[PR]年末年始は、観たかったあの作品イッキ見しよう

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け

商品紹介や「見どころ」にPR表現を含みます。

『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』は、2017年にハーヴェイ・ワインスタインの性的加害を暴いたニューヨーク・タイムズの記者、ジョディ・カンターとミーガン・トゥーヒーの実話を基にした伝記ドラマ。

キャリー・マリガンとゾーイ・カザンが主演し、マリア・シュラーダーが監督を務めました。#MeToo運動のきっかけとなった取材過程を描き、女性たちの勇気とジャーナリズムの力を強調します。2022年公開、批評家から高い評価を受けました。

映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』90秒予告/2023年1月13日(金)全国公開
スポンサーリンク
スポンサーリンク

基本情報

  • 邦題:SHE SAID/シー・セッド その名を暴け
  • 原題:She Said
  • 公開年:2022年
  • 製作国・地域:アメリカ
  • 上映時間:135分

U-NEXTで視聴する

Amazonで視聴する

スポンサーリンク

女優の活躍

キャリー・マリガンは、英国出身の女優として数多くの賞を受賞してきました。1985年生まれで、2005年の『プライドと偏見』でデビューし、注目を集めました。その後、2009年の『17歳の肖像』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、BAFTA賞を受賞しました。この作品で彼女の演技力が高く評価され、国際的なキャリアを築くきっかけとなりました。

その活躍は多岐にわたり、2011年の『ドライヴ』ではライアン・ゴズリングと共演し、クールでミステリアスな役柄を演じました。2013年の『華麗なるギャツビー』ではデイジー役を務め、華やかな時代を体現しました。2018年の『ワイルドライフ』では家族の崩壊を描く母親役で、批評家から絶賛されました。また、2020年の『プロミシング・ヤング・ウーマン』では復讐する女性を演じ、再びアカデミー賞にノミネートされました。この作品で彼女はCritics’ Choice Movie Awardを受賞し、強い女性像を確立しました。

さらに、舞台でも活躍しており、2018年の『Girls & Boys』でDrama Desk Awardを受賞しました。2023年の『マエストロ:その音楽と愛と』ではレナード・バーンスタインの妻役を演じ、批評家から称賛されました。彼女のキャリアは、常に多様な役柄に挑戦し、深い感情表現で観客を魅了しています。合計でアカデミー賞3回のノミネートを果たし、英国アカデミー賞やゴールデングローブ賞でも複数受賞しています。

ゾーイ・カザンは、1983年生まれのアメリカ人女優、脚本家、劇作家です。祖父が著名な監督のエリア・カザンという映画一家に育ち、2003年の『Swordswallowers and Thin Men』でデビューしました。2007年の『サヴェージズ』や2008年の『レボリューショナリー・ロード』で注目を集め、家族の複雑な関係を描く役柄を得意とします。

2012年の『ルビー・スパークス』では脚本と主演を兼任し、Independent Spirit Awardにノミネートされました。この作品で彼女の創造性が評価され、ファンタジーと現実を融合させたストーリーテリングが話題となりました。2017年の『ビッグ・シック』では主人公の恋人役を演じ、批評家から絶賛され、Saturn Awardにノミネートされました。また、テレビドラマ『The Plot Against America』でエミー賞にノミネートされ、多様なメディアで活躍しています。

劇作家としても知られ、『Absurd Person Singular』などの戯曲を執筆しています。2018年の『The Ballad of Buster Scruggs』では西部劇のエピソードに出演し、独特のユーモアを披露しました。彼女のキャリアは、演技だけでなく執筆を通じて社会問題を扱うものが多く、フェミニズムの視点が強いです。合計で5回の賞受賞と17回のノミネートを記録しています。

スポンサーリンク

女優の衣装・化粧・髪型

キャリー・マリガンは、本作『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』でミーガン・トゥーヒー役を演じ、記者らしい実務的な衣装を着用しています。主にビジネスカジュアルで、シンプルなブラウスやパンツスーツが多く、取材中の動きやすさを重視したスタイルです。撮影現場ではメイクフリーの自然な姿が多く見られ、日常的なリアリティを表現しています。髪型はショートボブで、短くカットされたスタイルが特徴的です。これにより、プロフェッショナルで集中力のあるイメージを強調しています。

ゾーイ・カザンは、ジョディ・カンター役として、落ち着いたトーンの衣装を選んでいます。スカートやシャツの組み合わせが多く、知的で親しみやすい雰囲気を醸し出しています。化粧はナチュラルメイクが基調で、薄いファンデーションと軽いリップが中心です。これにより、記者の真剣さと人間味を表現しています。髪型はミディアムヘアで、ゆるくウェーブがかかったスタイルが多く、取材の忙しさを反映した自然な乱れが加えられています。

