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イスタンブールで撮影された代表的な映画やドラマ

イスタンブールは、その歴史的な背景、ヨーロッパとアジアにまたがる独特な立地、魅力的な建築物や市場により、映画やテレビドラマのロケ地として世界的に人気があります。以下に、イスタンブールで撮影された代表的な映画やドラマを、観光名所との関連も交えて紹介します。

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映画

イスタンブールの風景や歴史的建造物は、アクション、スパイ映画、歴史ドラマなど幅広いジャンルで活用されています。以下は特に有名な作品です。

007 シリーズ

  • 007 ロシアより愛をこめて(1963年):ショーン・コネリー主演のジェームズ・ボンド映画で、イスタンブールが主要な舞台。ソビエトの暗号装置を巡るスパイ活動が展開され、アヤソフィア、地下宮殿(バシリカ・シスタン)、シルケジ駅(オリエント急行の終着駅)が登場。グランドバザールでのアクション場面も印象的です。撮影当時のイスタンブール(人口約200万人)の雰囲気や、1960年代の街並みが楽しめます。
  • 007 ワールド・イズ・ノット・イナフ(1999年):ピアース・ブロスナン主演。石油王の娘を守るボンドがイスタンブールに登場。乙女の塔(Maiden’s Tower)やキュチュクス宮殿が映し出され、ボスポラス海峡でのボートチェイスがハイライト。
  • 007 スカイフォール(2012年):ダニエル・クレイグ主演のシリーズ23作目。映画の冒頭で、グランドバザールの屋根をバイクで駆け抜ける迫力のチェイスシーンが話題に。スパイスバザール、新モスク(Yeni Cami)、スルタンアフメット広場も登場。撮影はイスタンブール、アダナ、フェティエで行われ、特にグランドバザールでの撮影は歴史的建造物への影響が議論された。

アルゴ(2012年)

ベン・アフレック監督・主演の映画で、1979年のイラン人質危機を基にした実話。イスタンブールのズフラトババ地区、グランドバザール、アヤソフィアがイランのバザールや街として登場。CIAエージェントが6人のアメリカ人外交官を救出する物語で、イスタンブールの活気ある市場が緊張感を高めています。

トプカプ(1964年)

エリック・アンブラーの小説『The Light of Day』を原作とした強盗映画。トプカプ宮殿で宝石付きの短剣を盗む計画を描き、ピーター・ユスティノフが助演男優賞を受賞。宮殿内部やイスタンブールの街並みが美しく映し出され、後の『ミッション:インポッシブル』などに影響を与えた傑作。

インフェルノ(2016年)

ダン・ブラウンの小説を原作に、トム・ハンクス演じるロバート・ラングドンがイスタンブールで謎を追う。アヤソフィアや地下宮殿が物語の鍵となり、ヨーロッパとアジアを結ぶイスタンブールの立地が強調されています。

ザ・ウォーター・ディバイナー(2014年)

ラッセル・クロウの監督デビュー作で、第一次世界大戦のガリポリの戦いの後、息子を探すオーストラリア人の物語。イスタンブールとガリポリ、カヤキョイ(フェティエ近郊)で撮影され、トプカプ宮殿や旧市街の風景が登場。

アクシデンタル・スパイ(2001年)

ジャッキー・チェン主演の香港アクション映画。香港からイスタンブール、カッパドキアへ舞台が移り、グランドバザールやスパイスバザールでのアクション場面が特徴。ジャッキーらしいユーモアとマーシャルアーツが見どころ。

ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ(2011年)

ジョン・ル・カレの冷戦スパイ小説の映画化。ゲイリー・オールドマン演じるジョージ・スマイリーがソビエトの二重スパイを追う物語で、カラキョイ地区やイスティクラル通りが登場。イスタンブールの狭い路地が1970年代の緊張感を演出。

イスタンブール(1957年)

エロール・フリンを主演に迎えた映画で、ダイヤモンド密輸業者がイスタンブールに帰還し、死んだと思っていた恋人が生きていることを知る物語。旧市街の風景や当時のイスタンブールの雰囲気が映し出される。

オリエント急行殺人事件(1974年版・2017年版)

アガサ・クリスティの名作を基にした映画(1974年版と2017年版)。イスタンブールからパリへ向かう豪華列車が舞台で、シルケジ駅がオリエント急行の出発点として登場。1974年版ではイスタンブールの街並みも一部映る。

