エミリー・ブラウニング

エミリー・ブラウニングはオーストラリア出身の女優。

TV映画「The Echo of Thunder」(1998年)で映画デビューし、その後「High Flyers」「Something in the Air」「Blue Heelers」などのテレビ番組に出演。

ブレイクしたのは2002年のホラー映画「ゴースト・シップ」。2005年、映画「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」で演じたヴァイオレット・ボードレールがオーストラリア映画協会国際女優賞を受賞。

2009年以降、ホラー映画「ゲスト」(2009年)、アクション映画「エンジェル ウォーズ」(2011年)、自主ドラマ「スリーピング ビューティー/禁断の悦び」(2011年)、壮大なロマンチック歴史ディザスター映画「ポンペイ」への出演でさらに有名に。後者では、ハンプトンズ国際映画祭のブレイクスルー・パフォーマー・オブ・ザ・イヤーに選出。

ほかの出演作に、

  • 2月の夏(2013年)
  • インサイド・ミー(2013年)
  • レジェンド 狂気の美学(2015年)
  • 彼女のいた日々(2017年)

など。

また、2017年から2021年までStarzのTVシリーズ「アメリカン・ゴッズ」にローラ・ムーン役で出演し、Showtimeのドラマシリーズ「アフェア 情事の行方」(2018年~2019年)にもレギュラー出演しました。

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エミリー・ブラウニング

  • 名前:エミリー・ブラウニング(Emily Browning)
  • 本名:エミリー・ジェーン・ブラウニング(Emily Jane Browning)
  • 生年月日:1988年12月7日(35歳)
  • 身長:157cm
  • 出生地:オーストラリア、ビクトリア州メルボルン
  • 学歴:エルサム高校
  • 職業:女優
  • 活動年数:1998年-現在
  • トレードマーク:薔薇色の頬、豊かな唇、陶器のような肌
  • 配偶者:エディ・オキーフ(2023年)
  • SNSサイト:InstagramFacebookX

生い立ちと教育

エミリー・ブラウニングは、1988年12月7日にオーストラリア、ビクトリア州メルボルンで生まれました。父はアンドリュー・ブラウニング、母はシェリー・ブラウニング。ニコラスとマシューという2人の弟がいます。

ハーストブリッジ学習組合とエルサム高校に通いました。

経歴

1998〜2007年

エミリー・ブラウニングのデビュー作は1998年のホールマークチャンネルの映画『The Echo of Thunder』。その後すぐにオーストラリアの映画やテレビ作品に出演するようになり、2000年から2002年にかけてはTV番組『Blue Heelers』に、2000年から2001年にかけては『Something in the Air』にレギュラー出演しました。2001年には『The Man Who Sued God』にビリー・コノリー演じる主人公の娘役で出演。

2002年の『ゴーストシップ』でアメリカ映画のデビューを果たし、同年のオーストラリア映画協会賞で最優秀若手女優賞を受賞。2003年には『ケリー・ザ・ギャング』でヒース・レジャーやオーランド・ブルームと共演し、翌年にはレモニー・スニケットの『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』の映画化でコノリーと再会。

2006年、エミリーはエヴァーモアの「Light Surrounding You」のミュージックビデオに出演。その舞台裏ビデオの中で、バンドは「私たちは役者として最低だから、エミリーを起用することにした」と述べている。2007年2月1日には、ロレアル・ファッション・フェスティバルのアンバサダーとして出席しました。

2008〜2011年

エミリー・ブラウニングは、2003年の韓国映画『箪笥』のアメリカ版リメイクである2009年のホラー映画『ゲスト』で主役を演じました。『トワイライト』のベラ・スワン役のオーディションでは、原作者ステファニー・メイヤーからの推薦があったにもかかわらず、疲労を理由に断られました。2009年、スケジュールの都合で降板したアマンダ・セイフライドの代役として、ザック・スナイダー監督のアクション映画『エンジェル ウォーズ』のベビードール役に抜擢。撮影は2009年9月から2010年1月までバンクーバーで行なわれ、映画は2011年3月25日に公開されました。コミコンでのインタビューで、彼女はこの映画で歌うことを認め、オーディションテープがキャスティング・エージェントの涙を誘い、彼女が選んだ曲(”Killing Me Softly”)はザック・スナイダーの妻デボラのお気に入りの1曲だったと主張しました。この頃、引退を考えていましたが、この映画のお陰で女優を続ける決心がついたそうです。

