ペギー・リプトン

マーガレット・アン・“ペギー”・リプトンは米国のモデル、女優、歌手。

1960年代の人気テレビ番組に多数出演した後、犯罪ドラマ『モッズ特捜隊』（1968〜1973年）の花形役ジュリー・バーンズを演じ、1970年のゴールデングローブ賞主演女優賞（テレビシリーズドラマ部門）を受賞しました。

『モッズ特捜隊』の後、ペギーはミュージシャンのクインシー・ジョーンズと結婚し、15年間女優業を休止。1988年に女優業に復帰し、デヴィッド・リンチ監督の『ツイン・ピークス』のノーマ・ジェニングスをはじめ、多くのTVドラマに出演しました。

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ペギー・リプトン

• ペギー・リプトン（Peggy Lipton）
• 本名：マーガレット・アン・リプトン
• 生年月日：1946年8月30日（78歳）
• 出身地：米国ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン
• 没年月日：2019年5月11日（享年72歳）
• 死没地：米国カリフォルニア州ロサンゼルス
• 職業：女優、モデル、歌手
• 活動期間：1964〜2017年
• 身長：168cm
• 配偶者：クインシー・ジョーンズ（1974年結婚、1989年離婚）
• 子供：キダダ・ジョーンズ、ラシダ・ジョーンズ
• 父：ハロルド・リプトン

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ファム・ファタル

もともと可愛いうえ恋多き女優で、年齢とともに肉と垢が落ちて、すらっとした超絶美熟女。

Peggy Lipton

Peggy Lipton and Rashida Jones

m.imdb.com

Peggy Lipton

Peggy Lipton

m.imdb.com

生い立ち

ペギー・リプトンの名で知られるマーガレット・アン・リプトンは、1946年8月30日、アーティストのリタ・ベンソンと企業弁護士のハロルド・リプトンの娘として、ニューヨークの上流中産階級のユダヤ人家庭に生まれました。

父方の祖父母（リプシッツ姓）はロシアからのユダヤ人移民で、母はラトビア出身のユダヤ人の両親のもとアイルランドのダブリンで生まれました。兄弟は俳優となったロバートとケネス。

叔父から性的虐待を受けたペギーは、神経質で引っ込み思案な子供で、自分の名前を言えないこともあるほど重度の吃音でした。1964年、一家はロサンゼルスに移り住み、リプトンは瞑想とヨガを探求する「トパンガ・キャニオン・ヒッピー」と呼ばれるようになりました。

経歴

モデルと女優

ペギー・リプトンの父親はニューヨークで最初のモデルの仕事を斡旋し、母親は演技のレッスンを受けるよう勧めました。15歳でフォード・エージェンシーのモデルとなり、初期のキャリアを成功さ。

1964年に家族とともにロサンゼルスに引っ越した後、ペギーはユニバーサル・ピクチャーズと契約。19歳でNBCのシットコム『ジョン・フォーサイス・ショー』（1965年）でTVデビュー。1965年から1968年にかけて、『Bewitched』『バージニアン』『The Invaders』『The Road West』『The F.B.I.』『アルフレッド・ヒッチコック・アワー』『ミスター・ノヴァック』のエピソードに出演。

ペギーは『モッズ特捜隊』にロサンゼルスの潜入捜査「ヒッピー警官」トリオの一人として出演。デヴィッド・ハッチングスが書いているように、「翼の折れたカナリア 」ジュリー・バーンズを演じた彼女は、在任中にエミー賞に4回、ゴールデングローブ賞に4回ノミネートされました。1971年にはゴールデングローブ賞ドラマ部門主演女優賞を受賞。

細身でストレートのアッシュブロンド・ロングヘア、ミニスカート、ベルボトム、ラブビーズを身にまとったペギーのジュリー・バーンズは、ファッションアイコンとなり、当時のヒップな 「イットガール 」となりました。

『モッズ特捜隊』の後、ペギーは15年間フルタイムの女優業をしていません。1988年3月、ABCのTV映画『私の彼は結婚詐欺師』の主演としてTVに復帰。やがてデヴィッド・リンチのTVシリーズ『ツイン・ピークス』（1990～1991年）のノーマ・ジェニングス役で大きな注目を集め、その後も『クラッシュ』や『Popular』など多くのTV番組にレギュラー出演。

2017年には『ツイン・ピークス』リバイバル版でノーマ・ジェニングス役を再演。また同年、『Angie Tribeca』のエピソードに、娘のラシダ・ジョーンズが演じるタイトル・キャラクターの母親役で出演しました。

歌手

ペギー・リプトンのシングルのうち3曲がビルボード・チャートにランクインしました。「Stoney End」「Lu」「Wear Your Love Like Heaven」の3曲です。

ペギーは夫のクインシー・ジョーンズ、アランとマリリン・バーグマンとともに、1984年のフランク・シナトラのヒット曲「L.A. Is My Lady」を共作しています。

私生活

ペギー・リプトンは一時、エルビス・プレスリーやポール・マッカートニーと交際していました。

18歳のとき、鬱を和らげようとドラッグを使いはじめました。

1974年にミュージシャンでプロデューサーのクインシー・ジョーンズと結婚してからは、家庭に専念するため女優業を休止（1979年のテレビ映画『The Return of the Mod Squad』は例外）。夫妻はキダダとラシダという2人の娘をもうけ、2人とも女優になりました。リプトンとジョーンズは1986年に別居し、1989年に離婚。

彼女は生涯、民主党党員でした。

死去

2004年に大腸がんと診断されたペギー・リプトンは、2019年5月11日、ロサンゼルスにて72歳で死去。

出演作品

映画

TV

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2023.11.10