タラ・リン・ストロングはカナダと米国の女優、声優。 アニメ、ウェブサイト、ビデオゲームでの声の仕事で知られています。
おもな出演作は次のとおり。
- The New Batman Adventures
- ティーン・タイタンズ
- ティーン・タイタンズGO!
- ラグラッツ
- パワーパフガールズ
- Oops!フェアリーペアレンツ
- プラウドファミリー
- Xiaolin Showdown
- ベン10
- チャウダー
- Wow! Wow! Wubbzy!
- マイリトルポニー トモダチは魔法
- プリンセス ユニキャット
- DCスーパーヒーロー・ガールズ
ビデオゲームでも次のような作品で数多くのキャラクターの声を担当しました。
- モータルコンバットX
- Ultimate Marvel VS Capcom 3
- ジャック×ダクスター
- ファイナルファンタジーX
- ファイナルファンタジーX-2
- ブルードラゴン
- バットマン アーカム
タラ・ストロングはアニー賞とデイタイム・エミー賞にノミネートされ、インタラクティブ芸術科学アカデミーから賞を受賞しています。
タラ・ストロングの出演作品（映画・TV）もご覧ください。
タラ・ストロング
- 名前：タラ・ストロング（Tara Strong）
- 本名：タラ・リン・チャレンドフ
- 生年月日：1973年2月12日（51歳）
- 出身地：カナダ、オンタリオ州トロント
- 国籍：カナダ、米国
- 職業：女優、声優
- 活動期間：1986年から現在
- 配偶者：クレイグ・ストロング（2000年に結婚、2022年に離婚）
- パートナー：ウィリー・モリス（2022年～現在）
- 子供：2人
- ウェブサイト：tarastrong.com
- SNSサイト：Instagram・Facebook・X・YouTube
ファム・ファタル
子供向け番組の声優で活躍してきたタラ・ストロング。それゆえ、なむ語るで彼女を取り上げる理由はありませんが、インターネットをうろちょろしていると彼女の画像にくらっと来たので、今回まとめてみました。
彼女の写真でお気に入りのものをPinterestにまとめていますので、そちらも合わせてご覧になってください。
生い立ち
タラ・ストロングは1973年2月12日にカナダのオンタリオ州トロントに、タラ・リン・チャレンドフとして生まれました。彼女は自分がユダヤ系であることを「自分のアイデンティティの大きな部分」と考えています。父はシド・チャレンドフ、母はルーシー・チャレンドフ。マーラという姉がいます。
4歳のときにタラは演技に興味をもち、学校のプロダクションでソリストを志願。トロントのイディッシュ・シアターで働き、イディッシュ語を知らなかったため、セリフを音声で覚えｍした。また、トロント・ジューイッシュ・シアターで『星の夜』に出演したほか、ハボニム・ユース・クワイアと共演した『Lay Down Your Arms』の録音テープでは、英語とヘブライ語の歌詞を歌いました。
経歴
13歳のときにタラ・ストロングはライムライト・シアターの『ミュージック・マン』にグレイシー役で出演。同じく13歳のとき、『ハローキティの毛皮の物語』のタイトルロールで、初めてアニメの主要な役を演じました。トロントのセカンド・シティで即興のクラスを受け、アニメと実写の両方の番組や映画で演技を続けた後、1994年1月に米国ロサンゼルスへ移住。
タラ・ストロングは、主役を含む数多くのアニメキャラクターの声を担当しています。
- The New Batman Adventures…バーバラ・ゴードン／バットガール役
- ティーン・タイタンズ／ティーン・タイタンズ・ゴー! トゥ・ザ・ムービーズ…レイヴン役
- 学園パトロール フィルモア…イングリッド・サード役
- Oops!フェアリーペアレンツ…ティミー・ターナー役（オリジナルの声優メアリー・ケイ・バーグマンが自殺した後、ストロングがこの役を引き継ぎ、2人は親しい友人でした）、プーフ役
- ラグラッツ／（続編）ラグラッツ・ザ・ティーンズ…ディル・ピクルス役
- パワーパフ ガールズ…バブルス役
- ベン10…ベン・テニスン、アップグレード、ブリッツウォルファー、バズショック役
- チャウダー…トリュフ役
- フォスターズ・ホーム…テレンス役
- ファミリー・ガイ…メグ・グリフィンの歌声と追加声優
- マイ・リトル・ポニー：フレンドシップ・イズ・マジック…トワイライト・スパークル役
- プリンセス ユニキャット…主人公のプリンセス役
- Wow! Wow！Wubbzy！…デイジー役
- ドロシーとオズの魔法使い…ジョアンニ役
『ラグラッツ』のディル役でセリフを録音していたとき、あるシーンの台本でタラのキャラクターが泣き声を出すように促されました。収録中、プロデューサーが突然立ち止まり、タラの子供の声があまりにリアルだったため、スタジオにいた女性にうっかり授乳させてしまったことを明かしました。この役はマドンナにオファーされる予定だったため、タラはその後、この出来事が役柄を維持することにつながったことを誇りに思うと口にしました。
また、『千と千尋の神隠し』や『もののけ姫』などの日本アニメの英語吹き替え版や、『メタルギアソリッド ポータブル・オプス』のエリサ役やウルスラ役など、いくつかのビデオゲームにも声を提供しています。
- メタルギアソリッド ピースウォーカー…パズ・オルテガ・アンドラーデ役
- メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ…パズ・オルテガ・アンドラーデ役
