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真矢ミキ

真矢ミキは日本の女優。元宝塚歌劇団花組トップスターとして活躍し、1998年に退団後、テレビドラマ、映画、舞台などで幅広く活動しています。身長166cm、血液型O型。特技は歌、ダンス、日舞、バトン、作詞で、趣味は旅行と絵画です。宝塚時代は個性派スターとして革新的なスタイルで知られ、「宝塚の革命児」と称されました。退団後は『踊る大捜査線』シリーズの沖田仁美役などでブレイクし、理想の上司や母親像として高い好感度を維持しています。

2008年にバレエダンサーの西島千博氏と結婚。2015年に芸名を「真矢ミキ」に改め、オスカープロモーションに移籍しました。常に学び続ける姿勢を体現し、53歳で高卒認定試験に合格するなど、人生のアップデートを続けています。

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プロフィール

  • 名前:真矢ミキ
  • 本名:西島美季
  • 別名義:真矢 みき(旧芸名)
  • 生年月日:1964年1月31日(61歳)
  • 出生地:日本国広島県広島市西区南観音町
  • 身長:166 cm
  • 血液型:O型
  • 職業:女優
  • ジャンル:舞台・TV・映画・バラエティー・CM
  • 活動期間:1981年〜
  • 配偶者:西島千博(2008年〜)
  • 事務所:オスカープロモーション
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生い立ち・教育

真矢ミキは、1964年1月31日、広島県広島市西区南観音町で生まれました。父親は後に日本エアシステムの取締役を務める人物で、航空会社の社員として全国を転勤する生活を送っていました。このため、幼少期から家族とともに頻繁に引っ越しを繰り返し、中学校卒業までに実に8回転居したそうです。生後4年までは広島市で過ごしましたが、その後、父親の仕事の関係でさまざまな地域を転々としました。中学時代の3年間は大阪府豊中市に定住し、ここで過ごした時間が彼女の人生に大きな影響を与えました。

母親が熱心な宝塚歌劇団のファンだったことが、真矢ミキの芸能界への興味を育みました。中学時代から宝塚コドモアテネに通い、日舞を習うようになり、華やかな舞台の世界に憧れを抱くようになります。当初の将来の夢は「短大を出て、良いお嫁さんになること」だったと本人が語っていますが、そんな中、大地真央の華麗な男役演技に心を奪われ、宝塚歌劇団入りを決意します。この憧れが、彼女の人生を大きく変えるきっかけとなりました。

教育面では、豊中市立第二中学校を卒業後、1979年に宝塚音楽学校の入学試験に挑戦し、見事合格します。同期の67期生は39名で、入団時の成績は21番でした。しかし、音楽学校での成績は同期中37位と低く、本人は「劣等生」と自嘲的に振り返っています。小さい頃からバレエや歌の専門的な訓練を受けていなかったため、入学直後の第1回試験で苦戦を強いられました。それでも、持ち前の努力家気質を発揮し、新人公演では主役を任されるまでに成長します。この時期の苦労が、後の不屈の精神を養ったと言えるでしょう。

宝塚音楽学校卒業後、1981年に宝塚歌劇団に入団。入団当初は基礎的なスキルの不足を感じつつも、日々の稽古に励みました。また、2017年8月29日には、53歳という年齢で高等学校卒業程度認定試験(高卒認定試験)を受験し、5科目すべてに合格しています。本人はこれを「人生の穴を埋めるため」と語り、学び続ける姿勢を象徴するエピソードです。このような生い立ちと教育歴が、真矢ミキさんの多才で強いキャラクターを形成したのです。

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経歴

真矢ミキの経歴は、宝塚歌劇団時代と退団後の女優活動に大きく分かれます。宝塚時代は男役スターとして革新的な活躍を収め、退団後は多様なメディアで輝きを放っています。

1981年、67期生として宝塚歌劇団花組に入団し、初舞台は同年3月から5月の『宝塚春の踊り/ファーストラブ』でした。入団当初からその個性的な魅力で注目を集め、同期の北原遥子(元娘役スター、後に日本航空123便墜落事故で逝去)、黒木瞳(元月組トップ娘役)、涼風真世(元月組トップスター)らとともに、華々しいキャリアをスタートさせます。1983年の『紅葉愁情/メイフラワー』新人公演でジャック役を演じ、以降、新人公演で主役級の役を次々と獲得しました。

