「鏡の向こう側に」は、女優の 岩下志麻が1990年に主婦と生活社から出版した自伝。
鏡の向こう側に(岩下志麻)
- 著者:岩下志麻
- 書名:鏡の向こう側に
- 出版社 : 主婦と生活社
- 刊行日 : 1990/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 237頁
- ISBN-10 : 4391112914
- ISBN-13 : 978-4391112917
- 奥付:岩下志麻「鏡の向こう側に」主婦と生活社、1990年
もくじ
- はじめに
- 第一章 幼い頃の思い出…「屈原」の悪女、かすかな戦争の記憶、依怙ひいきといじめ、河原崎家の教育
- 第二章 「バス通り裏」の少女…胸ドキドキの初恋、いちばんモテた中学時代、ガリ勉亡者の挫折テレビドラマに出演
- 第三章 清純派女優でスタート…松竹入社と信州ロケ、篠田監督との出会い、ラブシーン初体験、駆けずのお志麻
- 第四章 五瓣の椿…演技開眼、結婚の予感、仕事か結婚か、スリリングな同棲生活、質素な結婚式
- 第五章 おさんと小春…家事はしない妻、憧れの「雪国」の駒子、「智恵子抄」で精神病院見学、情念の世界「心中天網島」、悪女役との出会い
- 第六章 虚構と現実のはざま…新しい生命の誕生、出産後第一作目“卑弥呼”、母親になる時間自信喪失の厚い壁
- 第七章 演じる喜び…瞽女役で知った盲人の世界、役づくりの醍醐味、映画とテレビ、女優業最大の楽しみ、私が悪女を演じる理由
- あとがき
- 出演映画一覧
- 出演テレビ一覧
- 受賞歴
感想
岩下志麻の等身大の自叙伝。
仕事とプライベートを行ったり来たり、話口調で軽やかに書かれているのでとても読みやすいです。
幼少期から、初恋、映画デビュー、結婚、出産を経た志麻ちゃんが、子供として、女子学生として、女優として、妻として、母として、撮影生活や私生活をどう過ごしてきたのか、活き活きと伝わってきました。
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