリラー『ミッシング ID』に出演し、若手女優としての地位を確立。2012年、ジュリア・ロバーツと共演した『白雪姫と鏡の女王』で白雪姫役に抜擢され、ファンタジー映画での主演が話題となりました。2013年の『シャドウハンター』では、アクションアドベンチャーのヒロインを演じ、若年層から支持を得ました。

2014年のラブストーリー『あと1センチの恋』では、親友との複雑な恋愛を繊細に演じ、批評家から好評価を受けました。2016年、ウォーレン・ビーティ監督の『ハリウッド・スキャンダル』で若手女優マーラ役を演じ、ゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされる快挙を達成。2017年の『心のカルテ』では、拒食症に悩む若者を演じ、自身の経験を反映した迫真の演技で高い評価を得ました。

2020年、リリーはNetflixのドラマ番組『エミリー、パリへ行く』で主演のエミリー・クーパー役を務め、世界的な人気を博しました。この作品は、ファッショナブルで明るいアメリカ人女性がパリで奮闘する姿を描き、彼女のチャームとコメディセンスが光る作品としてシーズン4まで続いています。2020年にはデヴィッド・フィンチャー監督の『Mank/マンク』(アマンダ・セイフライド出演)で、1940年代のハリウッドを舞台にリタ・アレクサンダー役を演じ、批評家から称賛されました。2022年に公開されたクライム・スリラー映画『運命のイタズラ』では裕福な生活に不満を抱きながらも、状況の変化に適応していく妻の内面的な葛藤を繊細に表現しました。

2024年には『MaXXXine』でモリー・ベネット役を演じ、ホラー映画での新たな挑戦を見せています。

リリーはモデルとしても活躍し、『ヴォーグ』や『ハーパーズ バザー』などのファッション誌でカバーガールを務め、カルティエランコムのキャンペーンにも登場しています。

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私生活

リリー・コリンズの私生活では、2020年に映画監督のチャーリー・マクダウェルと婚約し、2021年9月にコロラド州で結婚しました。2人は自然に囲まれたロマンティックな式を挙げ、リリーは自身のインスタグラムで「これまでずっとあなたを待っていた」と喜びを共有しました。彼女は過去に『シャドウハンター』で共演したジェイミー・キャンベル・バウアーや『ミッシング ID』のテイラー・ロートナーと交際したことが報じられていますが、チャーリーとの結婚で安定した家庭を築いています。

リリーは父親フィル・コリンズとの関係について、幼少期は離れて暮らしていたため疎遠な時期もあったと語っていますが、成長するにつれて絆を深め、父の音楽や影響を誇りに思います。彼女は自伝を通じて、自身の拒食症や自己肯定感の課題について率直に語り、若い世代に勇気を与える存在となっています。ロサンゼルスとロンドンを拠点に生活し、ファッションや旅行を楽しみながら、ソーシャルメディアでファンと積極的に交流しています。

出演作品

リリー・コリンズの主な出演作品は以下の通りです。彼女は映画とテレビドラマの両方で多様な役柄を演じ、幅広いジャンルで活躍しています。

  • 2009年:しあわせの隠れ場所 – コリンズ・トゥオイ役
  • 2011年:プリースト – ルーシー・ペース役
  • 2011年:ミッシング ID – カレン・マーフィー役
  • 2012年:白雪姫と鏡の女王 – 白雪姫役
  • 2013年:シャドウハンター – クレアリー・フレイ役
  • 2014年:あと1センチの恋 – ロージー・ダン役
  • 2016年:ハリウッド・スキャンダル – マーラ・マビー役
  • 2017年:心のカルテ – エレン役
  • 2017年:オクジャ- レッド役
  • 2019年:トールキン 旅のはじまり – イーディス・ブラット役
  • 2019年:テッド・バンディ – リズ・ケンドール役
  • 2020年:インヘリタンス – ローレン・モンロー役
  • 2020年-現在:エミリー、パリへ行く – エミリー・クーパー役
  • 2020年:Mank/マンク – リタ・アレクサンダー役
  • 2022年:運命のイタズラ – 富豪の妻役
  • 2024年:MaXXXine – モリー・ベネット役

まとめ

リリー・コリンズは、幼少期から演技とジャーナリズムに情熱を注ぎ、若くしてハリウッドで成功を収めた女優です。『エミリー、パリへ行く』での愛らしい演技や、拒食症をテーマにした『心のカルテ』での深い表現力は、彼女の多才さと人間性を示しています。私生活では、結婚と自己成長を通じて安定を見つけ、ファンにインスピレーションを与え続けています。今後も彼女の新たな挑戦と活躍が期待されます。

レビュー 作品の感想や女優への思い

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