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ベバ・ロンカー

ベバ・ロンカー(Beba Lončar)はセルビア・ベオグラード生まれの元女優。本名はデサンカ・ロンカーといいます。ユーゴスラビア時代に1960年から映画界で活躍を始め、1982年まで52本の作品に出演しました。

ユーゴスラビアで美貌と演技力でスターとなり、1960年代中盤からイタリアに移り、コメディ映画を中心に成功を収めました。セックスシンボルとして知られ、引退後は私生活を重視して静かに暮らしています。

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プロフィール

  • ベバ・ロンカー(Beba Lončar)
  • 出生名:デサンカ・ロンカー(Desanka Lončar)
  • 生年月日1943年4月28日(82歳)
  • ベオグラード(ドイツ占領下セルビア内)
  • 職業:女優
  • 活動期間:1960年–1983年
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生い立ち・教育

ベバ・ロンカー(Beba Lončar)は、1943年4月28日にドイツ占領下のセルビア、ベオグラードで生まれました。本名はデサンカ・ロンカーといいます。彼女の生まれた時代は、第二次世界大戦の影響が強く、厳しい環境の中で育ちました。ベオグラードのドルチョル地区で幼少期を過ごし、家族は中産階級で、芸術や文化に親しむ機会があったようです。幼い頃から演技やパフォーマンスに興味を示し、自然と芸能の世界へ引き込まれていきました。

1950年代後半、テレビ放送が始まったばかりのTVベオグラードで、子供向け番組や青年向け番組に出演するようになりました。これが彼女の最初のメディア露出です。まだティーンエイジャーだった頃、監督のソヤ・ヨヴァノヴィッチの下で演技を学びました。ヨヴァノヴィッチは彼女の才能を見抜き、1960年の映画『Diližansa snova』で小さな役を与えました。これが正式なデビュー前の教育の成果です。彼女は正規の演劇学校に通った記録は少ないですが、実践を通じてスキルを磨きました。

教育面では、高校在学中に映画界に入ったため、学業と並行してキャリアを築きました。カンヌ国際映画祭への参加など、国際的な経験が彼女の視野を広げました。この時期の生い立ちは、戦後のユーゴスラビアの復興期と重なり、彼女の強い意志と適応力が形成された基盤となりました。

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経歴

ベバ・ロンカーの経歴は、1960年に始まります。最初は『Deveti krug』(The Ninth Circle)でマグダ役を演じ、好評を博しました。この作品はカンヌ映画祭に出品され、彼女の名を広めました。同年、『Ljubav i moda』(Love and Fashion)で主役のソニア・イリッチを演じ、大ヒットとなりました。この映画の成功で彼女はユーゴスラビアのスターとなり、美貌が全国的に注目されました。17歳でアヴァラ・フィルムと5年契約を結び、キャリアが本格化しました。

1961年には『Dvoje』(And Love Has Vanished)でヨヴァナ・ズルニッチ役を務め、カンヌ国際映画祭に再び選出されました。1960年代前半はユーゴスラビア映画を中心に活躍し、『Dr』(1962年、スラヴカ・ツヴィヨヴィッチ役)や『Zemljaci』(1963年、ヤナ役)などに出演しました。国際合作も増え、『The Long Ships』(1964年、ゲルダ役)でハリウッド俳優と共演しました。また、西ドイツのミュージカル西部劇『Freddy in the Wild West』(1964年、アニタ・ダニエルズ役)で主役を張りました。

1964年、イタリアに移住し、キャリアの転機を迎えました。マウロ・ボロニーニ監督の『La donna è una cosa meravigliosa』でイタリアデビューを果たしました。1965年は6本の映画に出演し、ブレイクしました。『ゴールデン・ハンター』(1965年、美術館の少女役)や『Slalom』(1965年、ヘレン役)でコメディエンヌとして評価されました。イタリア喜劇映画の黄金期に乗り、神秘的な美女役を多く演じました。

1960年代後半から1970年代は、イタリアを中心に活動を続けました。『The Birds, the Bees and the Italians』(1966年、ノエミ・カステラン役)で国際的な注目を集めました。『Some Girls Do』(1969年、パンドラ役)や『Brancaleone at the Crusades』(1970年、ベルタ・ダヴィニョン役)など、多様なジャンルに挑戦しました。1970年代後半になると出演本数が減り、1982年の『Don’t Look in the Attic』で引退しました。合計52本の映画で、ユーゴスラビアとイタリアの映画史に足跡を残しました。

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服飾・美容

ベバ・ロンカーは、1960年代から1970年代にかけて、ファッションと美容のアイコンとして知られました。彼女の美貌は、細身の体型、大きな目、豊かな髪が特徴で、ユーゴスラビアではセックスシンボルとして崇められました。

映画『Ljubav i moda』でファッション業界の役を演じたことが、彼女のスタイルを象徴します。この作品のヒットで得た収入で、ミンクコートを購入したエピソードは有名です。彼女はエレガンスを重視し、派手さより洗練された装いを好みました。

イタリア移住後、ファッションの中心地ローマでさらにスタイルを磨きました。コメディ映画では、洗練されたドレスやアクセサリーを着用し、観客を魅了しました。1968年のインタビューで、「エレガンスは贅沢より大切」と語っています。

