50年以上アメリカに住まいを構えるイギリス人のベテラン女優のジャクリーン・ビセットは、Page Sixのインタビューで、#MeTooの話には共感できないと発言し、女性は「ノー」という言葉を学ぶ必要があると指摘しました。
ジャクリーンは「#MeToo」運動の到来時にハラスメントを訴えた女性たちに対して「同情できない」と感じ、自分たちの扱いの一部に女性の責任があると思うと語り、こう付け加えました。「考えとして、男性がふるまうことは重要だと理解していますが、女性がふるまうことも本当に重要だと思います。どのような服装をするか、どのようなサブテキストを使うかは、とてもとても重要なこと。それはとても危険なことで、弄んではいけないことなのです」。
映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインが女性従業員や女優に暴行を加えたという無数の疑惑を受け、2017年に#MeToo運動は勢いを増しました。
ジャクリーンは1965年に映画界でのキャリアをスタートさせ、『刑事』、『ブリット』、『スイート・ライド』などの作品でブレイク。2013年にはBBCのTV番組『ダンシング・オン・ザ・エッジ』でゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞しました。彼女は『Page Six』に対し、女性は「ノー」とか「Fワード」とかを学ぶ必要があり、それを実行すれば問題なく乗り切れるとも語りました。彼女自身は長いキャリアを通してセクハラを経験したことはないとのこと。「私には何も起こらないという強い決意があり、その考えに完全に傾倒していた」とも。
隙を見せない堂々としたジャクリーンの姿勢や思考から学ぶべきものがあるはずです。
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