イノセンス・オブ・メモリーズ(2016年)

オルハン・パムクの小説『イノセンスの博物館』を基にしたドキュメンタリー映画。グラント・ジー監督がイスタンブールのベヨール、ファティ、カスムパシャ地区を暗い雰囲気で描き、街の記憶と哀愁を表現。アヤソフィアやグランドバザールとは異なる、庶民のイスタンブールが映し出される。

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TV

トルコのTVドラマ(ディジ)は世界的に人気で、とくにイスタンブールの歴史地区やボスポラス沿いの豪華な邸宅がロケ地として頻繁に使われます。

オスマン帝国:メフメト2世(2020年)

Netflixの歴史ドキュメンタリーで、1453年のコンスタンティノープル陥落を描く。アヤソフィア、トプカプ宮殿、地下宮殿、ヒッポドロームなど、イスタンブールの歴史的建造物が登場。史実とドラマが融合し、観光名所を訪れる動機にもなる。

マグニフィセント・センチュリー(2011-2014年)

オスマン帝国のスレイマン大帝とヒュッレム・スルタンの物語。トプカプ宮殿やガラタ地区がロケ地として登場。実際の撮影は専用セットが主だが、宮殿の外観やイスタンブールの歴史的雰囲気が強調される。観光客にトプカプ宮殿の訪問を促す人気作。

チュクル(2017-2021年)

イスタンブールのバラト地区で撮影された犯罪ドラマ。カラフルな街並みと「チュクル」のシンボルが描かれた壁は観光スポットにもなっている。バラトの古い街並みや活気ある雰囲気が、ドラマの緊張感を高める。

アシュク・メムヌ(2008-2010年)

ボスポラス沿いのサリエル地区にある豪華な邸宅(アブド・エフェンディ・ヴィラ)で撮影されたロマンスドラマ。ボスポラス海峡の美しい景色とヴィラの優雅な内装が特徴で、ファンの訪問先としても人気。

ヤルグ(2021年~)

法廷ドラマで、チャーラヤン裁判所(ヨーロッパ最大級の裁判所)の外観がロケ地。イスタンブールの現代的な一面と司法制度を描き、観光客にも裁判所のモダンな建築が見どころ。

シャフスィエット(2018年)

ハルク・ビルギナーが主演のNetflixドラマ。ベヨール地区のアパートを中心に、イスタンブールの古い建物と現代的な街並みが融合。ノスタルジーとモダンさが共存するイスタンブールの魅力が映し出される。

ロケ地の観光的魅力

イスタンブールで撮影された映画やドラマのロケ地は、観光名所としても魅力的です。

  • アヤソフィア:『スカイフォール』や『インフェルノ』で登場。歴史と建築美を体感。
  • 地下宮殿(バシリカ・シスタン):『ロシアより愛をこめて』や『インフェルノ』で神秘的な雰囲気を提供。観光でも人気。
  • グランドバザール:『スカイフォール』や『アルゴ』のアクション場面で活気ある市場を体験。買い物も楽しめる。
  • トプカプ宮殿:『トプカプ』や『マグニフィセント・センチュリー』でオスマン帝国の歴史を体感。
  • ボスポラス海峡:『ワールド・イズ・ノット・イナフ』や『アシュク・メムヌ』で登場するクルーズは、観光でも必見。
  • シルケジ駅:『オリエント急行殺人事件』でオリエント急行の起点として登場。歴史的な駅舎は見学可能。
  • バラト地区:『チュクル』で描かれたカラフルな街並みは、フォトジェニックな観光地。

補足

イスタンブールのロケ地は、映画やドラマを通じてその多面性を世界に発信しています。アクション映画ではグランドバザールやボスポラスのダイナミックな風景が、歴史ドラマではトプカプ宮殿やアヤソフィアが、文化ドキュメンタリーではベヨールやバラトの庶民的な魅力が強調されます。観光の際は、映画やドラマのシーンを思い出しながら訪れると、物語の背景を感じられるでしょう。ロケ地ツアーもTripadvisorなどで提供されており、『スカイフォール』や『オリエント急行殺人事件』の足跡を辿るプランが人気です。

以上、情報は2025年5月20日時点のものです。ロケ地の訪問時は、最新の開館時間や入場料を確認してください。また、グランドバザールなどでの撮影は歴史的建造物への影響が議論されることもあるため、観光マナーを守りましょう。

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