クリスティーナ・ヘンドリックスはアメリカの女優、元モデル。
スクリーンと舞台で幅広いキャリアをもち、プライムタイム・エミー賞6部門ノミネート、映画俳優組合賞2部門、批評家チョイス賞ドラマシリーズ部門助演女優賞2部門など、たくさん受賞。
絶賛されたAMCのドラマシリーズ「マッドメン」のジョーン・ハリス役で知られます。2010年、エスクァイア誌による女性読者投票で「世界で最もセクシーな女性」に選出。また、「アメリカで最もセクシーな女性」にも選ばれています。
クリスティーナ・ヘンドリックス
- 名前:クリスティーナ・ヘンドリックス(Christina Hendricks)
- 本名:クリスティーナ・レネ・ヘンドリックス(Christina Rene Hendricks)
- 生年月日:1975年5月3日(49歳)
- 出生地:米国テネシー州ノックスビル
- 国籍:米国籍・英国籍
- 職業:女優・モデル
- 活動年数:1994年-現在
- 身長:173cm
- 配偶者:ジェフリー・アレンド(2009年結婚、2019年離婚)
- パートナー:ジョージ・ビアンキーニ(婚約中)
- Instagram:Christina Hendricks
米国テネシー州ノックスビルでアメリカ人の母とイギリス人の父の間に生まれたヘンドリックスは、オレゴン州ポートランドとアイダホ州ツインフォールズで育ち、地元の劇場で活躍しました。
バージニア州の高校を卒業後、ニューヨークへ移住し、「セブンティーン」の表紙コンテストに応募したのをきっかけにモデルとしてのキャリアを追求。女優に転身するまでの10年以上、モデルとして国際的に活躍しました。
2007年にAMCの時代劇シリーズ「マッドメン」のジョーン・ホロウェイ役に抜擢され、2015年のシリーズ終了までメインキャストとして出演。エミー賞6部門ノミネート、映画俳優組合賞最優秀アンサンブル賞複数回受賞など、その役柄は高い評価を受けています。
「マッドメン」出演中に映画にも出演するようになり、
- ニコラス・ウィンディング・レフン監督のアクション映画「ドライヴ」(2011年)
- サリー・ポッター監督のドラマ「ジンジャー&ローザ」(2012年)
- ライアン・ゴズリング監督のネオノワール・ファンタジー「ロスト・リバー」(2014)
これらでの演技も高く評価されています。
「マッドメン」終了後も数々の映画やTVドラマに出演。
- コメディシリーズ「Another Period」(2015年から2016年まで)
- サンダンスTVのドラマシリーズ「Hap and Leonard」(2016年)
- レフン監督のスリラー映画「ネオン・デーモン」(2016年)
- コメディ映画「フィスト・ファイト」(2017年)
- ホラー映画「ストレンジャーズ」(2018年)
- 「夜の獲物」(2018年)
- コメディアニメ「トイ・ストーリー4」(2019年)
- 犯罪ドラマシリーズ「Tin Star」(2017年~2019年)
- NBCのコメディ・クライムシリーズ「Good Girls」(2018年~2021年)
2013年にウィメン・イン・フィルムからルーシー賞を受賞。
初期の生活
クリスティーナ・ヘンドリックスは、1975年5月3日に米国テネシー州ノックスヴィルで、心理学者であるアメリカ人の母ジャッキー・スー・ヘンドリックス(旧姓レイモンド)と、バーミンガム出身の森林局職員であるイギリス人の父ロバート・ヘンドリックスの第二子として生まれました。兄が1人います。
父をとおしてイギリスとアメリカの二重国籍をもっています。生後2ヶ月でジョージア州へ、その後オレゴン州ポートランドへ移り、そこで小学校に通いました。
クリスティーナが9歳のとき、一家はポートランドからアイダホ州ツインフォールズへ移住し、そこで小学校と中学校を卒業。
彼女は自分の家族を「アウトドア派」と表現し、太平洋岸北西部で頻繁にキャンプに出かけていました。このキャンプは演劇を本当に尊重するコミュニティで、子供たちが劇を上演すると町全体がショーになったとのことです。
「赤毛のアン」に影響を受けて、10歳のときに髪を赤く染めはじめました。
彼女が10代のとき、父親の仕事の都合で一家はワシントンD.C.近くへ引っ越すことになり、ヴァージニア州フェアファックスに落ち着きました。アイダホからヴァージニアへの引っ越しは彼女にとって「トラウマ的」なもので、フェアファックス高校に通う間、頻繁にいじめられたそうです。
彼女の身体についてのコメント
2010年9月、クリスティーナは、メディアが女性の身体に焦点を当てすぎ、実際の才能に焦点を当てないとコメント。「マッドメン」で一生懸命働いていたのに、誰もが身体のことばかり話していた点に憤りを感じたそうです。
マズゴミはどこでも同じか…。
私生活