2010年2月、エミリーがジュリア・リー監督によるオーストラリアの自主映画『スリーピング ビューティー/禁断の悦び』で主役を演じることが発表されました。当時、『ジェーン・エア』の映画化に取り掛かっていたミア・ワシコウスカの後任です。この作品は、2011年カンヌ国際映画祭とシドニー映画祭で上映された。映画祭のレビューで、ガーディアン紙のピーター・ブラッドショーはこの映画を「技術的にエレガントで、激しさとコントロールがあります。エミリー・ブラウニングは激しく力強い演技を見せました。リーの作品には力強さと独創性があります」。スクリーン・インターナショナルのフィオヌーラ・ハリガンは、「ブラウニングは監督のために遠くまで行き、2人は時に息をのむような作品を作り上げた」と書いています。映画祭でエミリーは次のように語りました、「脚本を読んだだけでも不快な気分になりました。でも、それが私を惹きつけるものでした。私は、誰もが両義的な感情を抱く娯楽映画を作るよりも、観客を二極化させたいのです」。

2011年に『エンジェル ウォーズ』に主演。役作りのため、エミリーは髪をプラチナブロンドに染め、数カ月に及ぶウェイトトレーニング、格闘トレーニング、武器トレーニングを行ないました。染めた髪がひどく傷んだため、彼女はその後、髪を短く切らなければなりませんでした。

2012年〜現在

エミリー・ブラウニングは『キャリー』(2013年)のタイトルロールや『ハンガー・ゲーム』(2012年)のカットニス・エヴァディーン役のオーディションを受けました。また、『アメイジング・スパイダーマン』(2012年)のグウェン・ステイシー役の候補に挙がっていましたが、最終的にエマ・ストーンに決定。

2011年FHM誌(オーストラリア)の「世界で最もセクシーな女性100人」で90位にランクイン。

2012年にエミリーは英国人女優オフィーリア・ラヴィボンドに代わり、映画『二月の夏』で女性主人公フローレンス・カーター=ウッド役を演じました。この映画は、ジョナサン・スミスの同タイトルの本に基づいています。2012年7月、エミリーはベル・アンド・セバスチャンのフロントマン、スチュアート・マードックによるミュージカル映画『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』に出演。エミリーはイヴを演じ、この役は生歌を要求されました。撮影は2012年7月8日に始まり、2012年8月12日に終了。

エミリーは、スケジュールの都合でエヴァン・レイチェル・ウッド(元々このプロジェクトに参加していた)に代わり、キャサリン・ハードウィック監督の『インサイド・ミー』にカム・ジガンデと共演。エミリーはまた、撮影中にセットで出会ったグザヴィエ・サミュエルとも共演しました。セバスチャン・シルヴァ監督の『トランストリップ』は、2013年のサンダンス映画祭で上映されました。Film.comはこの映画を「Top Pick」に指定しました。

エミリーは、ポール・W・S・アンダーソン監督の2014年の壮大なロマンチック歴史災害映画『ポンペイ』に主演。このプロジェクトはトロントとポンペイ市で撮影されました。エミリーの演技はおおむね好意的に評価されましたが、この映画はおおむね賛否両論や否定的な評価を受けました。エミリーは『ポンペイ』の撮影を中断し、オーストラリアに帰国してバンドImperial Teenの「No Matter What You Say」のMVを撮影。ビデオは、ブラウニングが主人公として「ライブ・アート・ピース」を行うという内容です。

2014年、エミリーは『Shangri-La Suite』を撮影。1974年に精神病院を脱走した若い恋人同士が、脇役として登場する憧れのエルヴィス・プレスリーを殺すという少年の生涯の夢を叶えるため、ロサンゼルスへのロードトリップに出るというストーリー。ルーク・グライムスとアヴァン・ジョギアが共演。同年、Years & Yearsの「Take Shelter」のMVに出演。

