ユニフォームがモードになった時代。表紙が日本人女優の変遷を物語るようになる60年代以降、『婦人画報』は帽子やバッグ、色合わせなど、本誌内の特集では計算されたコーディネートに力を入れました。
婦人画報(1967年2月号)

「婦人画報」1967年2月号、表紙。モデルは星由里子、撮影は奈良橋一高。
- モデル:星由里子
- 衣装デザイン:ディオール
- ヘアスタイル:上野須美子
- 撮影・表紙デザイン:奈良橋一高
この画像は1967年2月発行の雑誌「婦人画報」の表紙です。このカバーは、赤い電話受話器を右手に持ち、話をしている姿勢。この人物は女優の星由里子。彼女は赤い服を着ていて、ボタンが見えるコートとお揃いの真っ赤なフェルト生地の帽子を被っています。帽子は髪の上部を覆い、ボブカットでスタイリングされています。
目次
〈特集〉今日は!アクセサリー
- アクセサリーこんにちは
- 旅行からパーティーでのバッグです
- バッグはドレスの色とデザインにあわせて
- おしゃれ靴から実用靴まで
- 靴もドレスの性格にあわせてえらびます
- 金色と銀色のアクセサリーは区別して…
- ブローチは衿もとだけの飾りではありません
- 夜のネックレス・昼のネックレス
- スカーフを飾りにも実用にも
- ベルトと手袋はおしゃれの仕上げです
- アクセサリーを買う前に(鈴木宏子)
- ドレスと真珠のバリエーション(ルリ・落合)
- クリスチャン・ディオールのアクセサリー
- アクセサリーのある髪(砂場禎子)
おしゃれな家庭着
- ジャンパー・スカートとセーター・エプロン
- セーターとスラックス・買いもの着
- セーターとロングスカート・長いジャンパードレス
- 夜の部屋着(原口理恵)
- ファッションのポイント「白と黒のプーツ」(田中千代)
- スクリーンモード「恋人たちの世界」(宮内裕)
- 若い人が黒を着る(鈴木宏子)
- 早春のニットウェア(中嶋弘子)
- 春の色をコーディネートする(河野幸恵)
きもの
- 江戸更紗(森田たま)
- おしゃれ着・およばれに・おでかけに(江戸更紗およばれ)
- ミスのよそゆき・ミセスのよそゆき(江戸更紗ミスのよそゆき)
- 更紗の小もの
- エキゾチックな魅力「江戸更紗」(本吉春三郎)
- 更紗の常識(本坂ますみ)
レビュー 作品の感想や女優への思い