ジェイミー・アンダーソン(Jamie Anderson)は米国のプロ・スノーボーダー。スロープスタイルとビッグエアの専門家として知られています。オリンピックで金メダル2個、銀メダル1個を獲得し、エックスゲームズでは女性史上最多の21個のメダルを獲得しています。自然を愛するライフスタイルを持ち、母となった現在も競技復帰を目指しています。
プロフィール
生い立ち・教育
ジェイミー・アンダーソン(Jamie Anderson)はアメリカ合衆国カリフォルニア州南レイクタホで生まれ育ちました。家族は8人兄弟で、彼女はその5番目として位置づけられます。両親は愛情深く、インスピレーションを与える存在であり、姉妹たちと共に自然豊かな環境で過ごしました。幼少期からアウトドア活動が好きで、雪の砦を作ったり、湖で遊んだりする日常を送っていました。
スノーボードとの出会いは9歳のときで、手渡しのボードを受け取り、初めて山を滑った瞬間からこのスポーツに夢中になりました。姉のジョアニーとステイシーがスノーボードを始めていた影響が大きく、彼女もすぐに競技への情熱を燃やしました。10歳で競技を始め、すぐに才能を発揮しました。
教育面では、伝統的な学校ではなくホームスクーリングを選択しました。Visions in Educationというプログラムを利用し、柔軟なスケジュールで学習を進めました。これにより、ほぼ毎日山でスノーボードの練習が可能となり、スポーツと教育の両立を実現しました。この環境が彼女の早期の成長を支えました。
家族の影響は大きく、オーガニックな食事やガーデニング、キャンプなどの生活様式が彼女の価値観を形成しました。こうした生い立ちが、後の競技生活やパーソナルライフに深く根ざしています。
経歴
ジェイミー・アンダーソンの競技キャリアは、13歳でのX Gamesデビューから始まります。2004年に初めて国際大会に出場し、翌2005年には15歳でブロンズメダルを獲得、最年少女性メダリストとなりました。これを皮切りに、急速に頭角を現しました。
2007年から2008年にかけて、Swatch TTR World Snowboard Tourで女性チャンピオンとなり、複数の大会で勝利を収めました。例えば、Burton European OpenやBurton New Zealand Openでスロープスタイル金メダルを獲得しました。X Gamesでは2007年と2008年に連続金メダル、2012年と2013年にも連続優勝を果たしました。
オリンピックでの活躍は特筆すべきです。2014年ソチオリンピックで初の女性スロープスタイル金メダルを獲得し、2018年平昌オリンピックではスロープスタイル金メダルとビッグエア銀メダルを獲得、女性スノーボーダーとして初の複数金メダリストとなりました。2022年北京オリンピックにも出場し、3大会連続のオリンピアンとなりました。
世界選手権では、2019年にスロープスタイルでブロンズ、2021年に金メダルを獲得しました。X Gamesでは通算21メダルを持ち、女性史上最多です。2020年にはBurton US OpenとX Games Aspenで金メダルを追加しました。
2022年北京後、競技から一時離れましたが、2023年と2025年に娘を出産後、2025/26シーズンに復帰を発表しました。ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックでのメダル獲得を目指し、トレーニングを再開しています。この復帰は、家族を大切にしつつ情熱を追求する姿勢を示しています。
メダル獲得歴
オリンピック
| 金 | 2014 ソチ | 女子 スロープスタイル |
| 金 | 2018 平昌 | 女子 スロープスタイル |
| 銀 | 2018 平昌 | 女子 ビッグエア |
エックスゲームズ
| 金 | 2007 エックスゲームズ | スロープスタイル |
| 金 | 2008 エックスゲームズ | スロープスタイル |
| 金 | 2012 エックスゲームズ | スロープスタイル |
| 金 | 2013 エックスゲームズ | スロープスタイル |
| 金 | 2017 エックスゲームズ | デュアルスラローム |
| 金 | 2018 エックスゲームズ | スロープスタイル |
| 銀 | 2010 エックスゲームズ | スロープスタイル |
| 銀 | 2014 エックスゲームズ | スロープスタイル |
| 銀 | 2015 エックスゲームズ | スロープスタイル |
| 銀 | 2016 エックスゲームズ | スロープスタイル |
| 銀 | 2017 エックスゲームズ | スロープスタイル |
| 銅 | 2006 エックスゲームズ | スロープスタイル |
| 銅 | 2011 エックスゲームズ | スロープスタイル |
| 銅 | 2018 エックスゲームズ | ビッグエアー |
服飾・美容
ジェイミー・アンダーソンの服飾スタイルは、アウトドア志向のカジュアルファッションが特徴です。スポンサーとしてBurtonやOakleyなどのブランドと提携し、機能性とスタイリッシュさを兼ね備えたウェアを着用します。競技中はテクニカルなギアを、日常ではリラックスしたアースカラーの服装を好みます。
美容面では、ヨガと瞑想を日常的に取り入れ、内面的な美しさを重視します。自然の力を活用したスキンケアを実践し、オーガニック製品を使用します。競技前のルーチンとして、呼吸法やストレッチを行い、メンタルヘルスを維持しています。これにより、プレッシャー下でも落ち着いたパフォーマンスを発揮します。
彼女は美容関連のプロジェクトにも関与し、Yoga Euphoriaのようなコンテンツでヨガの利点を共有します。また、環境保護団体Protect Our Wintersの活動を通じて、持続可能な美容意識を促進します。このアプローチは、彼女のライフスタイル全体を反映しています。
ファッションと美容の統合として、彼女は自然素材のアクセサリーやヘアスタイルを工夫します。山岳生活が基盤のため、シンプルで実用的な美しさを追求し、多くのファンに影響を与えています。
私生活
ジェイミー・アンダーソンの私生活は、カナダのウィスラーに拠点を置き、フィアンセのタイラー・ニコルソンと暮らしています。彼はカナダのスノーボーダーであり、2015年から交際を続けています。ウィスラー・ブラックコムスキーリゾートの景色を望むプライベートレジデンス、The Dream Innを所有し、タホやコロラドにも住居があります。
家族は彼女の支柱で、8人兄弟の絆が強いです。2023年に長女ミスティ・ローズ・ニコルソンを、2025年に次女ノヴァを出産し、母としての役割を果たしています。子供たちに情熱を追求する姿を見せ、インスピレーションを与えたいと考えています。
趣味は多岐にわたり、マウンテンバイク、ハイキング、スタンドアップパドルボード、ヨガ、料理、アウトドア活動を楽しんでいます。菜食主義に近いオーガニック食生活を心がけ、健康を維持します。瞑想で精神的なバランスを取っています。
慈善活動も積極的で、2013年にJamie Anderson Foundationを設立し、若手アスリートに機材や資金を提供します。また、Protect Our Wintersのメンバーとして気候変動対策に取り組み、2019年の世界選手権賞金を寄付しました。このような活動が、私生活の充実を象徴します。
出演作品
- ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック
- Olympic Dreams(2019年、Beauty Salon Athlete)
- Sochi 2014: XXII Olympic Winter Games(2014年、Self)
- Yoga Euphoria(年不明、Self)
- Red Bull Signature Series(2018年、Self)
- The Celebrity Apprentice(2015年、Self)
- ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ(2018年、Self)


コメント 雑学・感想など