1984年の『琥珀色の雨にぬれて』でポール役、1985年の『愛あれば命は永遠に』で小公子役(新人公演ナポレオン役)と、着実に実績を積み重ねます。1986年の『真紅なる海に祈りを/ヒーローズ』新人公演アントニー役、1987年の『遙かなる旅路の果てに/ショー・アップ・ショー』でマイスキー少尉役(新人公演サビーニン役)など、代役も経験しながら成長を続けました。1988年の『キス・ミー・ケイト』でジョー役、1989年のバウホール公演『硬派・坂本竜馬!』で坂本竜馬役を初主演し、男役としてのカリスマ性を発揮します。

1990年代に入り、1991年の『ヴェネチアの紋章/ジャンクション24』でヴィットリオ役、1992年の『心の旅路/ファンシー・タッチ』でハリスン役と、2番手としてトップスターの安寿ミラと並ぶ人気を博しました。二人の男役コンビはファンから絶大な支持を受けました。1993年の『ベイ・シティ・ブルース/イッツ・ア・ラブ・ストーリー』でレオナード役、1994年の雪組特別出演『風と共に去りぬ』でレット・バトラー役を演じ、多彩な演技力を示します。この頃、長髪ヘアスタイルやナチュラルメイク、独自のファッションで宝塚の伝統に新しい風を吹き込み、「宝塚の革命児」との異名を取るようになります。退団直前には、つんくプロデュースによる日本武道館ソロコンサートを成功させ、篠山紀信氏撮影の男役写真集を宝塚史上初で出版するなど、革新的な活動を展開しました。

1995年、安寿ミラの退団に伴い、『エデンの東/ダンディズム!』で花組トップスターに就任します。相手役は純名里沙(後に千紘れい)。トップ時代は『紅はこべ/メガ・ヴィジョン』でパーシー役、『花は花なり/ハイペリオン』で花若役、『失われた楽園/サザンクロス・レビュー』でアーサー・コクラン役、『風と共に去りぬ』全国ツアーでレット・バトラー役、『ザッツ・レビュー』で春風泰平役など、芝居とショーの両方で圧巻の演技を披露しました。1998年10月5日、『SPEAKEASY/スナイパー』東京公演千秋楽をもって退団。退団公演のドキュメンタリー『ザ・ラストデイ』が発売され、彼女のトップ時代を象徴する作品となりました。

退団後、1999年に舞台『big 〜夢はかなう〜』で女優デビューを果たしますが、38歳時に所属事務所から戦力外通告を受け、どん底の時期を経験します。そんな中、知人から借りたリクルートスーツで自ら『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』のオーディションを受け、見事合格。2003年に女性管理官・沖田仁美役でスクリーンに復帰し、芸能界に華麗なるカムバックを果たしました。この役は彼女の代表作となり、シリーズ化されるごとに人気を高めました。

2008年7月1日、ブログでバレエダンサーの西島千博との結婚を発表し、同年12月22日に入籍、2009年4月4日に明治神宮で挙式します。2009年には第20回日本ジュエリーベストドレッサー賞、2011年には第28回ベストジーニスト賞を受賞。2015年3月1日、ブルーミングエージェンシーからオスカープロモーションに移籍し、芸名を「真矢ミキ」に改名します。2016年には夫婦共演の舞台『ドラマティック古事記〜神々の愛の物語〜』に出演。テレビではMCやナレーションも担当し、2000年から2001年の文化放送『ヒーリング・パーク』パーソナリティ、2013年からのBS日テレ『ポストのある日本の風景』ナレーション、2011年のTBS『”人間とは何か…!?”わたしと地球の38億年物語〜アース・コード〜』ナビゲーター、2012年のNHK『亡き友を胸に〜宝塚歌劇団67期生〜』など、多岐にわたる活動を展開します。

また、書籍の執筆、CDリリース(2004年『赤と黒のキャバレー』、2005年チャリティCD『青い地球(ほし)/青い空っていいな』)、ジュエリープロデュース(grosse「真矢ミキ×グロッセ」、XIV TOKYO「ラ・ブリエシリーズ」)など、クリエイティブな分野でも才能を発揮。2024年現在も、ドラマ、映画、舞台で第一線で活躍を続けています。彼女の経歴は、努力と革新の連続であり、常に挑戦を恐れない姿勢が光ります。

