エルサ・パタキー

エルサ・パタキーとして知られるエルサ・ラフエンテ・メディアヌはスペインのモデル、女優。エルサは、スペインのティーン向けドラマ『Al salir de Clase』（1997〜2002年）の主役ラケル・アロンソ役で知られ、その後、『ワイルド・スピード』シリーズのエレナ・ネヴェス役で世界的に知られるようになりました。映画『スネーク・フライト』（2006年）、『ジャーロ』（2009年）、『ゴートゥーヘル』（2009年）に出演。また、スペイン映画『欲望の帝国 女優ディディの告白』（2010年）に主演し、『マッドマックス フュリオサ』（2024年）ではノートン氏とヴバリーニ将軍を一人二役で演じました。

エルサ・パタキー

• 本名：エルサ・ラフエンテ・メディアヌ
• 生年月日：1976年7月18日（48歳）
• 身長：161cm
• 出身地：スペイン、マドリード
• 母校：CEUサンパブロ大学
• 職業：モデル、女優
• 活動期間：1997年〜現在
• 配偶者：クリス・ヘムズワー（2010年〜現在）
• パートナー：エイドリアン・ブロディ（2006～2009年）
• 子供：3人
• SNSサイト：Instagram・Facebook

生い立ち

エルサ・パタキーは1976年7月18日にスペインのマドリードでエルサ・ラフエンテ・メディアヌとして生まれました。父親はスペインの生化学者ホセ・フランシスコ・ラフエンテ、母親はルーマニア人広報クリスティナ・メディアヌ・パタキー。彼女には異母弟クリスティアン・プリエト・メディアヌがいて、映画監督。エルサはハンガリー系ギリシャ人の母方の祖母ローザ・パタキーへのオマージュとしてパタキー姓を名乗っています。

エルサはマドリードにあるカトリック系の大学（私立大学）CEUサン・パブロ大学でジャーナリズムを専攻し、演技のクラスも履修。スペイン語とルーマニア語のほか、英語、イタリア語、ポルトガル語、フランス語に堪能。

経歴

エルサ・パタキーはマドリードの劇団「アンヘル・グティエレス・カマラ劇団」に所属していました。やがて、TV番組『Al salir de clase』に出演することになり、学校を去ります。その後、英国や仏国との合作映画にも出演し、英語とフランス語の仕事も経験。

19世紀初頭のカリフォルニアを舞台にしたカナダのアクション・アドベンチャーTV番組『Queen of Swords』（2000年）で、ギャスパー・イダルゴの妻でグリシャム大尉の愛人セニョーラ・ベラ・イダルゴ役で出演。オープニングタイトルにクレジットされていますが、エルサが登場したのは22話中14話のみ。また、スペインのTV番組『ロス・セラーノ』では、生徒マルコス（フラン・ペレア）と恋に落ちる教師ラケルを演じました。

エルサは10本以上のスペイン映画に出演し、仏国のコメディ・ミュージカル映画『Iznogoud』（2004年）にも出演。また、「マキシム」2006年8月号の表紙を飾りました。2009年にはメキシコの『Mujeres Asesinas』シリーズのエピソード「Ana y Paula, Ultrajadas」にパウラ・モンカダ役で出演。また、アクション・ノワール映画『ゴートゥーヘル』やダリオ・アルジェントの『ジャーロ』にも出演しました。

エルサは、タイムフォースのジュエリーライン「アルティメット・ジュエル」のファーストコレクションで、サッカー界のスター、クリスティアーノ・ロナウドの相手役を務めました。映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』ではエレナ・ネヴェス巡査を演じ、ドウェイン・ジョンソンが相棒のルーク・ホブスを演じました。MTVネットワークス（現パラマウント・メディア・ネットワークス）のNextMovie.comは、2011年に注目すべきブレイクアウト・スターの一人に彼女を選出。『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』では、エンドクレジット後の場面でナタリー・ポートマンの代役を務めました。

つづいてエルサは映画「ワイルド・スピード」シリーズ第6弾『ワイルド・スピード EURO MISSION』（2013年）、第7弾『ワイルド・スピード SKY MISSION』（2015年）、第8弾『ワイルド・スピード ICE BREAK』（2017年）でエレナ・ネヴェス役を演じました。

2018年、エルサはオーストラリアのウェブTV番組『タイドランド』にエイドリエル・カスバート役で出演。この番組はNetflixで2018年12月14日に公開されました。

エルサは2022年6月に公開されたマシュー・ライリー監督の『INTERCEPTOR/インターセプター』で主役を演じました。

エルサ・パタキーはピュアリーバイロンというスキンケアブランドを共同設立。同ブランドは2022年に最初の製品を発売。2023年3月、このブランドは管理下に置かれ、売りに出されました。当時、BWXグループが47.4％、イド・レフラーとランス・カリッシュがそれぞれ約22％、クリス・ヘムズワースのバイロンベイ1stマネジメントが3.2％の株式を保有していました。

私生活

趣味はローラーブレード、スノーボード、乗馬。

エルサ・パタキーは2004年から2006年までフランス人俳優のミシェル・ユンと、2006年から2009年までアメリカ人俳優のエイドリアン・ブロディと交際していました。

オーストラリア人俳優のクリス・ヘムズワースとは、共通の代理人を通じて知り合い、2010年初めに交際を開始。エルサとクリスは2010年のクリスマス休暇中に結婚。二人の間には娘と双子の息子の3人の子供がいます。2015年、一家は米国ロサンゼルスからオーストラリア、ニューサウスウェールズ州バイロンベイへ移住。

2012年9月、パタキーは出版グループ「エディシオネス・ゼタ」に対するスペイン最高裁判所の判決で31万ユーロを獲得。2007年3月、ゼタ・グループが所有する雑誌『Interviu』は、『エル』誌の写真撮影中に着替えをしているところを長いレンズで撮影したエルサのトップレス写真を掲載。ゼタ・グループは、この決定に対して控訴すると述べました。

出演作品

映画

TV