美容面では、自然なメイクを好み、スキンケアに力を入れていたようです。写真集や雑誌で、ミニスカートやボヘミアンスタイルを披露し、トレンドをリードしました。

引退後も、彼女の美容法は注目され、シンプルな生活が美の秘訣と言われています。年齢を重ねても優雅さを保ち、現代のファッション愛好家に影響を与えています。彼女のスタイルは、ヨーロッパ映画の黄金時代を象徴するものです。

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私生活

ベバ・ロンカーの私生活は、キャリアの変遷と密接に関連しています。1970年代初頭、クロアチアの実業家でミュージシャンのヨシプ・ラデリャクと出会い、結婚しました。スプリトでの出会いから短い交際を経ての結婚でした。1982年に息子のレオが生まれ、39歳での初産でした。この出産を機に、彼女は映画界から引退を決意し、家族生活を優先しました。

しかし、1980年代後半に夫婦関係が悪化しました。夫のヨシプが若い女優エナ・ベゴヴィッチと関係を持ち、別居に至りました。激しい裁判の末、1994年に離婚が成立し、息子の親権は夫側に渡りました。この出来事は彼女に大きな影響を与え、メディアから距離を置くきっかけとなりました。

2000年夏、セルビアのスキーヤーであるステヴァン・マリンコヴィッチ・クニチャニンと出会い、同居を始めました。その後結婚し、ローマからベオグラードに戻りました。現在はベオグラードで静かな生活を送っており、メディア出演は稀です。2010年の『Ljubav i moda』50周年イベントが最後の公の場です。彼女の私生活は、華やかなキャリアとは対照的に、穏やかな晩年を物語っています。

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出演作品

  • Deveti krug(1960年、マグダ役)
  • Ljubav i moda(1960年、ソニア・イリッチ役)
  • Dvoje(1961年、ヨヴァナ・ズルニッチ役)
  • Medaljon sa tri srca(1962年、セグメント「Prica2」役)
  • Dr(1962年、スラヴカ・ツヴィヨヴィッチ役)
  • The Bandit and the Princess(1962年、アフラ役)
  • Zemljaci(1963年、ヤナ役)
  • 長い船団(1964年、ゲルダ役)
  • Ein Frauenarzt klagt an(1964年、エヴァ・モルマー役)
  • Lito vilovito(1964年、メイ役)
  • Freddy in the Wild West(1964年、アニタ・ダニエルズ役)
  • La donna è una cosa meravigliosa(1964年、セグメント「Una donna dolce, dolce」役)
  • La Celestina P… R…(1965年、ルイセラ役)
  • 大追跡(1965年、ウルスラ役)
  • Letti sbagliati(1965年、エンリケッタ・コルデッリ役)
  • ゴールデン・ハンター(1965年、美術館の少女役)
  • スピードは俺の稼業(1965年、ヘレン役)
  • The Dreamer(1965年、ラウラ役)
  • 蜜がいっぱい(1966年、ノエミ・カステラン役)
  • The Boy Who Cried Murder(1966年、スージー役)
  • In the Shadow of the Eagles(1966年、ヘレン役)
  • Bitter Fruit(1967年、ティタ役)
  • Lucky, the Inscrutable(1967年、ベバ役)
  • Days of Violence(1967年、クリスティン・エヴァンス役)
  • Soledad(1967年、ソレダッド役)
  • Massacre in the Black Forest(1967年、リヴィア役)
  • Cover Girl(1968年、アンナ役)
  • The Fuller Report(1968年、スヴェトラナ・ゴリャドキン役)
  • Frame Up(1968年、ジャネット役)
  • Listen, Let’s Make Love(1968年、リディアおばさん役)
  • 電撃!スパイ作戦(1969年、パンドラ役)
  • Cuore di mamma(1969年、マグダ・フランティ役)
  • Sharon vestida de rojo(1969年、シャロン・アダムス役)
  • Interrabang(1969年、アンナ役)
  • 愛して愛して子猫ちゃん(1970年、オルネラ役)
  • スピードは俺の嫁業(1970年、スヴェトラナ役)
  • 十字軍のブランカレオーネ(1970年、ベルタ・ダヴィニョン役)
  • Who Killed the Prosecutor and Why?(1972年、オルガ役)
  • Decameron’s Jolly Kittens(1972年、マドンナ・リディア役)
  • ムーン・スキン・ガール(1974年、ヘレン役)
  • Ho incontrato un’ombra(1974年、シルヴィア・プレダル役)
  • Percy is Killed(1976年、パーシー役)
  • Special Squad Shoots on Sight(1976年、ジェーン役)
  • La donneuse(1976年、フランソワーズ役)
  • Quelle strane occasioni(1976年、アダミ未亡人役)
  • Ragazzo di borgata(1976年、ボルガータの少年役)
  • Gli uccisori(1977年、ウッチゾーリ役)
  • Quella strana voglia d’amare(1977年、クラウディア役)
  • The Pals(1979年、ドルガリカ・ターニャ役)
  • Drugarcine(1979年、ヴェラ・ジュリッチ役)
  • サンデー・ラバーズ(1980年、マリサ役)
  • Don’t Look in the Attic(1982年、マルタ役)

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