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情愛中毒

「見どころ」にPR表現を含みます。
ソン・スンホンが初のベッドシーンに挑んだスキャンダラスなラブストーリー。

『情愛中毒』(原題:인간중독)は、2014年公開の韓国映画。ベトナム戦争末期の1969年を舞台に、エリート軍人と部下の妻が織りなす禁断の愛を描く官能的ラブストーリー。ソン・スンホンとイム・ジヨンの大胆な演技、1960年代の優雅な美術が話題に。R18+指定、132分。

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基本情報

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見どころ

純情男の代名詞だったソン・スンホンが、部下の妻との情事に溺れる男というイメージを覆す役柄に挑戦。大胆な露出と過激なベッドシーンでセクシーな大人の魅力を披露する。

女優の活躍

『情愛中毒』では、女優イム・ジヨンとチョ・ヨジョンが際立った活躍を見せ、作品に深い情感と緊張感を加えています。

イム・ジヨン(チョン・ガフン役)

イム・ジヨンは本作で映画デビューを果たし、謎めいた雰囲気を持つ部下の妻、チョン・ガフンを演じました。彼女の演技は、抑圧された内面と情熱的な恋心の間で揺れ動く複雑な女性像を見事に表現。ガフンは夫との冷めた関係や過去の秘密を抱えつつ、ジンピョンとの禁断の愛に身を投じる役どころで、イム・ジヨンの繊細かつ大胆な演技が光ります。特に、感情が爆発するシーンや情熱的なラブシーンでは、彼女の新人とは思えない存在感が際立ち、2014年の大鐘賞や韓国映画評論家協会賞で新人女優賞を受賞するなど高評価を得ました。後年、『ザ・グローリー』でさらなるブレイクを果たした彼女ですが、本作での体当たりの演技はキャリアの重要な一歩となりました。

チョ・ヨジョン(イ・スクジン役)

チョ・ヨジョンは、主人公キム・ジンピョンの妻イ・スクジンを演じ、気品ある軍人の妻として物語に重厚感を与えています。スクジンは夫の出世を支える野心的な女性でありながら、夫婦間に愛が欠けている複雑な心情を表現。チョ・ヨジョンは、上流階級の優雅さと内面の孤独を巧みに演じ分け、特に軍人妻たちの社交場でのマウントの取り合いや、夫の不倫を知った後の感情的なシーンで圧倒的な演技力を発揮しました。彼女の演技は作品の緊張感を高め、2014年の韓国映画評論家協会賞と今年の映画賞で助演女優賞を受賞するなど称賛されました。『パラサイト 半地下の家族』での演技でも知られる彼女ですが、本作でもその美貌と演技力で観客を魅了しています。

女優の衣装・化粧・髪型

本作の舞台が1969年の韓国軍官舎という設定のため、衣装や化粧、髪型は当時の上流階級の雰囲気を反映し、クラシカルで品格あるスタイルが特徴です。

イム・ジヨン(チョン・ガフン)

ガフンの衣装は、1960年代のモダンなドレスが中心で、彼女の謎めいた魅力を強調しています。淡い色調のワンピースや、体のラインを際立たせるタイトなドレスが多く、シンプルながら女性らしいシルエットが印象的。特に、ピクニックシーンでの軽やかなドレスは、彼女の儚げな美しさを引き立て、物語のロマンティックな雰囲気を高めています。化粧はナチュラルで、薄いファンデーションに控えめなアイメイクと赤みを帯びたリップが、彼女の清純さと情熱を両立させています。髪型は、ゆるやかなウェーブのかかったミディアムヘアで、時代感を保ちつつ現代的な魅力も感じさせるスタイル。視聴者からは「スタイルが半端ない」「ガフンかわいい」との声も上がり、彼女のビジュアルが作品の魅力の一つとなっています。

チョ・ヨジョン(イ・スクジン)

スクジンの衣装は、軍人の妻として格式高い地位を象徴するエレガントなスタイル。クラシカルなツーピーススーツや、ウエストを強調したドレッシーなワンピースが多用され、1960年代の上流階級の女性らしい気品を表現しています。彼女の衣装は、軍人妻たちの社交シーンで特に際立ち、華やかな色彩とモダンなデザインが特徴。化粧は、しっかりとしたアイラインと鮮やかなリップで、自信と威厳を強調。髪型は、アップスタイルや整ったボブで、時代感と彼女の強いキャラクターを反映しています。視聴者からは「謎メガネで隠しきれない美しさ」「妙に色気を感じる」と、彼女の洗練されたビジュアルが高く評価されました。

