マヤ・レイ・サーマン・ホークは、米国の女優、シンガーソングライター。
ハリウッド俳優イーサン・ホークとユマ・サーマンの娘。
モデルとしてキャリアをスタートさせ、2017年にBBCで映画化された『リトル・ウィメン』のジョー・マーチ役でスクリーンデビューを果たしました。
マヤ・ホーク
- 名前:マヤ・ホーク
- 本名:マヤ・レイ・サーマン・ホーク
- 母語表記:
- 生年月日:1998年7月8日(26歳)
- 出生地:米国ニューヨーク
- 職業:女優、シンガーソングライター
- 活動期間:2016年~現在
- 両親:イーサン・ホーク(父)、ユマ・サーマン(母)
- 親族:レヴォン・ホーク(兄)、ロバート・サーマン(母方の祖父)、ネーナ・フォン・シュレブリュッゲ(母方の祖母)
- 音楽活動(レーベル):ママ+ポップ
- ウェブサイト:Maya Hawke
- Instagram:Maya Hawke
- YouTube:Maya Hawke
マヤ・ホークはNetflixのSFシリーズ『ストレンジャー・シングス』(2019年~)のロビン・バックリー役で主演し、知名度を上げました。
そのあと次の映画などに出演。
- 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)
- 『フィア・ストリート Part One: 1994』(2021)
- 『ドゥ・リベンジ』(2022)
- 『アステロイド・シティ』(2023)
- 『マエストロ』(2023)
また、『インサイド・アウト2』(2024)では声優を務めました。
ミュージシャンとしては、アルバム『Blush』(2020年)、『Moss』(2022年)、『Chaos Angel』(2024年)をリリース。
生い立ち
マヤ・ホークは1998年7月8日に米国ニューヨークに生まれました。
俳優のイーサン・ホークとユマ・サーマンの間に生まれた2人の子供のうち、上の子。弟のレヴォンがいます。
また、父親の2番目の妻であるライアン・ショーヒューズとの間に腹違いの妹が2人います。
母親の元婚約者で金融家のアーパッド・ブッソンとの間にも腹違いの妹がいます。
父方のホークは劇作家テネシー・ウィリアムズの遠いいとこ。母方のホークは仏教学者ロバート・サーマンとモデルのネーナ・フォン・シュレブリュッゲの孫娘。
シュレブリュッゲの母ビルギット・ホルムクイストもモデルで、現在スウェーデンのスミーゲフクにあるアクセル・エッベ[sv]の彫像『Famntaget』のためにポーズをとっていました。
マヤは失読症を患っており、そのため初等教育の間は頻繁に転校を繰り返しましたが、最終的にニューヨークのブルックリンにある芸術的創造性を重視し、成績評価を行なわない私立学校、セイント・アンズ・スクールに入学しました。
また、ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・ドラマティック・アートとニューヨークのステラ・アドラー・スタジオ・オブ・アクティングで夏期講習を受けたことがあります。
キャリア
モデル
母親や祖母と同様、マヤ・ホークはキャリアの初期にヴォーグ誌のモデルを務めました。
また、イギリスのファッション小売業者AllSaintsの2016/2017コレクションの顔に選ばれたこともあります。
2017年、ソフィア・コッポラが監督を務めたカルバン・クラインの下着シリーズのキャンペーンビデオに、数人の顔の一人として出演。
女優
マヤ・ホークは、ユニバーサル・ピクチャーズが実写化する『リトル・マーメイド』のタイトルロールにソフィア・コッポラを抜擢。
しかし、プロデューサーは女優のクロエ・グレース・モレッツを希望。モレッツは最終的には降板しました。
2017年、BBCがミニシリーズ化した『リトル・ウーマン』のジョー・マーチ役で女優デビュー。
2018年9月には、アマンダ・クレイマー監督のスリラー『レディワールド』に主演しました。
その後マヤは、2019年に公開されたNetflixの『ストレンジャー・シングス』第3シーズンのロビン・バックリー役でブレイク。
また同2019年、クエンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でリンダ・カサビアン「フラワー・チャイルド」を演じ、スティーヴン・アミドンの同名小説(2004年)を原作とするマーク・マイヤーズ監督のスリラー映画『ヒューマン・キャピタル』にも出演。
2020年、マヤはジア・コッポラ監督の2作目『Mainstream』にアンドリュー・ガーフィールドと共演。
同2020年、父イーサン・ホーク主演のミニシリーズ『The Good Lord Bird』の第5話にゲスト出演。
同年6月、アダム・レオン脚本・監督、ヴァネッサ・カービー共演の『イタリア学』に出演。この作品はトライベッカ映画祭でプレミア上映され、その後2022年1月14日に公開されました。
同2022年1月末には、Netflixのホラー映画『フィアー・ストリート Part One: 1994』にヘザー役で出演。
