アビー・ロス（Abby Ross）はカナダ出身の女優で、『リバーデイル』のミッジ・クランプや『ワンス・アポン・ア・タイム』の若きエマ・スワン役で知られる。1997年3月19日生まれ、ブリティッシュコロンビア州ホワイトロック出身。8歳から演技を始め、シードでの役で注目を集めた。
プロフィール
- 名前：アビー・ロス（Abby Ross）
- 生年月日：1997年3月19日（28歳）
- 出生地：カナダ、ホワイトロック
- 身長：170cm
- SNSサイト：Instagram・Youtube・LinkedIn・Facebook
生い立ち・教育
アビー・ロスは1997年3月19日、カナダのブリティッシュコロンビア州ホワイトロックに生まれました。幼少期にカルガリーに移り、そこで8歳の時に地元の劇団に参加し、演技への情熱を育みました。この劇団での経験が、彼女が女優としてのキャリアを志すきっかけとなりました。その後、家族と共にブリティッシュコロンビア州ツワッセンに移り、南デルタ高校（South Delta Secondary School）に進学。高校では映画演技アカデミーに参加し、演技スキルを磨きました。このアカデミーでの活動を通じて、彼女はエージェントと契約し、プロの女優としての第一歩を踏み出しました。ロスは演技以外にも歌やダンス、グラフィックデザインに興味を持ち、多才な一面を見せています。
経歴
アビー・ロスの女優としてのキャリアは、2012年の短編映画『Swim』での小さな役から始まりました。彼女が広く知られるようになったのは、2013年にカナダのシットコム『Seed』でアナタシア・コルボーン役を演じたことがきっかけです。この作品は2シーズンにわたり放送され、彼女の演技が注目を集めました。『Seed』での成功後、2014年から2015年にかけて『ワンス・アポン・ア・タイム』で若きエマ・スワン役を演じ、ファンタジードラマのファンから高い評価を受けました。この役は、彼女のキャリアにおける重要なマイルストーンとなりました。
2015年には、ライフタイムのテレビ映画『The Unauthorized Beverly Hills, 90210 Story』および『The Unauthorized Melrose Place Story』でトリ・スペリング役を演じ、若手女優としての地位を確立。さらに、『Girlfriends’ Guide to Divorce』や『Cedar Cove』などのテレビシリーズにもゲスト出演し、幅広い役柄をこなしました。
2020年には、『リバーデイル』の第7シーズンでミッジ・クランプ役を演じ、ショーランナーのロベルト・アギーレ＝サカサからのオーディションの招待を受けてこの役を獲得。彼女は以前にもアギーレ＝サカサが手掛けた『Chilling Adventures of Sabrina』にゲスト出演しており、彼との信頼関係がこのキャスティングにつながりました。また、『Supergirl』や『DC’s Legends of Tomorrow』など、人気シリーズでのゲスト出演も多く、彼女の演技の幅広さが伺えます。ロスはこれらの作品で、感情豊かな役からコミカルな役まで柔軟に演じ分け、視聴者に強い印象を与えています。
私生活
アビー・ロスの私生活については、公開されている情報は限られています。彼女は自身のキャリアに集中しており、プライベートな詳細をあまり公にしない傾向があります。インタビューでは、演技への情熱やクリエイティブな活動への愛を語ることが多く、歌やダンス、グラフィックデザインを楽しむ多才な人物であることが伺えます。高校時代には、同じく女優のマトレイヤ・スカーウェナー（Matreya Scarrwener）と同級生であり、共に演技の道を志す仲間として切磋琢磨したエピソードが伝えられています。ソーシャルメディア上では、彼女のフォロワー数は2020年6月時点で1,747人、2021年1月時点で1,678人と報告されており、ファンとの交流を大切にしている様子が伺えます。ロスはカナダを拠点に活動を続け、プライベートとプロフェッショナルのバランスを保ちながらキャリアを築いています。
出演作品
以下は、アビー・ロスの主な出演作品の一部です。
TVドラマ
- Seed（2013-2014）：アナタシア・コルボーン役（シリーズレギュラー、26エピソード）
- ワンス・アポン・ア・タイム（2014-2015）：若きエマ・スワン役（ゲスト出演、「Snow Drifts」「Lily」など）
- Cedar Cove（2014）：エピソードゲスト出演
- Girlfriends’ Guide to Divorce（2015）：エピソードゲスト出演
- Chilling Adventures of Sabrina（2018）：ゲスト出演
- Supergirl（2018）：ゲスト出演
- DC’s Legends of Tomorrow（2020）：ゲスト出演、「The Great British Fake Off」にてクリストファー・ゴーシアと共演
- リバーデイル（2023）：ミッジ・クランプ役（第7シーズン）
TV映画
- The Unauthorized Beverly Hills, 90210 Story（2015）：トリ・スペリング役
- The Unauthorized Melrose Place Story（2015）：トリ・スペリング役
- 魔性の女 エリザベス（2018）：ジェス役
短編映画
- Swim（2012）：初の映画出演
これらの作品を通じて、彼女はコメディからドラマ、ファンタジーまで多様なジャンルで活躍し、若手女優としての確固たる地位を築きました。特に『ワンス・アポン・ア・タイム』や『リバーデイル』での役柄は、彼女の感情表現の深さとキャラクターへの没入力を示しており、視聴者や批評家から高い評価を受けています。
総括
アビー・ロスは、カナダ出身の若手女優として、多彩な役柄を通じて着実にキャリアを積み上げてきました。8歳から始めた演技への情熱は、彼女の努力と才能によって『Seed』や『ワンス・アポン・ア・タイム』、『リバーデイル』などの人気作品での成功につながりました。私生活では控えめながらも、クリエイティブな活動に情熱を注ぐ姿勢が彼女の魅力の一部です。今後も彼女のさらなる活躍が期待されます。
レビュー 作品の感想や女優への思い