全体として、衣装や美術は1960年代の趣を忠実に再現し、モダンかつクラシカルな美学が作品の雰囲気を高めています。鳥籠が並ぶパティオや音楽喫茶の内装、LPレコードが並ぶシーンなども、視覚的な魅力として注目されました。

あらすじ

1969年、ベトナム戦争末期の韓国。軍の教育隊長キム・ジンピョン大佐(ソン・スンホン)は、戦場での功績により英雄として称賛され、上官の娘イ・スクジン(チョ・ヨジョン)と結婚しエリート街道を歩んでいた。しかし、夫婦間には愛がなく、スクジンは夫の出世を支えることに執着する日々。ある日、ジンピョンの忠実な部下キョン・ウジン大尉(オン・ジュワン)とその妻チョン・ガフン(イム・ジヨン)が同じ軍官舎に引っ越してくる。ガフンは謎めいた雰囲気と過去の秘密を抱え、夫との関係も冷め切っている。ジンピョンはガフンに一目で惹かれ、彼女もまたジンピョンの一途な想いに心を動かされる。理性では抑えきれぬ激しい恋心に突き動かされた二人は、禁断の関係に踏み込んでしまう。誰にも言えないスキャンダルが始まり、ジンピョンはソウルへの栄転の辞令を受けるが、ガフンへの愛は彼を破滅へと導いていく。許されない愛の果てに待つ結末とは何か。

解説

『情愛中毒』は、ベトナム戦争末期の韓国を背景に、不倫というタブーをテーマにした官能的かつ悲劇的なラブストーリーです。監督キム・デウは、『恋の罠』(2006年)や『春香秘伝 The Servant』(2010年)で培ったエロティックな演出を本作でも発揮。1969年の軍官舎という閉鎖的な空間を舞台に、抑圧された欲望と純粋な愛の葛藤を描き出します。ソン・スンホンの大胆なベッドシーンは、彼のこれまでの「純情男」イメージを覆す挑戦として話題となり、韓国では19禁指定ながら公開初週に『GODZILLAゴジラ』などを抑え観客動員1位を記録しました。

物語は、不倫の代償と男女の愛の違いを浮き彫りにし、特に男性の一途さと女性の現実的な選択の対比が観客に深い印象を与えます。ジンピョンの破滅的な行動は「男のメンヘラ」とも評され、切ない結末が多くのレビューで語られています。美術や音楽も高く評価され、LPレコードが並ぶ音楽喫茶やクラシカルな軍服、モダンなドレスが1960年代の雰囲気を再現。イ・ジェジンの音楽は、物語の情感を一層引き立てます。

一方、邦題『情愛中毒』に対しては、原題『人間中毒』の方がテーマの本質を捉えているとの批判も。レビュアーからは「バカな邦題が台無しにしている」との声もあり、原題が人間の執着や依存を強調するのに対し、邦題は情愛に焦点を当てすぎているとの指摘があります。それでも、ソン・スンホンとイム・ジヨンの化学反応、チョ・ヨジョンの助演が織りなす三角関係は、観客を引き込む力を持っています。

キャスト

  • キム・ジンピョン:ソン・スンホン(エリート軍人、ガフンとの禁断の愛に溺れる)
  • チョン・ガフン:イム・ジヨン(ウジンの妻、謎めいた魅力でジンピョンを惹きつける)
  • イ・スクジン:チョ・ヨジョン(ジンピョンの妻、野心的な軍人の妻)
  • キョン・ウジン:オン・ジュワン(ジンピョンの部下、ガフンの支配的な夫)
  • 脇役にユ・ヘジン、ペ・ソンウ(アドバイス役の脇役として存在感を発揮)など

スタッフ

  • 監督・脚本:キム・デウ(『恋の罠』『春香秘伝 The Servant』)
  • 脚本:オ・テギョン
  • 撮影:ピョン・ボンソン(『テロ, ライブ』)
  • 音楽:イ・ジェジン
  • 製作:NEXT ENTERTAINMENT WORLD Inc. & IRON PACKAGE
  • 配給:クロックワークス(日本公開)

まとめ

『情愛中毒』は、ソン・スンホンとイム・ジヨンの情熱的な演技、チョ・ヨジョンの助演、1960年代の美しい美術と衣装が融合した、官能的で切ないラブストーリーです。禁断の愛の破滅的な結末と、時代背景を活かした演出が観客を引き込みます。イム・ジヨンのデビュー作としての鮮烈な印象と、チョ・ヨジョンの気品ある演技は特に見どころ。R18+指定の濃密なシーンと深い人間ドラマが、観る者を惹きつけて離しません。

レビュー 作品の感想や女優への思い

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