レジーナ・パボン（Regina Pavón）はメキシコ人女優兼モデル。メキシコシティ出身で、2013年にテレビドラマでデビュー。Netflixシリーズ『ダーク・デザイア』でゾエ役を演じ国際的に注目を集めました。映画『ノー・マンチェス・フリーダ』シリーズや『モナルカ』などに出演。2025年には『ペカドス・インコンフェサブレス』で活躍中です。テレトン慈善活動にも参加しています。
プロフィール
- 名前：レジーナ・パボン（Regina Pavón）
- 本名：レジーナ・ベラスコ・パボン
- 生年月日：1998年11月13日（26歳）
- 出生地：メキシコ合衆国メキシコシティ
- SNSサイト：Instagram
生い立ち・教育
レジーナ・パボン（Regina Pavón）は、1998年11月13日、メキシコのメキシコシティで生まれました。本名はレジーナ・ベラスコ・パボンといいます。
幼少期から演技に強い興味を抱き、家族の影響や周囲の環境が彼女の芸術的な才能を育んだようです。メキシコシティの活気ある文化の中で育ち、早くからエンターテイメント業界に魅了されました。詳細な家族背景については公表されていませんが、彼女のインタビューから、支えとなる家族の存在がキャリアの基盤となっていることがうかがえます。幼い頃からモデルや演技のレッスンを受け、創造性を養いました。
教育面では、2014年にメキシコのテレビサ（Televisa）の芸術教育センター（CEA: Centro de Educación Artística）に入学。このセンターは、演技やパフォーマンスを専門的に学ぶ著名な機関で、多くのメキシコ人俳優を輩出しています。レジーナさんはここで基礎的な演技スキルを磨き、2016年12月に卒業しました。卒業時には、すでにいくつかの作品に出演しており、学業と仕事の両立を図っていました。センターでのトレーニングは、台詞の表現力や身体言語のコントロールを重視したもので、彼女の自然な演技スタイルを形成しました。また、英語やダンスのクラスも受講し、多角的なスキルを習得しています。
彼女の教育歴は、プロフェッショナルなキャリアを早期に築くための重要なステップとなりました。以降、独学や現場経験を通じてさらにスキルを向上させています。
こうした生い立ちと教育が、レジーナさんの多才な表現力を形成しました。メキシコの伝統文化や現代的な影響を吸収し、国際的な舞台で活躍する基盤を築いています。2025年現在、26歳の彼女は、若手女優としてさらなる成長を続けています。家族のサポートが、彼女のモチベーションの源泉となっており、インタビューでは感謝の言葉を度々述べています。
経歴
レジーナ・パボンのキャリアは、2013年に始まりました。15歳の時に、アメリカのテレビドラマ『ラ・パトロナ（La Patrona）』でガブリエラ・スアレス役を演じ、デビューを飾りました。同年、メキシコ版『ゴシップ・ガール・アカプルコ（Gossip Girl: Acapulco）』にパメリータ役で出演し、ティーン向けの作品で注目を集めました。これらの初期作品を通じて、彼女の自然な演技力が評価され、以降の活躍の基盤となりました。デビュー直後から、複数のオーディションに合格し、着実に経験を積みました。
2015年には、ユニットドラマ『ラ・ロサ・デ・グアダルペ（La Rosa de Guadalupe）』と『コモ・ディセ・エル・ディチョ（Como Dice el Dicho）』で複数の役柄を演じ、多様なキャラクターをこなす才能を発揮しました。また、『フォルトゥナ（Fortuna）』にゲスト出演し、幅広いジャンルに挑戦しました。2016年、映画界に進出。コメディ映画『ノー・マンチェス・フリーダ（No Manches Frida）』でモニカ役を務め、大ヒットを記録しました。この作品はメキシコ国内で人気を博し、彼女の知名度を一気に高めました。2019年には続編『ノー・マンチェス・フリーダ2（No Manches Frida 2）』でも同じ役を再演し、ファンから好評を得ました。このシリーズでは、共演者のフェルナンダ・カスティージョさんとの化学反応が評価されました。
