2019年頃でしたか、大阪市住吉区我孫子の家庭的なフランス料理店「マ ブラッスリー プレフェレ」に行ったことがあって、ほんわか家庭料理風のフレンチ。トイレにはエッフェル塔や凱旋門をテーマにしたポストカードがいくつも貼ってあってオシャレでした。
一目惚れしたのが、下に載せた写真です。
エッフェル塔(ピエール・ブーラ撮影)
- 作者:ピエール・ブーラ(Pierre Boulat)
- 題名:エッフェル塔
- 撮影年:1993年
- 撮影地:仏国パリ市
- ジャンル:写真
- 製作:銀塩写真
- サイズ:36.4 x 26.5 cm

ピエール・ブーラ(Pierre Boulat)、題名:エッフェル塔、撮影年:1993年
作品との出会い
ピエール・ブーラが1993年に撮影した「エッフェル塔」。私のような脚足フェチと靴フェチが混ざっている人間にはストンと腑に落ちてしまう作品。
この写真に惚れたので、当時、帰宅してからカメラマンが誰なのかを調べたところ、仏国の写真家ピエール・ブーラでした。どこかで聞いたことがあると思って、姉妹サイトのモードの世紀を調べたら、アンドレ・クレージュがアメリカの雑誌「ライフ」に載せた、私が一番好きなファッション写真「黄色のストラップ・ガール」の写真家でした。
何気なく一目ぼれした2つの作品の作者が共通していることに驚きました。いずれ写真集かポストカードを集めたいなぁと思います。
解説
この作品は、エッフェル塔を模して、ハイヒール・シューズ(ピンヒール・シューズ)を履いた女性が上半身を前方に屈めて、股下にエッフェル塔が来るように配置した写真。1993年の作品です。脚足の曲線美とエッフェル塔の曲線美がパラレルに写されいて見事です。
この写真は、ハイヒールを履いて、前景で脚を広げて立っている人を特徴としています。仏国パリのエッフェル塔が背景に見え、人物の脚間の中央に配置されています。遠近法は、エッフェル塔が人の足で囲まれているように見えるような錯覚を引き起こします。場面は、エッフェル塔に通じる草や木々が側面に並ぶオープンエリアに設定。被写体の前方に上空が広がり、 雲がいくつかあります。
レビュー 作品の感想や女優への思い