外国映画や海外ドラマを観ながら外国語を勉強

楽しく外国映画や海外ドラマを観ながら外国語を勉強できたら一石二鳥。意外に音楽よりも分かりやすいのが最大のポイントです。

日本人の語学学習というと読解に偏っていて聴解が弱い傾向があります。

リスニング、いずれはスピーキングのスキルを身につけるには生の外国語に接する必要があります。映画やドラマは自然な外国語を使うことが多く、インプットできる機会に恵まれていますから、とても良い教材になります。

幸い、日本では英語圏だけでなく中国語圏や韓国語圏の映画やドラマを豊富に視聴でき、また、少しマニアックにヨーロッパ圏のメディアにもアクセスしやすい状況にあります。

そのためにも、まずはVOD(ビデオ・オン・デマンド)のサービスを一つでも登録しておくとスムーズに学習を進められます。

また、子供向けアニメやミュージカル、またラブロマンスなど、ここにご紹介する作品ジャンルは、中国語や韓国語など英語以外の語学学習にも役立ちます。

なお、実際の中国語学習方法を別のブログで具体的に書いていますので、あわせてご参照ください(^^)

動画の見方や教材選びにこのページを使っていただけましたら幸いです。

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学習教材として映画やドラマを使うメリット・効果

語学学習の動画教材として映画やドラマを使うメリットとして、次のような効果があります。

  • 楽しみながら語学を学習できるので、モチベーションを維持できる(圧倒的なコスパも)
  • ネイティブの発音や、句法・文法の自然な使い方などを習得できる
  • リスニング力を強化しやすいので、実践的な英会話に役立てられる(人間関係やニュアンスなども感じられる)
  • 海外事情や文化・習慣を疑似体験できる

学習の流れ

ここでは映画やドラマを2回視聴するだけで最大限に学習効果を高めることを念頭に、学習の流れを説明しています。

私は語学学習にスパルタ的な訓練が好きではありません。いつもゆるゆるにリラックスして勉強しています。そのためにも復習をしっかりするのが大切です。

  1. 作品の予習をしておく。日本語であらすじや解説を読んでおきます。登場する単語やフレーズをあらかじめ 絞るためです。好きなテーマや詳しいテーマなら予習なしでOK。
  2. (視聴1回目)日本語字幕を使うか字幕なしで視聴します。会話を予想したり拾えた単語をつなげたりしながら、映像を楽しみます。英語などの対象言語の字幕は映像を見ないことが多く、また繰り返し視聴用にしましょう。
  3. (視聴2回目)拾えた単語があったにも関わらず、詳しく分からないまま気になっている会話を見直す・聞き直す。この時フルに視聴し直す必要はありません。
  4. オンラインの辞書や語学学習アプリを使って、同じ単語やフレーズ、似ている単語やフレーズを探して少し発話します。

作品の選び方

映画やドラマを語学学習に使うための作品の選び方を4つ提案いたします。

古い語法や話し方が多い過去の作品は避けます。
  1. ディズニー作品やアニメ作品…子供も楽しめるように言語レベルが低めで、丁寧な表現が多い。ディズニー映画はVODサービスのDisney+(ディズニープラス)でまとめて視聴できます。
  2. 日常的な作品(とくにドラマ)…飲食や趣味など、日常的な生活を舞台にした作品では語彙圧力が少ないです。
  3. 好きな映画やドラマ…何度も視聴していることが多く、ビジュアル面も内容面もストレスなく安心して学習できます。
  4. 好きなジャンルやあらすじ…内容面を推測や理解しやすいので、ストレスが少ない状態で学習できます。

語学学習のためのおすすめ映画(英語)

それでは、語学学習のためのおすすめ映画をテーマ別にご紹介します。

子供むけ映画

  • トイ ストーリー…おもちゃと子どもの会話が多い。

ディズニー映画

  • ファインディング・ニモ…子供向けのシンプルな物語。日常的な表現が多く、早口キャラも登場。
  • 塔の上のラプンツェル…英単語が一般的でセリフの意味を理解しやすい。発話スピードが遅めで発音もクリア。
  • モンスターズ・インク…短く覚えやすいセリフが多い。ただし、主人公の一人マイクは早口。
  • アナと雪の女王…ミュージカル風で歌が多く、複雑な英単語が少ない。ディズニー作品のなかでもシンプルな表現で分かりやすい。

セリフが簡単な映画

  • ターミナル…英語をほぼ話せない主人公。英語の発音がきれいで分かりやすいトム・ハンクス主演。
  • ホーム・アローン…8歳の子供が主人公。
  • チャーリーとチョコレート工場…話の流れがわかりやすく日常英会話が多い。また、歌や踊りを楽しめます。
  • バック・トゥ・ザ・フューチャー…スラングが少なく清潔な表現。

日常会話が多い映画

  • ハイスクール・ミュージカル…高校生たちが主人公のミュージカル映画。メロディに乗せて表現をインプットできるうえ、高校が舞台なので日常的な表現が多い。気に入れば続編にもトライ。
  • ソーシャル・ネットワーク…Facebook創業者をテーマにしているため、大学生の日常会話、ビジネス英語、法律関連用語が豊富。
  • キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン…高校生が主人公で日常会話が多い(展開は早め)。

ビジネス英語を学べる映画

  • マイ・インターン…ファッション業界を舞台にしていて、ビジネス英語や日常会話がたくさん出てきます。
  • プラダを着た悪魔…英語が比較的聞き取りやすく、ビジネス英語やファッション用語も学べます。米語法と英語の違いや実践的な句法がたくさん。
  • ウォールストリート…そのまんま、ビジネス英語のうち経済関係の専門用語がたくさん出てきます。オフィスで使う英語をインプットするにも最適。

語学学習のためのおすすめジャンル(中国語・韓国語ほか)

子供向けアニメやミュージカル、またラブロマンスなど、これまでご紹介してきた作品ジャンルは、中国語や韓国語など英語以外の語学学習にも役立ちます。

また、中国語圏や韓国語圏のコメディは笑いのツボが日本と同じだったり近かったりするので理解しやすい作品が多いです。そして何よりも両言語の作品にはトレンドものがVODでたくさん配信されていますから、寄鳥味鳥。

確認

ここでは、楽しく外国映画や海外ドラマを観ながら一石二鳥に外国語を勉強する方法やおすすめ作品をお伝えしました。

映画やドラマはビジュアル要素があるので音楽よりも分かりやすく、語学学習におすすめです。歌込みの作品ならミュージカルたいう手もあります。

動画の教材選びにこのページを使っていただけましたら幸いです。

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