『サンタキラーズ』はポール・タンター監督、クリストファー・ジョリー、サイモン・フィリップス、ポール・タンターが脚本を務めた2019年英国製作のホラー映画。『Once Upon A Time At Christmas』(2017年)の続編。出演者はサイモン・フィリップス、セイラ・デ・ゲーデ、ケイト・シュローダー、キーガン・チェンバーズ、バリー・ケネディ。殺人鬼のサンタクロース夫妻がFBIを相手に、猫とネズミのゲームを繰り広げる筋書き。
サンタキラーズ
- 原題:The Nights Before Christmas
- 公開年:2019年
- 製作国:英国
- 上映時間:103分
- ジャンル:ホラー
- ロケ地:カナダ、オンタリオ州メリックビル、ヘンリー・ストリート33番地
- 製作会社:ディストピア映画
- 配給会社:ディストピア映画、Amazonプライム、ローンスターメディア、ほか。
- 視聴:U-next
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見どころ
男のサンタクロースのみならず、女性ヴィラン「ミセス・クロース」も登場してスプラッター度が倍増。悪い子たちに死のお仕置きをしていく数々のシーンは目を覆うばかり。
あらすじ
4年前、ある精神病院で30人以上が生きたまま焼き殺されました。その犯人は患者だったニコラスとミッシェル。2人はサンタのコスチュームを着た連続殺人鬼のカップル。その後、FBIの指名手配をくぐり抜けて逃亡した彼らを、今も恐れている人々がいました。
ファム・ファタル
- セイラ・デ・ゲーデ(ミセス・クロース役)…ブロンド髪、ミニのサンタ・コスチューム、赤い網タイツ。
- アン=キャロライン・ビネット(ベッキー役)…赤いショーツとブラジャー、黒い網タイツ、白のバスローブを着てるだけのストリップ女子。ブラを外して乳房を見せてくれました。網タイツ越しのつま先を少し拝めます。早々に殺害されて残念。発音表記上、アンカロリーヌ・ビネットとも。
感想
『サンタキラーズ』は時折テンポが悪い作品ですが、ミセス・クロースの不気味なセクシーさはなかなか良いです。今回の彼のパターンは前作より見づらく、クライマックスが何か不足気味。もっと長くするつもりだったのに、金欠になったみたいな。もし3作目が作られるなら、この点を直してほしいところ。1作目ほど完璧ではありませんが、それでもかなり楽しめます。
解説
クリスマスを前にした連続殺人事件に関連性があることがわかり、FBI特別捜査官ナタリー・パーカーは2人組のサイコな連続殺人犯を追うことに。しかしナタリーはすぐに、このカップルが精神異常者保護施設で出会い、そこから脱走してきたという狂気の沙汰であるだけでなく、サンタクロース夫妻になりすました人物であることを知ります。クリスマスが近づくにつれ、彼らはFBIを相手に猫とネズミのゲームをしながら、血まみれの死体の跡を残しながら、特別ないたずらっ子リストで惨殺の限りを尽くしていきます。
キャスト
- サイモン・フィリップス(サンタクロース役)
- アン=キャロライン・ビネット(ベッキー役)
- マイケル・スワットン(トンプソン保安官役)
- セイラ・デ・ゲーデ(ミセス・クロース役)
- ケイト・シュローダー(ナタリー・パーカー役)
- ケン・ブレッサー(FBI捜査官役)
- フレデリック・ストーム(FBI捜査官役)
- サマンサ・デ・ベネデ(マリー役)
- バリー・ケネディ(ミッチェル役)
- キーガン・チェンバーズ(コートニー役)
- ショーン・ラッド(酔っ払いサンタ役)
- マイケル・コフラン(ジム・ボーディン役)
- ジョナサン・ラーギー(FBI捜査官役)
- ジョン・コリンズ(トム・ボランド役)
- メレディス・ハインリッヒ(ルーシー役)
- ジェニファー・ウィリス(モニカ・マッド博士役)
- エリック・ド・ニヴェルビル(ジョナサン役)
- マイク・コルテス(NY市警警官役)
- シャノン・コッター(ジェニファー役)
- レイ・チアソン(クレイトン役)
サイモン・フィリップス、セイラ・デ・ゲーデ、バリー・ケネディは、『Once Upon A Time At Christmas』のニック・コンウェイ/サンタ役、ミセス・クロース役、ミッチェル役をそれぞれ再演。また、前作でジェニファー、コートニー、ルーシーを演じたローレル・ブレイディ、スザンナ・マッケイ、ブルック・フレッチャー(それぞれ)は、続編ではシャノン・コッター、キーガン・チェンバース、メレディス・ハインリッヒに変更。
スタッフ
- 監督:ポール・タンター
- 脚本:クリストファー・ジョリー、サイモン・フィリップス、ポール・タンター
- メイクアップ/特殊メイクアップ効果:コーリー・リン・ベルコビッチ
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