ナディーム・スマー
ナディーム・スマーは20年以上の経歴をもつプロの映画監督。
カナダのヨーク大学とトレバス・インスティテュート・オブ・アーツで正式に訓練を受けたナディームは、ミュージックビデオの分野でキャリアをスタート。
生き生きとしたストーリーテリングで知られるスマーは、すぐにカナダで最も人気のあるミュージックビデオ・ディレクターのひとりとなり、200本以上のビデオ・ライブラリーを持つようになりました。
やがてロサンゼルスに降り立ったスマーは、生涯の野望であった劇映画の監督へとキャリアを展開。
インディペンデントのアートハウス・プロジェクトから、劇場配給のアクション犯罪スリラー、ネットワーク・テレビ映画まで、長編映画の監督と脚本を数多く手がけてきました。
長編デビュー作『Searching for Angels』は映画祭で絶賛され、すぐさま次作『6 Ways to Die』という商業犯罪スリラーにつながりました。ナディームの脚本は高く評価され、このプロジェクトには豪華キャストが集まりました。
商業的成功が可能であることを証明したナディームは、ロサンゼルスを拠点とする自身の製作会社フォーミュラ・フィーチャーズを通じて、さらに12本近くの作品を監督。1年間に3本のペースで、監督と撮影監督を兼任するナディームは、eOne、Lionsgate、Lifetimeといった会社から国内外への配給を受けるなど、業界を驚かせ続けています。
ナディームは俳優の監督として知られているだけでなく、撮影監督としての豊富な経験により、機敏で優れた問題解決能力をもちます。
西アフリカでギニア人の父とインド人の母のもとで育ち、フランスで学生生活を送り、サッカーのスターになりかけ、形成期にカナダに移住したナディームは、その人生経験の力を生かし、映画製作に豊かで多様な独自の視点をもたらしてきました。
現在、ナディームは『Impropriety』のポストプロダクションに取り掛かっているほか、母国ギニアを舞台にしたプロジェクトを開発中で、発展途上の映画産業を成長させ、ハリウッド・スタイルのプロダクション・バリューをこの地域にもたらすことを楽しみにしています。
