『ウォッチング・ユー』は2018年に米国で製作されたTV映画。
愛する夫を自動車事故で亡くしたナースのサラは、悲劇から2年が経過し、ようやく心の落ち着きを取り戻します。亡き夫の念願で義母が入所する老人ホームにほど近いパインヘイブンの家へ、1人娘のアリーと移り住みます。
すると、近隣に住む警備長のマイクが歓迎に訪れ、週末のパーティーに誘ってくれます。しかし、屋敷に侵入者が現れ、マイクが撃退する出来事が起こります。この出来事をきっかけに、マイクの異常な執着が次第に明らかになっていきます。
基本情報
- 邦題:ウォッチング・ユー
- 原題:The Neighborhood Watch
- 製作国:アメリカ合衆国
- 上映時間:88分
- 公開年:2018年
予告編はこちら。
感想
犯人は、リール・ワン・エンターテインメント製作のサスペンスで指折りのバカさです。自分を愛してくれる女性を愛していればもうちょっと穏やかに生活できたのに。
女優の活躍
『ウォッチング・ユー』では、アンドレア・ボガートが主人公のサラを演じています。サラは夫を失ったシングルマザーとして、娘のアリーを守りながら新たな生活を築こうとします。物語の前半では、悲しみを乗り越え、義母のグラディスが入る老人ホームでナースとして働く姿が描かれます。彼女の活躍は、後半のスリラー要素で際立ち、マイクの脅威に直面して勇敢に立ち向かいます。特に、クライマックスでは娘とともに危機を脱する決断力を見せ、観客に強い印象を与えます。
シエラ・マコーミックが娘のアリーを演じています。アリーはティーンエイジャーとして、母親の再出発を支えつつ、自分自身の不安を抱えています。パーティーを開いてトラブルを起こすシーンでは、若々しい無邪気さが表現されますが、物語が進むにつれ、マイクの脅威に気づき、マススプレーを使って反撃する活躍が光ります。この役を通じて、彼女は成長する少女の内面的な変化を自然に演じています。
ベス・ブロデリックが義母のグラディスを演じています。グラディスは老人ホームの入居者として、サラに再婚を勧める優しい祖母役です。彼女の活躍は、サラとクリスの仲を取り持つマッチメーカーとして現れ、物語に温かみを加えます。しかし、マイクの嫉妬を買って悲劇的な運命を辿ります。ブロデリックの演技は、ユーモアとドラマを兼ね備え、家族の絆を強調します。
リーガン・パスターナクが隣人のジュリアを演じています。ジュリアはマイクの行動を目撃し、脅迫する役どころです。彼女の活躍は、物語の緊張を高めるために重要で、パーティーシーンでのスパイ行為が転機となります。彼女の演技は、好奇心旺盛で少し陰険な女性を生き生きと描き出します。
ジル・ラーソンがメアリーを演じています。メアリーはクリスの母親として登場し、マイクの異常を疑う役です。彼女の活躍は、物語の後半でサラに警告を与える点にあり、緊張感を増幅します。Larsonの演技は、落ち着いた母親像を体現しています。
女優の衣装・化粧・髪型
アンドレア・ボガート演じるサラの衣装は、ナースとしての日常を反映した実用的なものが中心です。白い看護服やカジュアルなブラウスにジーンズを合わせ、引っ越し後の新生活を象徴します。化粧はナチュラルで、悲しみを乗り越える女性らしい控えめなメイクが施されます。髪型はミディアムのストレートヘアが多く、忙しい母親のイメージを強調します。パーティーシーンでは少し華やかなドレスを着用し、変化を見せます。
シエラ・マコーミック演じるアリーの衣装は、ティーンらしいカジュアルスタイル。Tシャツにショートパンツやジーンズを合わせ、ホームパーティーで活発に動きます。化粧は軽めのティーンメイクで、ナチュラルなリップとアイメイクが特徴です。髪型はロングのウェーブヘアで、若々しさを演出します。危機的なシーンでは乱れた髪が緊張感を表します。