2021年には、自身のキャラクター「ストレンジャー・シングス」をベースにしたスピンオフポッドキャストシリーズ『Rebel Robin: Surviving Hawkins』に出演。ヘレン・ガーリー・ブラウン役を演じた別の台本付きポッドキャストシリーズ『The Playboy Interview』にも出演しました。
2022年、マヤはNetflixのダークコメディ映画『Do Revenge』でカミラ・メンデスと共演し、同2022年4月、彼女はブラッドリー・クーパーのレナード・バーンスタインの伝記映画『Maestro』に出演し、クーパーとキャリー・マリガンと共演しました。
また、翌5月、母ユマ・サーマン、サミュエル・L・ジャクソンと共演する映画『The Kill Room』に出演が決まったと報じられました。
さらに、7月、2023年公開のディズニー映画『Moon Girl and Devil Dinosaur』にゲスト出演することが発表されました。
また、第76回カンヌ国際映画祭でプレミア上映され、好評を博したウェス・アンダーソンの恋愛ドラマ『アステロイド・シティ』(2023年)に出演。
2024年、2015年の映画『インサイド・アウト』の続編であるピクサーのアニメーション映画『インサイド・アウト2』で、キャラクター「不安」の声を担当しました。
2024年2月、『ワイルダー&ミー』というタイトルのビリー・ワイルダーの伝記映画に出演することが報じられました。
音楽家
マヤ・ホークは、レナード・コーエン、パティ・スミス、ジョニ・ミッチェルといったアーティストを含め、フォーク・ミュージックが彼女の音楽キャリアに影響を与えたと語っています。
彼女によれば「音楽は詩を伝える最良の方法」なので、コーエンやボブ・ディランのような「偉大な作詞家」からインスピレーションを得ています。
2019年8月、マヤは初のシングル2曲「To Love a Boy」と「Stay Open」をリリース。この曲はホークとグラミー賞受賞シンガーソングライターのジェシー・ハリスが作詞・作曲しました。
ついで、2020年初頭、ミュージシャンとして初の単独ライブとなるヘッドライナー公演をニューヨーク周辺で開催。
これらの各ライブで、ホークはそれぞれベンジャミン・ラザール・デイヴィス、Tōth、ウィル・グレーフェ、ニック・チャンチのサポートを受けました。
2020年3月18日、ホークはファースト・シングル「By Myself」をリリースし、2020年のブラック・ライヴス・マター抗議デモの中、「Blush」というタイトルのデビュー・アルバムを発表。
マヤは「今は自己宣伝の時ではないと感じる。活性化、教育、そして自己吟味の時なのです “と書いています。
アルバムのセカンド・シングル「Coverage」は2020年4月22日にリリースされ、マヤの父イーサン・ホークが監督したミュージックビデオは28日に公開されました。
当初は2020年6月19日にリリースされる予定だった『Blush』は、2020年8月21日に延期され、リリースをサポートするため、マヤは2020年8月下旬に『The Today Show』に彼女のキャリアで初めて音楽ゲストとして出演しました。
2022年6月29日、シングル「Thérèse」のリリースと同時に、セカンドアルバム『Moss』を発表し、2022年9月23日にリリースされました。
フィルモグラフィ
日本語以外の題名表記は原題または英題です。
映画
2024年
- インサイド・アウト2 不安:声の出演
2023年
- アステロイド・シティ:ジューン・ダグラス役
- マエストロ:ジェイミー・バーンスタイン役
- 山猫:フラナリー・オコナー役
- キルルーム:グレイス役
2022年
- カディス湾:女性役
- 復讐する女:エレノア・レヴェタン役
2021年
- イタリア研究:エリン役
- フィア・ストリート・パート1:1994:ヘザー・ワトキンス役
2020年
- メインストリーム:フランキー役
2019年
- ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド:”Flower Child”役
- ヒューマン・キャピタル:シャノン・ヘーゲル役
- As They Slept:マーガレット役
- メモリー・エクスペリメント:キャシー・アッカー役
2018年
- レディワールド:ロミー役
TV
2023年
- ムーンガールと悪魔の恐竜アビス:声の出演
2022年
- ラスト・ムービー・スターズ:自身の役
2020年
- The Good Lord Bird:アニー・ブラウン役
2019年~現在
- ストレンジャー・シングス:ロビン・バックリー役
2018年
- オーチャード・ハウス:リトル・ウーマン役
2017年
- リトル・ウーマン:ジョー・マーチ役
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