2009年10月11日、クリスティーナ・ヘンドリックスは俳優のジェフリー・アレンドと結婚。10年後に別居が発表されて、2019年12月に離婚が成立しました。2021年現在、カメラマンのジョージ・ビアンキーニと交際中で、2023年3月に婚約を発表(2024年2月22日付までInstagramから結婚は確認できません)。
出演作品
日本語以外の題名表記は原題または英題です。
映画
公開年 | 題名 | 配役 |
2020 | 弱虫スクービーの大冒険 | ヤッフェ巡査 |
2019 | トイ・ストーリー4 | ギャビー・ギャビー |
2018 | ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス | 本人 |
2018 | ストレンジャーズ 地獄からの訪問者 | シンディ |
2018 | Egg | カレン |
2018 | キャンディージャー | エイミー・スキナー |
2018 | シングルマザー ブリジットを探して | キャサリン |
2017 | フィスト・ファイト | ミス・モネ |
2017 | アガサ・クリスティー ねじれた家 | ブレンダ・レオニデス |
2017 | ポッターズビルの奇跡 | コニー・グライガー |
2016 | ズーランダー2 | セダクテレス |
2016 | ネオン・デーモン | ロベルタ・ホフマン |
2016 | バッドサンタ2 | ダイアン・ヘイスティングス |
2015 | ダーク・プレイス | パティ・デイ |
2014 | ゴッド・タウン 裁かれる街 | ジーニー・スカルパト |
2014 | ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船 | ザリーナ |
2014 | ロスト・リバー | ビリー |
2012 | Struck By Lightning | エイプリル |
2012 | ジンジャーの朝 さよなら、わたしが愛した世界 | ナタリー |
2011 | オールスター・スーパーマン | ロイス・レイン/スーパーウーマン |
2011 | デタッチメント 優しい無関心 | サラ・マディソン |
2011 | ドライヴ | ブランチ |
2011 | Company | 4月 |
2011 | コクリコ坂から | 牧村沙織 |
2011 | The Family Tree | アリシア |
2011 | ケイト・レディが完璧な理由 | アリソン |
2010 | レオニー | キャサリン |
2010 | かぞくはじめました | アリソン・ノバック |
2007 | La Cucina | リリー |
2007 | South of Pico | アンジェラ |
TV
放送年 | 題名 | 配役 |
2023 | バッカニアーズ | セント・ジョージ夫人 |
2020-2021 | 太陽の反対 | シェリー(声) |
2018-2021 | グッドガールズ | ベス・ボランド |
2018 | ロボットチキン | 様々な声 |
2018 | ロマノフ | オリヴィア・ロジャース |
2017-2019 | ブリキの星 | エリザベス・ブラッドショー |
2016 | ハップとレナード | トゥルーディ |
2015/2023 | リック・アンド・モーティ | ユニティ(声) |
2015-2016 | アナザー・ピリオド | チェア(旧セリーヌ) |
2011 | ボディ・オブ・プルーフ | カレン・アーチャー |
2011 | アメリカン・ダッド | ネイダーン(声) |
2007-2015 | マッドメン | ジョーン・ホロウェイ |
2007-2008 | ライフ | オリヴィア・カントン |
2007 | ノーツ・フロム・ザ・アンダーベリー | ホリー |
2006 | ジェイク・イン・プログレス | ターニャ |
2006 | ラスベガス | コニー |
2006 | ウィズアウト・ア・トレース | レイチェル・ギブソン |
2005 | コールドケース | エスター・”レッグス”・デイビス |
2004-2005 | ケヴィン・ヒル | ニコレット・レイ |
2004 | トゥルー・コーリング | アリッサ |
2003 | ミス・マッチ | サラ |
2003 | プレシディオ | クレア |
2003 | ハンガーポイント | フラニー・ハンター |
2002-2003 | ホタル | サフラン/ブリジット/ヨランダ |
2002 | ER | ジョイス・ウェストレイク |
2002 | コート | ベッツィー・タイラー |
2002 | ビッグタイム | オードリー・ドラモンド |
2001 | 泥棒たち | サンデー |
2000-2001 | 乞食と選択者 | ケリー・クレイマー |
2000 | エンジェル | バー・メイド |
1999 | アンドレス | リアンノン |
1999 | ソロリティ | フォーン |
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