ベス・ブロデリック演じるグラディスの衣装は、老人ホームの入居者にふさわしい快適なブラウスとスカートです。化粧は上品で、薄いファンデーションとリップが施されます。髪型はショートのウェーブで、優しい祖母の雰囲気を醸し出します。マッチメイクのシーンでは少しおしゃれなアクセサリーを加え、活躍を際立たせます。
リーガン・パスターナク演じるジュリアの衣装は、近所の人らしい日常服で、ブラウスにパンツを合わせます。化粧は少し派手めで、アイシャドウが目立ちます。髪型はミディアムのストレートで、スパイ行為のシーンに適したシンプルさです。
ジル・ラーソン演じるメアリーの衣装は、落ち着いたシャツとスカートです。化粧は自然で、年齢相応のメイクです。髪型はショートのストレートで、信頼感を与えます。
あらすじ
ナースのサラと娘のアリーは、夫のニールが交通事故で亡くなってから2年が経ちます。ニールの願いで、義母のグラディスが入所する老人ホーム近くのパインヘイブンに引っ越します。新居に到着すると、近所の警備長マイクが歓迎のバスケットを持って訪れ、セキュリティシステムの設置を申し出ます。サラはマイクの親切に感謝し、家鍵を預けます。
マイクはシステムを設置しながら、サラの私物を眺め、妄想にふけります。夜に侵入者が現れ、警報が鳴りますが、マイクが追い払います。サラは不安を感じ、システムをアップグレードします。一方、グラディスはサラに消防士のクリスを紹介し、二人は親しくなります。マイクは嫉妬し、ジュリアの目撃をきっかけに異常行動をエスカレートさせます。
マイクはジュリアを殺害し、グラディスを窒息死させます。サラとアリーを車に乗せ、ニールの死が自分の仕業だと告白します。クリスをトランクに閉じ込め、サラに選択を迫ります。アリーがマスを噴射し、クリスを解放、サラがタイヤレンチでマイクを倒します。警察がマイクを逮捕し、サラたちは新しい生活を始めます。
解説
本作『ウォッチング・ユー』は、典型的なストーカー・スリラーとして、郊外の日常に潜む恐怖を描きます。LifetimeチャンネルのTV映画らしい、低予算ながら緊張感のある展開が特徴です。マイクの執着が徐々に暴走する過程は、心理的なサスペンスを強調します。家族の絆と再出発のテーマが絡み、観客に共感を呼びます。
監督のサム・アーヴィンは、軽快なペースで物語を進め、クライマックスのアクションを効果的に配置します。女性キャラクターの強さが際立ち、男性の異常性を対比的に描きます。セキュリティシステムのモチーフは、現代のプライバシー問題を反映しています。全体として、予測可能なプロットながら、キャストの演技で魅力を保ちます。
テーマとして、信頼の危うさと女性の自立が挙げられます。サラの成長は、悲しみから力強さへの移行を示します。ユーモア要素も散りばめられ、重くなりすぎないバランスが取れています。TV映画のジャンルファンにはおすすめです。
キャスト
- アンドレア・ボガート:サラ
- Trevor St. John:マイク
- シエラ・マコーミック:アリー
- ベス・ブロデリック:グラディス
- Reagan Pasternak:ジュリア
- Jill Larson:メアリー
- Chris Lazzaro:クリス
- Thomas Bullock:ニール
- Marco Dapper:ディラン
スタッフ
- 監督:サム・アーヴィン
- 脚本:スコット・コレット
- 製作:Ken Sanders, Sheri Reeves
- 音楽:Eric Allaman
- 撮影:Theo Angell
- 編集:James Kondelik
- 美術:Alexa Roland
- 衣装:Bo Roses
- メイク:Amy L. Forsythe




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