ステージ・キラー

ゆがんだ愛情と執着の恐怖を描いたサイコ・スリラー。クライマックスのライブ配信で明かされる男の狂気。

『ステージ・キラー』はクリストファー・レイ監督、リンジー・ハートリー、ジェイソン・シェーン・スコット共同脚本による、2019年米国のスリラー映画。主演はクリシェル・スタウス、ニコール・ビルダーバック、ジェイソン・ドリーら。地元テレビ局の朝の人気トーク番組司会者に、大学時代の番組で共演していた男が仕事上の人生に再び入り込み、番組の人気は急上昇するものの私生活が崩壊しはじめます。

ステージ・キラー

• 邦題：ステージ・キラー
• 原題：Staged Killer
• 公開年：2019年
• 製作国：米国
• 上映時間：88分
• 製作会社：レント・ミュール・フィルムズ
• 配給会社：リール・ワン・エンターテイメント、ネットフリックス、TF1、リール・ワン・インターナショナル
• 撮影場所：アメリカ・ニューヨーク州バッファロー
• キーワード：テレビ番組、司会、ストーカー、脱法ドラッグ、レイプドラッグ

予告編はこちら。

あらすじ

朝の人気テレビ番組で司会を務めるナオミは、大学時代の友人ジェイクと10年以上ぶりに出会いました。求職中の彼をスタッフとして雇うと、番組視聴率が急上昇。しかし、同時にナオミの周囲で不審な事故が続発。明らかにジェイクの仕業だと思えるのですが…。

見どころ

順風満帆な人生から一転、次々起こる不幸の連鎖。愛とも執着ともいい難い情念に翻弄されるストーリー展開、拗らせきった思いを披露するクライマックスにぞっとさせられます。

クリシェル・スタウスの濃い表情にうっとり。キャラクターは告白したら門前払いされるような勢いで熱さを感じられます。

ファム・ファタル

クリシェル・スタウス

クリシェル・スタウスが人気のテレビキャスター、ナオミを演じています。TVに出る仕事なので、彼女の顔面や表情と相まって華やいでいました。

高校生のナオミからほとんど表情を変えずに演じられるのは顔が濃いからでしょうか。アクションやインテリな役柄もこなせる気がします。

クリシェル・スタウス

クリシェル・スタウスは米国の女優、不動産業者。Netflixのリアリティ番組「セリング・サンセット」での役柄で知られ「オール・マイ・チルドレン」のアマンダ・ディロン役や「デイズ・オブ・アワ・ライブス」のジョーダン・リッジウェイ役でテレビに出演。

nam-kataru.com

チャスティ・バレステロス

チャスティ・バレステロスはナオミの大学時代の友人ラナを演じています。アジア系の表情も感じる、濃いめのはっきりした顔立ちです。

出演場面は出だしのパーティーとクライマックス手前のナオミをヘルプするところ。ナオミを助ける気満々の強い意志をもった表情で、キリッとしていて素敵でした。

なお、彼女のボディ・ダブルは、より美人のテッサ・アンダーソン。

感想

ジェイクの愛や執念はイマイチ。ニコール・ビルダーバックが演じたスカーレットとナオミが町中の川沿いをジョギング。曜日や時間帯が分かりませんが、お昼から仕事の同僚とこういう憩いの時間が取れるのは羨ましいなと思いました。米国や中国のドラマではこういう場面でよく見る気がします。

一時は職場で一緒に仕事をしていた人たちが十数年後に散っていながらも、それぞれ元気に過ごしている姿が垣間見られ、切なくなりました。

キャスト

スタッフ