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降霊会 血塗られた女子寮

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『降霊会 血塗られた女子寮』(原題:Seance)は2020年製作の米国のホラー・サスペンス映画。全寮制女子高校を舞台に、降霊会をきっかけに次々と起こる恐怖を描く。監督はサイモン・バレット、主演はスキ・ウォーターハウス。92分、R15+指定。

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基本情報

  • 邦題:降霊会 血塗られた女子寮
  • 原題:Seance
  • 公開年:2020年
  • 製作国:米国
  • 上映時間:92分
  • ジャンル:ホラー、ミステリー
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見どころ

『ゴジラvsコング』のアダム・ウィンガードが製作総指揮を担当。数々の有名ブランドでモデルを務めるファッションアイコン、スキ・ウォーターハウスの恐怖演技にも注目。

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あらすじ

全寮制のエデルヴァイン女子高校では、過去に自殺した生徒の霊が徘徊するという噂が流れていました。ある夜、人気者のアリス率いるグループが、クラスメイトのケリーを怖がらせるため、偽の降霊会を仕掛けます。しかし、ケリーは恐怖のあまり寮の窓から転落死してしまいます。事件後、新たに転入してきたカミール・メドウズ(スキ・ウォーターハウス)がケリーの部屋を引き継ぎます。カミールはアリスたちに目をつけられ、彼女たちから再び降霊会に誘われます。悪ふざけのつもりだった儀式の後、参加した生徒たちが次々と凄惨な死を遂げていきます。カミールは、連続する事件の真相を突き止めるため、学園にまつわる噂や過去の出来事を調べ始めます。果たして、これらの死は霊の呪いによるものなのか、それとも別の真実が隠されているのか。物語はホラーからサスペンス、ミステリーへと展開し、意外な結末へと向かいます。

女優の活躍

主演のスキ・ウォーターハウスは、カミール・メドウズ役として本作で際立った存在感を発揮しています。彼女はバレンシアガやバーバリーなどの有名ブランドのモデルとして知られ、『名探偵ピカチュウ』や『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』での演技経験を活かし、本作ではホラー映画のヒロインとして新たな一面を見せました。カミールは気丈で行動力のあるキャラクターで、スキは恐怖に立ち向かう強い女性像を説得力を持って演じています。特に、後半のアクションシーンや感情的な場面では、彼女の表現力が光り、観客を引き込むパフォーマンスを見せました。

共演のマディセン・ベイティは、アリス役としてスクールカーストの頂点に立つ冷酷なリーダーを演じ、物語の緊張感を高めています。エラ=レイ・スミス、イナンナ・サーキスステファニー・サイたちも、それぞれ個性的な女子生徒役で物語に彩りを添え、若手女優たちのフレッシュな演技が本作の魅力の一つとなっています。彼女たちの友情や対立、恐怖に怯える姿は、女子高校生のリアルな感情を捉えており、ホラー要素と青春ドラマのバランスを上手く表現しています。

女優の衣装・化粧・髪型

本作『降霊会 血塗られた女子寮』の舞台である全寮制女子高校の設定を反映し、女優たちの衣装は主に制服が中心です。エデルヴァイン高校の制服は、クラシックなデザインのブレザー、チェック柄のスカート、白いシャツにネクタイという伝統的なスタイルで、清楚でありながらもどこか不気味な雰囲気を醸し出しています。

スキ・ウォーターハウス演じるカミールは、制服を少しカジュアルに着崩すことで、彼女の反抗的な性格を表現。たとえば、ネクタイを緩めに結んだり、シャツの裾を出すことで、他の生徒とは異なる個性を際立たせています。

一方、アリス役のマディセン・ベイティは、制服を完璧に着こなし、アクセサリーやヘアスタイルでリーダーらしい洗練された印象を与えています。化粧は、女子高生らしいナチュラルメイクが基本で、薄いファンデーションと控えめなリップが用いられ、ホラー映画特有の血糊や傷メイクが後半で効果的に登場します。髪型に関しては、カミールのロングでややウェーブのかかった髪は、彼女のタフで自由奔放な性格を反映。アリスはきっちりとしたアップスタイルやポニーテールで、統率力のあるキャラクターを強調しています。

その他の生徒たちも、個々の性格に合わせたヘアスタイル(ルーズな編み込みやショートカットなど)が採用され、視覚的にキャラクターの多様性を表現しています。全体的に、衣装やメイクは青春とホラーの融合を意識したデザインとなっており、視覚的な魅力と共に物語の雰囲気を高めています。

解説

『降霊会 血塗られた女子寮』は、ホラー、サスペンス、ミステリーの要素を融合させた作品で、監督のサイモン・バレットと製作総指揮のアダム・ウィンガードのコンビによる独特のスタイルが特徴です。サイモン・バレットは、『ザ・ゲスト』や『サプライズ』で知られる脚本家であり、本作が初の長編監督作となります。彼の脚本家としての経験が、物語の意外性やテンポの良さに反映されており、単なるホラー映画に留まらない展開が魅力です。

映画は、降霊会という古典的なホラーの題材を用いつつ、観客の予想を裏切るどんでん返しを用意しており、ホラー映画の定型を破る試みが感じられます。批評家の評価は賛否両論で、Rotten Tomatoesでは支持率46%、Metacriticで45/100と平凡な評価に留まっていますが、観客のレビューではテンポの良さや意外性が高く評価されています(Filmarks平均スコア3.0)。特に、女子高校生の友情やカースト、対立といった青春要素がホラーと上手く組み合わさり、単なる怖さだけでなく人間ドラマとしての深みを提供しています。後半のスプラッター描写やアクションシーンは、ホラー映画ファンに満足感を与える一方で、怖さが控えめであるため、ホラー初心者にも親しみやすい作品と言えるでしょう。

製作面では、低予算ながらも効果的なセットデザインや照明が、女子寮の不気味な雰囲気を巧みに演出。音楽も、緊張感を高めるBGMが効果的に使われており、特に降霊会のシーンでは不協和音が恐怖を増幅します。本作は、ホラー映画としてのエンターテインメント性と、青春映画としての感情的な共感を両立させた作品として、独特の地位を築いています。

キャスト

  • スキ・ウォーターハウス(カミール・メドウズ):転校生で、物語の中心となる気丈なヒロイン。
  • マディセン・ベイティ(アリス):学園を牛耳るリーダー格の生徒で、カミールと対立。
  • エラ=レイ・スミス(ヘリナ):カミールに親切な生徒で、寮の案内役。
  • イナンナ・サーキス(ベサニー):アリスのグループの一人で、降霊会に参加。
  • ステファニー・サイ(イヴォンヌ):アリスのグループの一員。
  • マリーナ・スティーブンソン・カー(ランドリー女史):エデルヴァイン高校の校長。
  • シーマス・パターソン(トレバー):校長の息子で、寮の管理人。

スタッフ

  • 監督・脚本:サイモン・バレット(『ザ・ゲスト』『サプライズ』の脚本家で、本作が初監督作)。
  • 製作総指揮:アダム・ウィンガード(『ゴジラvsコング』『ザ・ゲスト』監督)。
  • 製作:ジョン・バーグ、マシュー・ブラッドリー、トーマス・ハム、アイザック・ハミル。
  • 撮影:カリム・フセイン。
  • 編集:ジェイソン・バレンタイン。
  • 音楽:ソーン・ハリデイ。
  • 配給:ハピネットファントム・スタジオ(日本)、RLJE Films(アメリカ)。

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