- メタルギアソリッドV ファントムペイン…パズ・オルテガ・アンドラーデ役
- ファイナルファンタジーX
- （続編）
- キングダム ハーツII…リク役
- ツイステッドメタル：ヘッドオン…クリスタ・スパークス役
- ラチェット&クランク FUTURE…タルウィン・アポジー役
- （続編）ラチェット&クランク FUTURE外伝 海賊ダークウォーターの秘宝…タルウィン・アポジー
- ジャック×ダクスター…キーラ役
- ロリポップチェーンソー…主人公ジュリエット・スターリング役
また、映画『テッド』ではテディベア「テッド」のナレーションを担当。『ブルードラゴン』ではXbox 360用ゲームのクルークの声優を務めていますが、アニメシリーズには出演していません。
ビデオゲーム『バットマン アーカム・シティ』からは、アーリーン・ソーキンの後任としてハーレイ・クインの声も担当しています。
TVでは次のような番組に出演しました。
- ナショナル・ランプーン ホワイトハウスを乗っ取れ！
- Sabrina Goes to Rome
- Sabrina Down Under
- The Last White Dishwasher
などでは生出演。また、
- フォーエバー・ナイト
- ストリート・リーガル
- Touched by an Angel
- Take Home Chef
- Party of Five
- Comic Book
- 新・燃えよ!カンフー
- 3rd Rock from the Sun
- ドリュー・ケリー DE ショー！
などの番組にはゲスト出演しました。
2004年に『ファイナルファンタジーX-2』のリク役でインタラクティブ・アチーブメント賞を受賞した。また、1999年のニコロデオン・キッズ・チョイス・アワードのアナウンサーを務め、いくつかのファンコンベンション（ボットコン、Jacon、コミコン・インターナショナル、Anime Overdoseなど）にゲストパネリストとして出演し、雑誌『Working Mother』2004年7・8月号の表紙を飾るなど、幅広く活躍しました。アニー賞に5回ノミネート。当時タラは「息子は私の作品に反応する年齢になりました。私にとって、それがすべてです」と語っています。
2013年1月にタラは、ペンドルトン・ウォードが製作した「カートゥーン・ハングオーバー」の「Bravest Warriors」でプラムの声を担当。2010年から2013年まで、ニコロデオンの実写シリーズ『ビッグ・タイム・ラッシュ』にミス・コリンズ役で再登場。2013年、タラはソーシャルメディアの活用が評価され、ショーティ賞の「最優秀女優賞」を受賞しました。ウェブサイト「Behind the Voice Actors」は、2011年と2012年にノミネートした彼女を、2013年のBTVA声優アワードの声優賞に選出。
また、タラはカナダのTV番組『Pretty Hard Cases』に麻薬密売組織のボス、ティギー・サリバン役で出演。また、マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）の実写版『ロキ』シリーズでミス・ミニッツの声を担当しました。
ボックスタウンのキャストの解雇
2023年にイスラエルとハマスの戦争が始まった後、タラ・ストロングはハマスがテロを支持するように「西側世界を洗脳した」と述べました。また、彼女は「テロを支持しなくてもパレスチナを助ける」ことができると述べ、イスラエルへの支持を表明。
タラのツイッターでの戦争に関する投稿や他人の投稿への「いいね！」、とくにイスラエル政府によるガザ地区への空爆に対する彼女の意見は論争と批判を呼び、独立系アニメーションスタジオのバンディット・ミル・アニメーションは、近日公開予定だったTV番組『Boxtown』の製作から彼女を外し、彼女が声優を務めるはずだったキャラクターの役をキャスティングし直しました。彼らは公式ツイッターで「この決定は、現在進行中のイスラエル・パレスチナ危機の影響を受けているパレスチナの人々に関する物議を醸すメッセージを促進する投稿を含む、タラの最近のオンライン活動の傾向によるものである」と説明しました。
解任後、タラは「ユダヤ人であることを理由に解雇された」と主張。この主張はBoxtownのパイロット版の共同脚本家であるスペンサー・ロスベルが否定し、彼自身と声優のアレックス・ハーシュを含むBoxtownのキャストとスタッフの何人かがユダヤ人であり、後者はシリーズの主人公の声を担当していると指摘しました。
私生活
1999年、タラ・ストロングは米国の不動産業者で元俳優のクレイグ・ストロングと知り合いました。二人は2000年5月14日に結婚し、サミー（2002年2月生まれ）とエーデン（2004年8月生まれ）という2人の息子をもうけました。家族はロサンゼルスに住み、以前はボイスオーバー・ビジネスに参入する方法を教えるオンライン会社VoiceStarzのオーナーでした。2019年7月24日、離婚を申請し、2022年1月5日に離婚が成立。同年、ヨセミテを拠点とする農園「ハッピー・ゴート・ファーム」を経営するソーシャルメディア起業家ウィリー・モリスとタラは交際を開始しました。
2012年、ニュージャージーで開催されたイベント「BronyCon」において、軍のファンとの昼食会に参加。2013年「Bronies for Good」というチャリティ団体に参加し、娘が脳腫瘍を患った家族のための資金集めに協力しました。
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