ストリーミングサービスへの進出は、2019年から2021年にかけてNetflixオリジナルシリーズ『モナルカ（Monarca）』でルルデス・カルランサ役を演じたことで本格化しました。このドラマはメキシコのビジネスファミリーを描いたもので、彼女の演技が国際的に認められました。2020年から2022年まで、同じくNetflixの『ダーク・デザイア（Dark Desire）』でゾエ・ソラレス役を担当。性的指向の葛藤を抱える少女を繊細に演じ、批評家から高い評価を受けました。この役柄は彼女のキャリアの転機となり、世界的なファンを獲得しました。2022年には『エル・レイ・ビセンテ・フェルナンデス（El Rey, Vicente Fernández）』に出演し、歴史的な人物を巡る物語で存在感を示しました。
2023年には、シリーズ『デ・ブルタス・ナダ（De Brutas, Nada）』でレセプシオニスタ役、『ロス・アルティスタス：プリメロス・トラソス（Los Artistas: Primeros Trazos）』でベロ役を演じ、多忙なスケジュールをこなしました。2024年には『ラス・エルマナス・ゲラ（Las Hermanas Guerra）』に出演。2025年には『ペカドス・インコンフェサブレス（Pecados Inconfesables、Unspeakable Sins）』でヒメナ・デ・バール役を務め、Netflixで配信され、メキシコをはじめラテンアメリカで視聴ランキング上位を記録しています。この作品では、複雑な人間関係を演じ、新たな演技の境地を開拓しています。また、2022年の映画『ドゥルセ・オブセシオン（Sweet Obsession）』や2025年のテレトン（Teletón）慈善イベントのヒムノ（anthem）参加など、多角的な活動を展開しています。作曲家アレクス・シンテク氏とのコラボで、テレトンのテーマソングを歌い、慈善活動にも貢献しています。モデルとしても活動し、Instagramで56万以上のフォロワーを抱えています。将来はプロデュース業への進出も視野に入れ、脚本執筆にも興味を示しています。
私生活
レジーナ・パボンさんの私生活については、比較的プライベートを保っていますが、いくつかの情報が公表されています。メキシコシティ在住で、家族との絆を大切にしているようです。幼少期の経験が彼女の価値観を形成し、謙虚で努力家な性格がうかがえます。SNSでは、日常の様子や仕事の裏側を時折共有し、ファンとのつながりを維持しています。読書や音楽、旅行を趣味とし、精神的なバランスを取るためにヨガや瞑想を実践しています。
恋愛面では、2017年に俳優のベニー・エマヌエル氏と交際を開始しましたが、現在は終了しています。2025年現在、女優のセシ・フローレスさんと交際中です。二人は公にパートナーシップを認め、SNSやインタビューで互いの関係を温かく語っています。レジーナさんはLGBTQ+コミュニティの支持者としても知られ、自身の経験を通じて多様性を推進しています。過去の恋愛歴については詳細が明かされていませんが、仕事優先の生活を送っているようです。2025年のインタビューでは、関係性を大切にし、互いのキャリアを尊重する姿勢を強調しています。
健康やライフスタイルについては、積極的に慈善活動に参加。2025年のテレトンでは、テーマソングを担当し、障害を持つ人々への支援を呼びかけました。プライベートでは、読書や音楽、旅行を楽しむ様子が見られます。メンタルヘルスを重視し、忙しいスケジュールの中でバランスを取っています。将来的には、プロデュースや監督への挑戦も視野に入れているようです。SNSでの誹謗中傷に対しては、ポジティブな対応を心がけ、ファンに勇気を与えています。
出演作品
以下に主な出演作品を挙げます。
テレビ作品
- 『ラ・パトロナ』（2013年）
- 『ゴシップ・ガール・アカプルコ』（2013年）
- 『ラ・ロサ・デ・グアダルペ』（2015年、ユニット）
- 『コモ・ディセ・エル・ディチョ』（2015年、ユニット）
- 『フォルトゥナ』（2015年、ゲスト）
- 『ザ・トゥー・ライヴズ・オブ・エステラ・カリージョ』（2017年）
- 『リンゴ』（2019年）
- 『モナルカ』（2019年～2021年）
- 『ダーク・デザイア』（2020年～2022年）
- 『エル・レイ・ビセンテ・フェルナンデス』（2022年）
- 『ロス・アルティスタス：プリメロス・トラソス』（2023年）
- 『デ・ブルタス・ナダ』（2023年）
- 『ラス・エルマナス・ゲラ』（2024年）
- 『ペカドス・インコンフェサブレス』（2025年）
映画作品
- 『ノー・マンチェス・フリーダ』（2016年）
- 『ノー・マンチェス・フリーダ2』（2019年）
- 『ドゥルセ・オブセシオン』（2022年）
レビュー 作品の感想や女優への思い