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私生活

真矢ミキの私生活は、仕事の多忙さの中で穏やかで充実したものとなっています。2008年7月1日、自身のブログでバレエダンサーの西島千博氏との結婚を発表しました。西島はクラシックバレエの振付師としても知られ、二人は舞台『正しいオトナたち』での共演をきっかけに交際を始めました。同年12月22日に入籍し、2009年4月4日に明治神宮で挙式。夫婦共演は2016年の『ドラマティック古事記〜神々の愛の物語〜』が初めてで、プライベートと仕事のバランスを大切にしています。子供については公表されておらず、二人は子なしの夫婦として知られています。

人生観として、真矢ミキは「一瞬の閃きが時には大切」「出来る限りのことをしたら、あとは力を抜いて何かが閃くのを待つ」と語ります。地図や測量、地理、地形に強い興味を持ち、ブログでこれらの話題を熱く語るエピソードがファンに親しまれています。特技の作詞を活かし、CDで自ら作詞した楽曲をリリースするなど、クリエイティブな面も私生活に息づいています。趣味の旅行や絵画も、日常の癒しとなっており、ブログを通じてファンと共有しています。

宝塚退団後の苦難期を振り返り、2017年に53歳で高卒認定試験に合格したことは、私生活の転機となりました。本人は「人生の穴を埋めたい」との思いから受験を決意し、見事5科目すべてに合格。学び続ける姿勢は、彼女の強靭な精神を象徴します。また、父親の過酷な半生を父の死後に知ったエピソードをインタビューで明かし、家族の絆の深さを語っています。好物はヒレ丼、小倉トースト、牛肉どて鍋、しゃぶしゃぶ、ヤムウンセン(タイ料理)、オニオングラタンスープ、納豆、湯葉、とうもろこし、ネギ、セロリ、オクラ、ズッキーニなど、健康的で多様な食生活を楽しんでいます。

好感度調査では、常に上位にランクインする存在です。2006年のキリンの「お酒を飲みたい上司の理想像」女性部門ベスト10、2007年から2010年の産業能率大学「新入社員から見た上司の理想像」で複数回上位(2009年第1位)、明治安田生命調査で2009年第1位など、黒木瞳さんと並んで理想の上司像として支持されています。2008年から2009年の同調査ベスト5、オリコン「女性上司の理想像」ベスト5、「カッコイイ女性有名人」2009年第1位、「母親になって欲しい女優」2009年第2位、「イイ女」2009年第2位・2010年第6位、2014年「理想の上司」女性部門第3位と、幅広い層から愛されています。また、2011年のアンチエイジング大賞、2016年のネイルクイーン賞、2022年のTokyo Jewellery賞も受賞し、美しさと知性を兼ね備えたライフスタイルが評価されています。私生活の豊かさが、彼女の魅力の源泉と言えるでしょう。

女優の真矢ミキさんが不動産販売「プロパティエージェント」のイメージキャラクターに選ばれ、8月9日、東京都内で行われた会見に出席。ベージュのスーツ姿で、足元に同じベージュのパンプスを合わせたワントーンコーディネートで登場した。
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出演作品

真矢ミキの出演作品は、宝塚時代から退団後まで多岐にわたり、舞台、ドラマ、映画、バラエティなどで活躍しています。以下に主なものを挙げます。

主な舞台(宝塚歌劇団時代)

