60年代ファッションを楽しめる映画・ドラマや関連情報の一覧。
ここでは、哀しいくらいに軽やかだった1960年代ファッションをふりかえります。1960年代の文化現象にイギリス発のスウィンギング・シクスティーズがあります。熱狂と退廃の入り混ざった暑苦しい文化でしたが、今でも根強いファンが多いです。
私はもう少しシンプルな1960年代スタイルが好きです。デザイナーでいえば、フランスのアンドレ・クレージュとピエール・カルダン。もちろん、イギリスのマリー・クワントにも似たデザインがありますが、やはりシンプルさではフランスに分がある気がします。彼ら彼女らのデザイナーに目を奪われるのがミニスカート。シクスティーズが生んだ最高のファッションだと思います。
みなさんは1960年代をどう感じますか。よく知らなくても、ここに集めた記事を読まれたとき、どこか憧れのような気持を抱かれるかもしれません。この時代のファッション・アイテムで現代に影響を与えているものといえば、ミニスカートとミドルブーツ。単純にパズルすると、両者の間に広がるのは絶対領域、身体用語でいう大腿(太もも)となります。そこにストッキングの質感や光沢を求める人もいれば、生身を求める人も。
他方で膝丈のスカートも流行り、ミドルブーツだけでなくパンプスも履かれました。この場合、ストッキングやタイツを含んだ脚線美が注目されます。これらは欧米のトレンド。他方、あちらこちらでタイトで禁欲的なファッションも好まれました。