フランチェスカ・トゥは中国生まれのドイツの女優。『怪人フー・マンチュー』(1965年)、『怪人フー・マンチュー連続美女誘拐事件』(1966年)、『怪人フー・マンチュー 女奴隷の復讐』(1968年)の3部作で、クリストファー・リー演じる悪役の侍女ロータス役が有名。
フランチェスカ・トゥ
- 名前:フランチェスカ・トゥ(Francesca Tu)
- 生年月日:1943年11月3日(81歳)
- 出生地:中華人民共和国浙江省温州市
- 職業:女優
- 身長:157cm
- 活動期間:1965年〜現在
生い立ち
中国浙江省温州市で生まれたフランチェスカは、ドイツ人の継母に育てられ、その後の女優人生の大半をドイツで過ごしました。ハノーファー・オペラハウスでバレエを学んだ後、ハノーファー音楽演劇メディア大学で学ぶ。
19歳でロンドンへ渡り、従兄弟の家にホームステイしてオークションハウスを手伝いながら、中国美術を学んだり、広告モデルとして働いたりしました。さらに、ロンドン音楽演劇アカデミーで訓練を積み、1966年、21歳の誕生日にBBCのオーディションを受け、すぐにTVドラマの仕事をオファーされました。
経歴
当初は「プーレ・トゥ」と名乗り、60年代後半に映画出演を果たします。『怪人フー・マンチュー』(1965年)、『怪人フー・マンチュー連続美女誘拐事件』(1966年)、『怪人フー・マンチュー 女奴隷の復讐』(1968年)の3部作で、クリストファー・リー演じる悪役の侍女ロータス役が有名。
ジェームズ・ボンドのスリラー『007は二度死ぬ』(1967年)には秘書役で小さなカメオ出演。最低の強盗映画といわれる『Diamonds for Breakfast』(1968年)には華やかな女性ジャンヌ・シルキンガーズとして出演し、グレゴリー・ペックの冷戦スリラー『0の決死圏』(1969)では科学者の娘スン・チュウを演じました。
その後から現在にかけて「フランシスカ・トゥ」としてクレジットされ、イギリスのTV番組『デパートメントS』(1969年)にはトルコ人看護師という不釣り合いな配役とスピンオフ番組『作家探偵ジェイソン・キング』(1971年)にリー・ベイリー役で出演。そして『タートオルト』(1970年〜)のエピソード出演のため1973年にドイツに戻ります。
8年間の活動休止後、ファミリードラマ『フロリダ・レディ』(1994年)にオーランドのシーワールドで働く獣医役でレギュラー出演し、ドイツのTV番組へのレギュラー出演を再開。最後のスクリーン出演は2014年。
出演作品
映画
1965年
- 怪人フー・マンチュー(ロータス役)
1966年
- 怪人フー・マンチュー 連続美女誘拐事件(ロータス役)
1967年
- 007は二度死ぬ
- Lotus Flowers for Miss Quon
1968年
- Diamonds for Breakfast
- Don’t Raise the Bridge, Lower the River
- 怪人フー・マンチュー 女奴隷の復讐
- Salt and Pepper
1969年
- The Chairman
1970年
- Liebling, sei nicht albern!
1971年
- Welcome to the Club
- The Hunting Party
TV
1965年
- Danger Man(1話)
1966年
- Take a Pair of Private Eyes(1話)
1967年
- Callan
1968年
- Hugh and I Spy(1話)
1969年
- Department S(1話)
- The Troubleshooters(1話)
1972年
- Jason King(1話)
1973年
- Tatort(1話)
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