両女優のスタイリングは、映画のテーマである現実の取材過程を反映しており、派手さを抑えた実用的なものが目立ちます。プレミア上映では、キャリー・マリガンが黒のガウンを着用し、ゾーイ・カザンがオフショルダーのドレスで登場しましたが、映画内では対照的に地味でプロフェッショナルな装いです。これらの要素は、役柄のリアリズムを高め、観客に没入感を与えています。

スポンサーリンク

あらすじ

2017年、ニューヨーク・タイムズの記者ジョディ・カンターは、女優ローズ・マクゴーワンからハーヴェイ・ワインスタインの性的暴行に関する情報を得ます。彼女はアシュリー・ジャッドやグウィネス・パルトロウなどの女優たちに接触しますが、キャリアへの影響を恐れ、多くが匿名を希望します。カンターは同僚のミーガン・トゥーヒーと協力し、調査を進めます。

二人はワインスタインの元アシスタントたちにアプローチしますが、NDA(秘密保持契約)の存在が障壁となります。ロウェナ・チウ、ゼルダ・パーキンス、ローラ・マッデンらに話を聞く中で、徐々に証言を集めます。ミラマックスのCFOに和解金の情報を尋ねますが、協力は得られません。一方、トゥーヒーはワインスタインの影響力で捜査が妨害された過去を知ります。

匿名チップから内部メモを入手し、記事の基盤を固めます。ワインスタインの弁護士が否定しますが、ソースの信頼性を高めます。アシュリー・ジャッドとローラ・マッデンが実名で協力し、2017年10月5日の記事掲載に至ります。これがきっかけで82件の告発が続き、ワインスタインは23年の有罪判決を受けます。

U-NEXTで視聴する

Amazonで視聴する

スポンサーリンク

解説

本作『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』は、#MeToo運動の原点となったワインスタイン事件を、ジャーナリストの視点から描いた社会派ドラマ。女性たちが沈黙を破る過程を丁寧に追い、権力者の加害と被害者の連帯を強調します。

監督のマリア・シュラーダーは、虐待の再現を避け、女性たちの対話に焦点を当てています。これにより、観客に感情的なインパクトを与えつつ、倫理的なアプローチを取っています。

批評家からは、キャリー・マリガンとゾーイ・カザンの演技が絶賛され、Rotten Tomatoesで88%の支持率を獲得しました。アカデミー賞関連のノミネートも複数あり、脚本のリアリズムが高く評価されました。映画は、ジャーナリズムの役割を再認識させ、現代社会の性差別問題を投げかけます。製作予算3200万ドルに対し、興行収入1390万ドルでしたが、社会的影響は大きいです。

テーマとして、女性のエンパワーメントが中心です。記者たちの家庭生活も描かれ、仕事と私生活のバランスを表現しています。ブラッド・ピットの製作関与が論争を呼んだ点も、映画の文脈を深めます。全体として、真実追求の重要性を訴え、観る者に勇気を与える作品です。

スポンサーリンク

キャスト

  • キャリー・マリガン – ミーガン・トゥーヒー
  • ゾーイ・カザン – ジョディ・カンター
  • パトリシア・クラークソン – レベッカ・コルベット(ニューヨーク・タイムズ調査編集者)
  • アンドレ・ブラウアー – ディーン・バケット(ニューヨーク・タイムズ編集長)
  • ジェニファー・イーリー – ローラ・マッデン
  • サマンサ・モートン – ゼルダ・パーキンス
  • アシュリー・ジャッド – 本人
  • トム・ペルフリー – ヴァディム・“ジム”・ルットマン
  • アダム・シャピロ – ロン・リーバー
  • ローラ・ペティクルー – 若いローラ・マッデン
  • モリー・ウィンザー – 若いゼルダ・パーキンス
  • アンジェラ・ヨー – ロウェナ・チウ
  • サラ・アンヌ・マッセ – エミリー・スティール
  • キャサリン・ケンダル – ミラマックス幹部
  • ローレン・オコナー – 本人(声)
  • ジェームズ・オースティン・ジョンソン – ドナルド・トランプ(声)
  • グウィネス・パルトロー – 本人(声)
  • アナスタシア・バルジー – リサ・ブルーム
  • マイク・ヒューストン – ハーヴェイ・ワインスタイン

スタッフ

  • 監督 – マリア・シュラーダー
  • 脚本 – レベッカ・レンキエヴィチ
  • 原作 – ジョディ・カンターとミーガン・トゥーヒーの書籍『She Said』
  • 製作 – ディディ・ガードナー
  • 製作 – ジェレミー・クライナー
  • 撮影 – ナターシャ・ブライアー
  • 編集 – ハンスヨルク・ヴァイスブリッヒ
  • 音楽 – ニコラス・ブリテル
  • 製作会社 – アンナプルナ・ピクチャーズ
  • 製作会社 – プランBエンターテインメント
  • 配給 – ユニバーサル・ピクチャーズ

U-NEXTで視聴する

Amazonで視聴する

コメント 足跡・感想・レビューなど