『傲慢な花』は、モニカ・ミッチェル監督による2022年の米国のスリラー映画。ノーラ・ロバーツの1988年の小説『Brazen Virtue』が原作（邦訳：傲慢な花）。主演はアリッサ・ミラノ、サム・ペイジ、マシュー・フィンラン。2022年1月13日、Netflixからリリース。『Rotten Tomatoes』は、22件のレビューに基づく支持率14％、平均評価3.3/10と報告しています。
傲慢な花
- 原題：Brazen
- 公開年2022年
- 製作国：米国
- 上映時間：94分
- ロケ地：カナダ、ブリティッシュコロンビア州バンクーバー
- 撮影期間：2021年3月15日～2021年4月23日
- 製作会社：エポニマス・プロダクション、マンダレー・ピクチャーズ
- 配給会社：Netflix
- 原作：ノーラ・ロバーツ『傲慢な花』飛田野裕子訳、MIRA文庫、2004年
- ジャンル：ドラマ、ミステリー、クライム
- 視聴：netflix.com
予告編はこちら。
ファム・ファタル
何人ものSM嬢が女王様で登場。暗くも華やいだ場面が幾度となく流れてきて それなりの雰囲気は感じられました。ただ、SMの女王様って、2020年代になっても、80年代のフェティッシュ・ファッションから抜けられないのでしょうか（笑）
感想
コメントを読む前に『傲慢な花』は一度観てみることをすすめます。この映画で非難されている下手な演技というのは、文字どおり現実的な日常的行動。役者たちがそれ以上のことをしなかったのは、文字どおりDCに住んでみて、荒々しく退屈な地元の風景を反映させたから。出演者はただこのように振る舞っただけ。現実の生活と同じように、振る舞いがぎこちなく、本物のように見えます。映画については、風変わりな「Who done it」的な映画。興行的な映画ではありませんが、クライム・テレビのような楽しい映画です。
解説
『傲慢な花』は、モニカ・ミッチェル監督による2022年の米国のスリラー映画。レビューアグリゲーターサイト『Rotten Tomatoes』は、22件のレビューに基づく支持率14％、平均評価3.3/10と報告しています。この映画を少し丁寧に解説します。
過酷なブックツアーを終えた超大物ミステリー小説家グレース・マッケイブ（アリッサ・ミラノ）は、離婚して親権争いに巻き込まれている妹のキャスリーンを訪ねることにします。D.C.に到着したグレースは、キャスリーンが荒れ果てた地域に住み、敏腕弁護士を雇うために、テレフォン・セックス・オペレーターの副業でSM嬢をしながら、なけなしの教師の給料を補っていることにショックを受けます。キャスリーンによれば、ファンタジー社は従業員に鉄壁の匿名性を保証しているといのこと。しかし、グレースは疑念を抱いていました。ある恐ろしい桜の香りがする夜、ファンタジー社のオペレーターが殺されたのです。事件を解決するために引き寄せられたグレースの人生は、まるで自分の本のワンシーンのようでした。
しかし、彼女の大ファンの一人、捜査官のエド・ジャクソンが警告します。これはフィクションじゃない。これはフィクションではなく、現実に人が死に、次はグレースが死ぬかもしれないのです。そしてエドでさえ、欲望と死のランデブーから彼女を守ることはできないかもしれません。
キャスト
- アリッサ・ミラノ（グレース・ミラー役）
- サム・ペイジ（エド・ジェニングス役）
- マラチ・ウィアー（ベン役）
- エミリー・ウラアップ（キャスリン・ブリーズウッド役／デジレ役）
- マシュー・アーロン・フィンラン（ジェラルド・バクスター役／ハッカー役）
- アリソン・アラヤ（リベラ大尉役）
- コリーン・ウィーラー（バクスター上院議員役）
- デイヴィッド・ルイス（ジョナサン・ブリーズウッド役）
- ダニエル・ディーマー（ランド・モーガン役）
- バリー・レヴィ（ポール・モーガン役）
- アーロン・ポール・スチュワート（ビリー役）
- ロッセン・チェンバーズ（ステイシー・ホワイト役）
- アミラ・アンダーソン（書店店長役）
- エイプリル・テレック（リサ・クラーク役）
- ジャック・アームストロング（リッチー役）
- ニッキー・ブライス（リッチーの母親役）
- マット・ベルフルール（ローレンス・マーク役）
- ミトラ・スリ（キャロル・ヘイズ役／ロクサーヌ役）
- オルフェ・ラドゥスール＝グエン（メアリー・ベス・モリソン役／レイヴン役）
- ジェシー・ヴラホヴィッチ（食料品店の子供役）
- ミゲル・カスティーヨ（カルモナ医師役）
- レスリー・クワン（法医学者役）
- マイケル・Q・アダムス（カトリック司祭役）
- トレース・シュルコ（ケヴィン役）
- リン・コリアー（レポーター役）
アリッサ・ミラノとエミリー・ウラアップはともにシャネン・ドハーティと共演しました。ミラノとドハーティは『チャームド』で1998年から2001年まで共演。ドハーティとウラアップは『ウィッチスレイヤー・グレットル』で。
レビュー 作品の感想や女優への思い