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精神障害

映画・ドラマにみる精神障害を解説

最近の映画やドラマでは、さまざまな精神障害がデフォルトに設定されていることが増えています。

21世紀に入ってから精神医学は急速に発展し、私たちはどれがどの障害なのか、よく分からないまま、異常犯罪があれば全てサイコパスで片づけてしまいがち。ここでは有名な精神障害を解説し、それらの障害を取り上げる映画やドラマを紹介しています。

このページでは(脚・足への偏愛など)事件性が低い障害もあわせて説明しています。

精神障害の映画史

映画の歴史では時期によって注目される精神障害が変わってきました。簡単にまとめると次のとおりです。

精神障害の映画史

1980年代になると、精神障害をもつ人々が脳内に描いているであろう幻覚や妄想を映像化する作品が増えます。

それととに、精神異常や異常状態を描くとき、物語内容には①フラッシュバック、②意識混濁、③記憶の書き換え、という3つの傾向が出てきました。現代の映画やドラマも、この傾向の範囲内に留まっています。

このような状況のなか、2017年に映画『スプリット』 が公開されました。最近ではよく多重人格を解離性同一性障害といいます。もはや二重人格は死語で、二つくらいしかない人格は時代遅れなのでしょうか…。

映画・ドラマにみる精神障害

精神障害

心的外傷後ストレス障害

心的外傷後ストレス障害(PTSD)とは心的外傷となる出来事を経験することによって発症する精神・行動障害。原因には、性的暴行、家庭内暴力、児童虐待、戦争とそれに関連するトラウマ、自然災害、交通衝突、または人の生命や幸福に対するその他の脅威など。
精神障害

ミュンヒハウゼン症候群

FDIS(Factitious disorder imposed on self/自己に課せられた虚偽性障害)とは、ミュンヒハウゼン症候群と呼ばれ、注目、同情、身体的ケアなど、何らかの心理的妥当性を得るために病気の患者を演じる複雑な精神疾患(虚偽性障害)。
精神障害

ディスレクシア

ディスレクシアは、以前は言葉の盲目として知られていた、読み書きどちらかに影響を及ぼす学習障害。ここではスクリーニング、マネジメント、予後、疫学を解説し、子供向け・一般向けの区別ニもとづいて、映画、TV映画、TV番組から関連作品を紹介します。
精神障害

いじめ

日本は中学、米国は高校におけるいじめが多く、依然として重要な問題です。米国を舞台にした映画やドラマには、いじめの場面がよく出てきます。いじめ自体をテーマにした作品も多いです。ここでは米国のいじめの状況をおさえ、VODへの期待を展望します。
精神障害

プラセボ効果

プラセボ効果とは薬や治療を受けた人が「効く」と信じるだけで結果を示す傾向のこと。このことから、単にプラセボというとき、偽薬の意味になることも。プラセボ効果を描いた映画やドラマに『Placebo Effect』や『トワイライト・ゾーン』があります。
精神障害

解離性遁走

解離性遁走とは、予期せぬ徘徊や旅行に伴なう、自分のアイデンティティに対する可逆的な健忘を特徴とするまれな精神医学的現象。新しいアイデンティティの確立と、症状発現前の個人情報の忘却を伴ないます。ここでは実例や映画やドラマを紹介しています。
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妄想性誤認症候群

妄想性誤認症候群とは、ジョージ・N・クリストドゥルーが著書(1986年)に紹介した妄想性障害の総称。この総称に区分されない症候群も多く定義は決まっていません。ここでは、この症候群のバリエーションや取り上げている映画やドラマを紹介しています。
精神障害

双極性障害

双極性障害は、以前は躁鬱病として知られていた精神障害で、鬱状態の期間と気分が異常に高揚する(躁状態)期間がそれぞれ数日から数週間続くことを特徴にします。ここでは双極性障害の診断を示唆する特徴をもつ映画やドラマを紹介しています。
精神障害

解離性同一性障害

解離性同一性障害(DID)は、多重人格障害(MPD)として知られ、DSM-5、DSM-5-TR、ICD-10、ICD-11、およびMerck Manualにおける複数の解離性障害の1つ。定義をはじめ、映画・ドラマ・マンガなどの大衆文化での表現を紹介。
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