2015年、エミリーは、双子の兄弟で悪名高い1960年代のロンドンのギャング、レジーとロニー・クレイを演じたトム・ハーディとともに、伝記犯罪スリラー『レジェンド 狂気の美学』に出演。彼女はレジー・クレイの最初の妻フランシス・シアを演じました。

『スーサイド・スクワッド』(2016年)のハーレイ・クイン役の候補に挙がっていましたが、最終的にマーゴット・ロビーに決定。

その後にエミリーは『アメリカン・ゴッズ』のローラ・ムーン役に抜擢されます。原作者のニール・ゲイマンは、「『不幸な出来事のシリーズ』以来、エミリー・ブラウニングに魅了されてきました。彼女には挑戦が待ち受けています。 ローラはトリッキーなキャラクターで、スクリーンの中のローラは、ページの中のローラよりもさらにトリッキーで危険だ。彼女はローラに命を吹き込む素晴らしい時間を過ごすでしょう」。

2021年6月、エミリーはアンナ・パキンに代わってアンドレア・パッラオーロ監督のドラマ『Monica』に出演し、トレース・リゼット、パトリシア・クラークソン、アドリアナ・バラザらと共演することが発表されました。また、ランス・エドマンズ監督のスリラー映画『Brightwater』に、スクート・マクネイリー、ジャック・レイナーとともに出演することも決まっています。

私生活

2012年から2015年まで、エミリー・ブラウニングは「インサイド・ミー」の共演者グザヴィエ・サミュエルと交際していました。

2023年4月にエディ・オキーフと結婚。

エミリーは21歳のときにロンドンに移住しましたが、ロンドンが「住むには高すぎる」となったためロサンゼルスへ移り住みました。当初はこの街を嫌っていたのですが、イーストサイドに落ち着き、現在はそこに住んでいます。

彼女は鬱病についても語っており、診断を受けて以来セラピーを受けていると述べました。エミリーは、スピリチュアルではあるが宗教的ではないとしています。

人と人とのつながりには、生来何か不思議なものがあるという考えが好きです。でも、私にはわからないし、わからなくても構いません。独断的な無神論者は、聖書を乱読するクレイジーな人と同じくらい迷惑。https://www.smh.com.au/entertainment/tv-and-radio/dicey-topics-emily-browning-talks-religion-politics-and-bodies-20190218-p50yiy.html

エミリーは鼻とヘソにピアスをしています。ジャスパーという猫とロキシーという犬を飼っています。

出演作品

日本語以外の題名表記は原題または英題です。

映画

公開年 題名 配役
2022 Monica ローラ
2017 彼女のいた日々 ナオミ
2015 レジェンド 狂気の美学 フランシス・シア
2015 Shangri-La Suite カレン・バード
2014 2月の夏 フローレンス・カーター=ウッド
2014 インサイド・ミー ヘイリー
2014 ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール イヴ
2014 ポンペイ カッシア
2013 トランストリップ サラ
2013 ザ・ホスト 美しき侵略者 ワンダ
2011 エンジェル ウォーズ ベビードール
2011 スリーピング ビューティー/禁断の悦び ルーシー
2009 ゲスト アンナ・アイヴァース
2005 Stranded ペニー
2004 レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 ヴァイオレット・ボードレール
2003 黒の怨 ヤング・ケイトリン・グリーン
2003 ケリー・ザ・ギャング グレース・ケリー
2002 ゴーストシップ ケイティ・ハーウッド
2001 The Man Who Sued God レベッカ・マイヤーズ

TV

放送年 題名 配役
2023 Class of ’07 ゾーイ
2023 アメリカン・ホラー・ストーリーズ ナテッサ
2018–2019 The Affair シエラ
2017–2021 アメリカン・ゴッズ ローラ・ムーン/エッシー・マクゴーワン
2003 After the Deluge マディ
2001 偽りのブロンド マリリン・モンロー フリース
2001 Halifax f.p: Playing God クリスティ・オコナー
2000–2002 Blue Heelers ヘイリー・フルトン
2000–2001 Something in the Air アリシア
2000 サンダーストーン 未来を救え! クリオ
1999 High Flyers フィービー・メイソン
1998 The Echo of Thunder オパール・リッチー
この記事を書いた人
なむ

洋画が好きです(字幕派)。だいたいU-NEXTで観ています(^^) 詳細は名前をクリックしてください。

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