ニーナ・ドブレフ

ニーナ・ドブレフ（Nina Dobrev）は、カナダ出身の女優で、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のエレナ・ギルバート役で知られています。1989年1月9日生まれ、ブルガリア系。アクションやコメディ映画にも出演し、多才な才能を発揮しています。

プロフィール
生い立ち・教育
経歴
私生活
出演作品
まとめ

プロフィール

名前：ニーナ・ドブレフ（Nina Dobrev）
本名：ニコリーナ・カメノヴァ・ドブレヴァ（Николина Каменова Добрева）
生年月日：1989年1月9日（36歳）
出生地：ブルガリア・ソフィア
国籍：ブルガリア・カナダ
職業：女優・モデル
ジャンル：TV・映画
活動期間：2006年〜現在
SNSサイト：Instagram

生い立ち・教育

ニーナ・ドブレフ（Nina Dobrev）は、1989年1月9日にブルガリアのソフィアで生まれました。父親のコンスタンティン・ドブレフはコンピュータ専門家、母親のミカエラ・ドブレフはアーティストで、ニーナは兄のアレクサンダーとともに育ちました。彼女が2歳の時に家族はカナダのオンタリオ州トロントに移住し、そこで幼少期を過ごしました。ブルガリア系カナダ人としてのアイデンティティを持ち、英語とブルガリア語を流暢に話します。

幼少期から芸術に興味を示し、4歳でバレエとジャズダンスを始め、後に演劇にも関心を抱きました。トロントのJ.B.タイレル公立学校やウェックスフォード芸術学校で学び、演技、ダンス、音楽を習得。特にウェックスフォードでは演劇プログラムに参加し、舞台経験を積みました。その後、ライアソン大学の社会学専攻に進学しましたが、女優業に専念するため中退。子役としてコマーシャルやオーディションに参加しながら、演技のスキルを磨きました。彼女の多文化的な背景と芸術への情熱が、キャリアの基盤を形成しました。

経歴

ニーナ・ドブレフのキャリアは、2006年にカナダのティーン・ドラマ『Degrassi: The Next Generation』でミア・ジョーンズ役を演じたことから本格的に始まりました。この役で、シングルマザーとして奮闘する高校生を演じ、若年層の視聴者から注目を集めました。彼女のブレイクは、2009年から2017年まで放送されたCWの人気ドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』でのエレナ・ギルバート役です。この番組では、キャサリン・ピアースなど複数の役を演じ分け、演技力が高く評価され、ティーン・チョイス・アワードを複数受賞しました。2015年にシーズン6で降板しましたが、2017年の最終回にゲスト出演し、ファンを喜ばせました。

映画では、2011年の『アリーナ』でアクションジャンルに挑戦し、2012年の『ウォールフラワー』でキャンディス役を演じ、青春映画での繊細な演技が好評でした。2014年のコメディ『Let’s Be Cops』ではユーモラスな役柄を、2017年の『フラットライナーズ』ではリメイク版の医療スリラーで主演を務めました。2021年のNetflix映画『ラブ・ハード』ではロマンティックコメディの主役を演じ、新たなファン層を獲得。2023年の『The Out-Laws』ではアクション・コメディで存在感を示しました。

ニーナはTVや映画以外でも活躍し、2020年に『Workaholics』のキャストと共同でコメディパイロットを制作するなど、プロデューサーとしての活動も始めています。また、フィットネスや健康にも関心が高く、ヨガやワークアウトをSNSで共有し、ライフスタイルインフルエンサーとしても影響力を持っています。IMDbによると、彼女は40以上のプロジェクトに出演し、多ジャンルで活躍する女優としての地位を確立しています。

私生活

Inside Nina Dobrev's 1920's Spanish-Style Home | Open Door | Architectural Digest

Today Architectural Digest brings you to West Hollywood to tour Nina Dobrev’s stunning Spanish-style home. Dobrev, who i...

ニーナ・ドブレフは私生活を比較的オープンにしつつも、プライバシーを大切にしています。『ヴァンパイア・ダイアリーズ』で共演したイアン・サマーハルダーとの交際（2010年～2013年）が広く知られ、破局後も友好的な関係を維持しています。2019年からオリンピック金メダリストのショーン・ホワイトと交際し、2022年に婚約を発表。2人は旅行やアウトドア活動を共に楽しむ姿をSNSで公開し、ファンから愛されています。

ニーナは慈善活動にも積極的で、動物愛護や環境保護を支持。2011年に「Free The Children」キャンペーンに参加し、ケニアで学校建設を支援しました。また、乳がん啓発活動やLGBTQ+の権利支援にも関与。趣味はロッククライミング、サーフィン、ヨガで、アクティブなライフスタイルを維持。ブルガリアのルーツを誇りに思い、家族との時間を大切にしています。トロントとロサンゼルスを拠点に生活し、ペットの犬マーベリックを溺愛していることも知られています。

出演作品

以下はニーナ・ドブレフの主な出演作品です。

TV

Degrassi: The Next Generation（2006-2009年）：ミア・ジョーンズ役。ティーンドラマでブレイク。
ヴァンパイア・ダイアリーズ（ヴァンパイア・ダイアリーズ、2009-2017年）：エレナ・ギルバート／キャサリン・ピアース役。主演で世界的知名度を獲得。
Fam（2019年）：クレム役。CBSのシットコム。

映画

クロエ（2009年）：アンナ役。ドラマ映画で脇役。
アリーナ（2011年）：ローリ役。アクションスリラー。
ウォールフラワー（2012年）：キャンディス役。青春ドラマ。
Let’s Be Cops（2014年）：ジョシー役。アクション・コメディ。
フラットライナーズ（2017年）：マーシー役。SFスリラーのリメイク。
xXx: Return of Xander Cage（2017年）：ベッキー役。ヴィン・ディーゼルと共演。
Dog Days（2018年）：エリザベス役。ロマンティック・コメディ。
ラブ・ハード（2021年）：ナタリー・バウアー役。Netflixのロマコメ。
The Out-Laws（2023年）：パーカー・マクダーモット役。アクションコメディ。

その他

Never Cry Werewolf（2008年）：TV映画で主演。
声優：『The Super Hero Squad Show』（2009年）で声の出演。
MV：ドレイクの「I’m Upset」（2018年）に出演。

まとめ

ニーナ・ドブレフは、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』での成功を皮切りに、ドラマ、アクション、コメディと幅広いジャンルで活躍する女優です。ブルガリア系カナダ人としてのルーツをもち、ダンスや演劇で培った才能を活かし、国際的なスターとなりました。私生活では慈善活動やアクティブなライフスタイルで知られ、今後のさらなる活躍が期待されます。