デッドリー・エクスチェンジ 狂気の女子留学生
- 原題:Deadly Exchange
- 公開年:2017年
- 製作国:米国
- 上映時間:92分
- 製作会社:カルテル・ピクチャーズ
- 配給会社:リール・ワン・エンターテイメント、カルテル・ピクチャーズ
予告編はこちら。
見どころ
- 快活な留学生クロエのゆがんだ過去
- サマンサやブレイクの周囲で次々と起こる怪死事件
- 脚本も務めたリンジー・ハートリーの迫真の演技
あらすじ
カフェでオーナーをしているサマンサは、娘のブレイクの意向をくんでホストファミリーとなり、イギリス人留学生のクロエを受け入れます。ブレイクは1年前に双子の姉を亡くしていて、その喪失感からふさぎ込んでいました。そして、明るく活発なクロエの影響で元気を取り戻していくのですが…。
ファム・ファタル
ヴァレンティーナ・ノヴァコヴィッチ
ヴァレンティーナ・ノヴァコヴィッチが演じたイギリス人留学生のクロエ。このキャラクターはファム・ファタルだろうと期待していましたが、宣伝ポスターやアイキャッチ画像だけでした。
クロエが初登場したとき、白肌・ブロンドでかなり猫目。赤いチョーカーまでつけていて、水色と紺色のタンクトップに同色ストライプのチェック柄コートを着ています。
何かぶっ飛んだ感じのキャットウーマンかファム・ファタルに見えるのですが、宣伝の写真にくらべてキレッキレの表情はなく、劇中ではポワンとした感じで、ちょっと残念。
ビクトリア・コネファル
ビクトリア・コネファルが演じたサマンサの娘ブレイクは、ファム・ファタルには物足らないソフトな顔。ただ、背が高くてカッコいいなぁと思いました。
感想
女優のリンジー・ハートリーはリール・ワン・エンターテイメントとカルテル・ピクチャーズの製作会社コンビの作品に出演しまくっています。さらに今回は脚本も手がけました。
ストーリーラインがいい。典型的なLifetimeの映画というわけでもありません。唯一の問題は、母親役の女優リンジーがどうしても好きになれなかったこと。膨張したピエロの唇のせいで、彼女が普通に見えなかったんだと思いますが…。
孤児で10年間育った女子クロエが海外へ留学してドラマがスタート。中長期の移住や引越は両社の製作ドラマにあるある設定。主人公宅への訪問者を留学生としただけで、他作品と似ていて内容面ではイマイチ。
設定上かなり面白かった点は、海外から本当に留学してきたかどうかをホストファミリーが確認していなかったこと…。

学籍ぐらいは調べよう。
キャスト
| 登場人物 | 出演者 |
|---|---|
| サマンサ | リンジー・ハートリー |
| ハーディ刑事 | シンシア・ワトロス |
| クロエ・ミラー(&ローズ・クーニー) | ヴァレンティーナ・ノヴァコヴィッチ |
| ブレイク・ウィンタース | ビクトリア・コネファル |
| スコット | ジェイソン・シェーン・スコット |
| ルース | ジョアン・バロン |
| ハワード | ロバート・F・ライオンズ |
| ジャック | リース・マシュー・ボンド |
| リサ | ルネ・アシュトン |
| シェーン | ザカリー・ルーゼン |
| ベラ | ウィンターグレイス・ウィリアムズ |
| トラヴィス | ジョン・ハーマン |
| ウェンディ | ミシェル・デリン |
| チャドウィック・ストーン | ギル・ダーネル |
| ローズの母 | ステイシー・ミッチェル |
| ヤング・ローズ | レナ・マッカーシー |
| アビゲイル | ジェニファー・セイ・ガン |
| 事務アシスタント | アンドレア・レア・マーツィパン |
| セラピスト | ミシェル・キャンベル |
| レポーター | レベッカ・オカンポ |
| 警備員 | デニス・ガー |
| サマー(クレジットなし) | ハンナ・シャンツ |
スタッフ
| 監督 | トム・シェル |
| 脚本 | リンジー・ハートリー、ジェイソン=シェーン・スコット |
| 衣装デザイン | ボー・ローゼズ |
| 舞台衣装デザイン | ブルック・マルキンス |
| メイクアップ部門責任者 | ヴェロニカ・ロダルテ |
| メイクアップ主任 | ジャクリーン・ホールデン |




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