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ミン・ナ

ミン・ナ(ミンナ・ウェン、英語: Ming-Na Wen、中国語: 溫明娜)はマカオ出身のアメリカの女優・声優。『ムーラン』の声優や『エージェント・オブ・シールド』のメリンダ・メイ役で知られる。カーネギーメロン大学卒で、映画・ドラマ・アニメで幅広く活躍。

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プロフィール

  • 生年月日:1963年11月20日(61歳)
  • 出生地:ポルトガル領マカオ
  • 国籍:米国
  • 職業:女優
  • 活動期間:1992年〜
  • 配偶者:カーク・アネス(1990年〜1993年)、エリック・マイケル・ジー(1995年〜)
  • 公式サイト:ming-na.com

生い立ち・教育

ミン・ナは1963年11月20日、当時ポルトガル領であったマカオのコロアネ島に生まれました。幼少期に両親が離婚し、母親と共に香港に移住。その後、4歳の時に母親が再婚し、家族でアメリカ合衆国に移り住みました。この移住により、彼女はアメリカ国籍を取得し、香港系アメリカ人として育ちました。幼少期から多文化的な環境で育ったことが、彼女の国際的な感性や演技へのアプローチに影響を与えたと言えるでしょう。

アメリカでは、ピッツバーグで育ち、そこで演技への興味を深めました。彼女はカーネギーメロン大学に進学し、演劇を専攻。同大学は演劇教育で名高い名門校であり、ミン・ナはここで演技の基礎を徹底的に学び、舞台やスクリーンでの表現力を磨きました。大学卒業後、彼女は本名のミンナ・ウェン(Ming-Na Wen)で女優としてのキャリアをスタートさせました。厳格な教育環境での学びが、後の多岐にわたる役柄への適応力の基盤となりました。

経歴

ミン・ナの女優としてのキャリアは1992年から本格的に始まり、以来、映画、テレビドラマ、アニメ、ビデオゲームと幅広い分野で活躍しています。初期の注目作として、1993年の映画『ジョイ・ラック・クラブ』でのジューン役があります。この作品は、アジア系アメリカ人の家族の物語を描いた感動作で、彼女の繊細な演技が評価されました。また、1994年の『ストリートファイター』ではチュンリー(春麗)役を演じ、アクション映画での存在感を示しました。

彼女のキャリアの転機となったのは、1998年のディズニーアニメーション映画『ムーラン』でのムーラン役です。この声優としての仕事は、彼女に国際的な名声をもたらし、アニー賞の声優個人審査員賞女性部門を受賞するなど高い評価を受けました。その後も『ムーラン2』(2004年)や『シュガー・ラッシュ:オンライン』(2018年)でムーラン役を再演し、ディズニー作品との強い結びつきを築いています。『ムーラン』の実写版(2020年)ではカメオ出演も果たしました。

TV番組では、『ER緊急救命室』(1995年~2004年)でジン・メイ・チェン役を演じ、計118話に出演。医療ドラマでの長期間の出演は、彼女の安定した演技力を証明しました。また、マーベル作品『エージェント・オブ・シールド』(2013年~2020年)では、メリンダ・メイ役で計134話に出演。アクションとドラマを融合させたこの役柄で、彼女は新たなファン層を獲得しました。さらに、『マンダロリアン』(2019年~2020年)や『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』(2021年~2022年)でフェネック・シャンド役を演じ、スター・ウォーズシリーズにも進出。声優としても『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』(2021年)で同役を務めています。

アニメやゲームでも活躍し、『ファイナルファンタジー:The Spirits Within』(2001年)や『キングダム ハーツII』(2005年)で声優を務めました。また、『ちいさなプリンセス ソフィア』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』など、子供向けアニメでの声の出演も多く、幅広い世代に愛される存在となっています。2025年には『ベスト・キッド:レジェンズ』での出演が予定されており、彼女のキャリアは今なお進化を続けています。

私生活

ミン・ナの私生活では、2度の結婚と子育てが注目されます。1990年に脚本家のカーク・アネスと結婚しましたが、1993年に離婚。1995年に俳優で脚本家のエリック・マイケル・ジーと再婚し、現在も夫婦関係を続けています。この結婚を機に、芸名をミンナ・ウェンからミン・ナに変更しました。2000年に長女ミカエラ、2005年に長男クーパー・ドミニクを出産し、2児の母として家庭を大切にしています。忙しい女優業の傍ら、子育てとキャリアを両立させる姿は、多くのファンにとって共感を呼んでいます。

彼女は自身のルーツである香港やマカオの文化にも誇りを持ち、SNSを通じてファンと積極的に交流。公式ウェブサイト(ming-na.com)やX、Instagramなどのプラットフォームで、仕事や私生活の様子をシェアしています。特に、香港系アメリカ人としてのアイデンティティを大切にしており、アジア系俳優の活躍を後押しする発言も多く見られます。彼女の温かみのある人柄とプロフェッショナリズムは、共演者やファンから高く評価されています。

主な出演作品

  • 映画『ジョイ・ラック・クラブ』(1993年、ジューン役)
  • 映画『ストリートファイター』(1994年、チュンリー役)
  • 映画『ムーラン』(1998年、ムーラン役、声の出演、アニー賞受賞)
  • 映画『ファイナルファンタジー:The Spirits Within』(2001年、アキ・ロス博士役、声の出演)
  • 映画『ムーラン2』(2004年、ムーラン役、声の出演)
  • 映画『PUSH 光と闇の能力者』(2009年、エミリー・ウー役)
  • 映画『シュガー・ラッシュ:オンライン』(2018年、ムーラン役、声の出演)
  • 映画『ムーラン』(2020年、カメオ出演)
  • 映画『ベスト・キッド:レジェンズ』(2025年、リーの母親役、ポストプロダクション)
  • テレビドラマ『ER緊急救命室』(1995年~2004年、ジン・メイ・チェン役、計118話)
  • テレビドラマ『エージェント・オブ・シールド』(2013年~2020年、メリンダ・メイ役、計134話)
  • テレビドラマ『マンダロリアン』(2019年~2020年、フェネック・シャンド役、計4話)
  • テレビドラマ『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』(2021年~2022年、フェネック・シャンド役、メイン)
  • アニメ『ちいさなプリンセス ソフィア』(2014年、ムーラン役、声の出演)
  • アニメ『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』(2021年、フェネック・シャンド役、声の出演、計2話)
  • アニメ『Yasuke -ヤスケ-』(2021年、夏丸役、声の出演)
  • コンピュータゲーム『キングダム ハーツII』(2005年、声の出演)

まとめ

ミン・ナはその多才な演技力と魅力的な声で、映画、テレビ、アニメ、ゲームと多岐にわたり活躍し続けています。彼女のキャリアは、アジア系アメリカ人女優としてのパイオニア的な存在感を示しており、今後の活躍も大いに期待されます。

レビュー 作品の感想や女優への思い

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