ナターシャ・ヘンストリッジ

ナターシャ・トーニャ・ヘンストリッジはカナダの女優。

1995年、SFホラー映画「スピーシーズ 種の起源」でデビューし、「スピーシーズ2」「スピーシーズ3 禁断の種」に出演。

その後、「マキシマム・リスク」「隣のヒットマン」「ゴースト・オブ・マーズ」「シースパイズ」「弁護士イーライのふしぎな日常」「Would Be Kings」など、数々の映画やテレビシリーズに出演。後者ではジェミニ賞主演女優賞を受賞。

2019年から2022年まで、CBCテレビのシリーズ「ディッグスタウン」に主演。

ナターシャ・ヘンストリッジ

• ナターシャ・ヘンストリッジ（Natasha Henstridge）
• 本名：ナターシャ・トーニャ・ヘンストリッジ（Natasha Tonya Henstridge）
• 生年月日：1974年8月15日（49歳）
• 出生地：カナダ国ニューファンドランド・ラブラドール州スプリングデール
• 職業：女優・モデル（1989年～現在）
• 配偶者：ダミアン・チャパ（1995年に結婚、1996年に離婚）、ダリウス・キャンベル（2011年結婚、2018年離婚）、パートナー リアム・ウェイト（1996年～2004年）
• 子供：2人
• Instagram：Natasha Henstridge

ファム・ファタル

生い立ち

1974年8月15日、ナターシャはニューファンドランド・ラブラドール州スプリングデールで、主婦のヘレン・ナターシャと建設マネージャー兼経営者のブライアン・ナターシャの間に生まれました。

アルバータ州フォート・マクマレーにて、弟のシェーンとともに育ちました。

キャリア

モデル

ナターシャ・ヘンストリッジは、14歳のとき、カサブランカ・モデル・エージェンシーのルック・オブ・ザ・イヤーに応募し、準優勝しました。翌年、モデル志望のためパリへ。

15歳のときに「コスモポリタン」仏版で初めて雑誌の表紙を飾りました。その後も何度か雑誌の表紙を飾り、ナターシャはOlay、Old Spice、Lady Stetsonなどのテレビコマーシャルにも出演。

モデルとしてのキャリアを確立したナターシャは、コマーシャルに出演するようになり、女優業を好むようになりました。最初の役柄のひとつは、フォート・マクマレーで上演されたミズーラ・チルドレンズ・シアターの「白雪姫と七人の小人たち」のフォクシー・フォックス役でした。

映画

映画デビュー作「スピーシーズ 種の起源」（1995年）でナターシャ・ヘンストリッジが演じたのは、SETIが受信したメッセージから作られた、遺伝子操作されたエイリアンと人間のハイブリッド、シル。

彼女を止めようと団結する専門家チームに追われながら、彼女は殺戮の限りを尽くしますが、同時に交尾への強力な本能を発見し、その結果、彼女の子孫は人類への脅威となります。

1998年、彼女は「スピーシーズ2」で、より曖昧な遺伝子を持つシルの複製であるイヴを演じましたがが、興行的には失敗でした。

「スピーシーズ2」の合間に、ナターシャは1996年に2本の低予算アクション映画に主演し、「アドレナリン」ではクリストファー・ランバートと、「マキシマム・リスク」ではジャン＝クロード・ヴァン・ダムと共演。

「ベラ・ドナ」や「ドッグ・パーク」など、小規模の自主映画がいくつか続き、興行成績はさまざまでした。

ナターシャは映画「隣のヒットマン」（2000年）とその続編「隣のヒットマンズ 全弾発射」（2004年）に主演。

また、SFというジャンルには抵抗があったものの、ジョン・カーペンター監督の「ゴースト・オブ・マーズ」（2001年）に主役のメラニー・バラード中尉役で出演。2004年、「スピーシーズ3 禁断の種」にイヴ役で短期出演。

2007年、ナターシャは第1回ヌール・イラン映画祭で審査員を務めました。

TV

ナターシャ・ヘンストリッジは、「カラカラ」や「アウター・リミッツ」など、テレビで多くの役を演じてきました。

2005年から2006年にかけては、ジーナ・デイヴィスが架空の女性米大統領を演じたABCドラマ「マダム・プレジデント 星条旗をまとった女神」に、演説者の首席補佐官役でレギュラー出演。

また、「Mostly True Stories」の司会やTLCの「Urban Legends Revealed」という都市伝説を扱った番組の司会を務めました。

「サウスパーク」第1シーズンのエピソード「Tom’s Rhinoplasty」に臨時教師役でゲスト出演し、”The chick from Species”とクレジット。

ナターシャはTVシリーズ「シースパイズ」に出演していたが、打ち切られました。

また、Lifetimeチャンネルのテレビ映画「（原題）」を完成させた。2006年にはオンタリオ州ハミルトンでCTVのオリジナル・ミニシリーズ「Would Be Kings」を撮影し、ジェミニ賞を受賞。

ビデオゲーム「Command and Conquer 3: Tiberium Wars」の拡張セット「Kane’s Wrath」に主演。

2008年、ナターシャはABCのコメディドラマシリーズ「弁護士イーライのふしぎな日常」に出演。

他にも2つの作品に出演して、人種差別的な高校襲撃事件とその余波を描いたインディーズドラマ、デイヴ・ロドリゲス監督の「Anytown」のキャストに加わりました。

また、アメリカン・インディペンデント・ピクチャーズの「Should’ve Been Romeo」の製作にも携わりました。

2009年、ナターシャは「ザ・トゥナイト・ショー・ウィズ・コナン・オブライエン」にゲスト出演。そのとき、彼女はニューファンドランドの風習である”screeching in”を披露し、オブライエンにニューファンドランド・スクリーチ・ラムを飲ませ、大きな魚にキスをさせました。

2011年、「CSI：マイアミ」のシーズン9のフィナーレとシーズン10のプレミアにレニー・ロックリア役で出演。その後、CWのテレビシリーズ「シークレット・サークル」にドーン・チェンバレン役で出演。

2019年から2022年まで、CBCテレビ/BET+のドラマシリーズ「ディッグスタウン」に主演。

私生活

恋愛・結婚・家族

ナターシャ・ヘンストリッジは1995年にアメリカ人俳優ダミアン・チャパと結婚し、1996年に離婚しました。

1996年から2004年までアメリカ人俳優リアム・ウェイトと交際し、2人の間に2人の息子がいます。トリスタン・リヴァー（1998年10月生まれ）とアッシャー・スカイ（2001年9月生まれ）。

2004年にスコットランド出身の故ダリウス・キャンベルと交際を開始して婚約するも2010年初めに破局、2011年のバレンタインデーに結婚。2013年7月に離婚を申請。離婚は2018年2月に成立。

ダイエット

2009年6月、ナターシャは減量のために極端なダイエットと組み合わせてダイエット・ピルを使用した過去を語り、これが代謝を損ない、その後の体重増加につながったと話しています。

ハラスメント告発

2017年11月、#MeToo運動の最中、ナターシャは他の6人の女優とともにブレット・ラトナー監督の性的暴行とハラスメントを告発。

彼女は1990年代初頭に彼にオーラルセックスを強要されたと主張しています。彼女はまた、プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインのセクハラも告発しました。

フィルモグラフィ

映画

TV