  • 1981年:『宝塚春の踊り/ファーストラブ』(初舞台)
  • 1983年:『紅葉愁情/メイフラワー』(新人公演:ジャック)
  • 1984年:『琥珀色の雨にぬれて』(ポール)、『名探偵はひとりぼっち/ラ・ラ・フローラ』(新人公演:トム)
  • 1985年:『愛あれば命は永遠に』(小公子、新人公演:ナポレオン)、『テンダー・グリーン/アンドロジェニー』(新人公演:ソーン)
  • 1986年:『真紅なる海に祈りを/ヒーローズ』(新人公演:アントニー)、『散る花よ、風の囁きを聞け』(想太郎)、『グッバイ・ペパーミントナイト!』(ルイス・カーナビー・ジュニア)
  • 1987年:『遙かなる旅路の果てに/ショー・アップ・ショー』(マイスキー少尉、新人公演:サビーニン)、『あの日薔薇一輪/ザ・レビュースコープ』(ジェイムズ)
  • 1988年:『ベルベット・カラー』(ヌフ)、『キス・ミー・ケイト』(ジョー)、『春ふたたび/フォーエバー!タカラヅカ』(与五)
  • 1989年:『会議は踊る』(フランツ)、『硬派・坂本竜馬!』(坂本竜馬、初主演)、『ロマノフの宝石/ジタン・デ・ジタン』(セザール)
  • 1991年:『春の風を君に…/ザ・フラッシュ!』(竜童)、『ヴェネチアの紋章/ジャンクション24』(ヴィットリオ)
  • 1992年:『心の旅路/ファンシー・タッチ』(ハリスン)、『小さな花がひらいた』(くろ)、『スパルタカス』(サビヌス)
  • 1993年:『ベイ・シティ・ブルース/イッツ・ア・ラブ・ストーリー』(レオナード)、『アップル・ツリー 〜三つの愛の物語〜』(アダムほか、主演)、『メランコリック・ジゴロ』(スタン)
  • 1994年:『風と共に去りぬ』(レット・バトラー、雪組特別出演)、『ブラック・ジャック 危険な賭け/火の鳥』(ブラック・ジャック)、『冬の嵐、ペテルブルグに死す』(アンドレ)
  • 1995年:『エデンの東/ダンディズム!』(キャル・トラスク、トップ就任お披露目)、『紅はこべ/メガ・ヴィジョン』(パーシー)、『哀しみのコルドバ』(リカルド・ロメロ)、『花は花なり/ハイペリオン』(花若)
  • 1996年:『失われた楽園/サザンクロス・レビュー』(アーサー・コクラン)
  • 1997年:『風と共に去りぬ』(レット・バトラー、全国ツアー)、『ザッツ・レビュー』(春風泰平)、『ブルー・スワン』(アレックス)
  • 1998年:『SPEAKEASY/スナイパー』(マック・ザ・ナイフ、退団公演)

主な舞台(退団後)

  • 1999年:『big 〜夢はかなう〜』
  • 2002年:ダンス・アクト・シリーズvol.2「スターダスト in 上海」
  • 2003年:『涙の温度』
  • 2004年:『CABARET』、真矢みきディナーショー
  • 2006年:『小鹿物語』
  • 2008年:『正しいオトナたち』(主演)
  • 2016年:『ドラマティック古事記〜神々の愛の物語〜』(夫婦共演)
  • 2019年:『正しいオトナたち』(再演、主演)
  • 2024年:『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』

主なテレビドラマ

  • 2003年:『てるてる家族』(NHK) – 室井秋子役
  • 2006年:『アンフェア』(フジテレビ) – 雪平夏見役
  • 2007年:『華麗なる一族』(TBS) – 浅野妙子役
  • 2009年:『小公女セイラ』(TBS) – ミンチン先生役
  • 2010年:『ハガネの女』(日本テレビ) – 柴田真知子役
  • 2013年:『ハゲタカ』(テレビ朝日) – 相馬直美役
  • 2015年:『オトナ女子』(フジテレビ) – 城山律子役
  • 2017年:『ご相談はうらかんですね』(テレビ東京) – うららか役
  • 2019年:『さくらの親子丼』(東海テレビ) – さくら役(主演)
  • 2021年:『プロミス・シンデレラ』(TBS) – 氷室京子役
  • 2023年:『どうする家康』(NHK大河ドラマ) – 巴役

主な映画

  • 2003年:『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』 – 沖田仁美役
  • 2006年:『亡国のイージス』 – 沖田仁美役
  • 2007年:『アンフェア the movie』 – 雪平夏見役
  • 2010年:『ハゲタカ』 – 相馬直美役
  • 2012年:『奇跡のホスピス』主演、愛親病院のホスピス病棟で働く看護師・田辺礼子役
  • 2015年:『黒蜥蜴』 – 黒蜥蜴役
  • 2024年:『室井慎次 生き続ける者』 – 沖田仁美役

これらの作品を通じて、真矢ミキは男役の凛々しさから女性らしい繊細さまで、幅広い演技で観客を魅了してきました。

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洋画好き(字幕派)。だいたいU-NEXTかNetflixで、妻と2匹の猫と一緒にサスペンスやスリラーを観ています。詳細は名前をクリックしてください。猫ブログ「碧眼のルル」も運営。

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