『少女が大人に変わる夏』は、ドラマ『ランニング・オン・エンプティ』の脚本でアカデミー賞にノミネートされたアメリカ人脚本家ナオミ・フォナーの初監督作品。2013年初頭に初公開された本作は、ダコタ・ファニングとエリザベス・オルセンが、同じ男性(ボイド・ホルブルック)を好きになる2人の友人を演じます。
脇を固めるのはデミ・ムーア、リチャード・ドレイファス、エレン・バーキン、クラーク・グレッグ、ピーター・サースガードら。製作はノートン・ヘリック、マイケル・ロンドン、メアリー・ジェーン・スカルスキー。
2013年1月22日にサンダンス映画祭でプレミア上映され、2014年6月6日にiTunes、Amazon Video、Vudu、VODを通じて公開。翌年7月25日より米国で限定劇場公開が開始されました。
少女が大人に変わる夏
- 原題:Very Good Girls
- 公開年:2013年
- 製作国:米国
- 上映時間:91分
- ジャンル:ドラマ
- 製作会社:ヘリック・エンタテインメント、グラウンドスウェル・プロダクション
- 販売代理店 / ISA:13フィルムズ
- 配給会社:ショウ・オーガニゼーション、アトランティック・フィルム、トライベッカ・フィルム
予告編はこちら。
見どころ
「I am Sam アイ・アム・サム」などで名子役として知られたダコタ・ファニングが主人公を好演、ベッドシーンにも挑んで脱子役を印象づけました。共演は「アベンジャーズ」シリーズのスカーレット・ウィッチ役をはじめ、大作出演が続くエリザベス・オルセン。加え、E・バーキンやP・サースガード、さらにD・ムーアやR・ドレイファスなど、ベテラン俳優たちが若手を盛り上げます。
あらすじ
『少女が大人に変わる夏』は初体験を済ませて大人になろうと奮闘する親友同士の2人の少女の友情と三角関係を綴ったほろ苦い青春ロマンス。
高校を卒業したばかりの親友同士であるリリーとジェリーは、大学入学前の最後の夏休みに初体験を済ませて大人になろうと約束しました。ニューヨークのビーチで、アイス売りの青年デイヴィッドと知り合った2人は、どこかミステリアスな彼の魅力に惹かれていく。積極的なジェリーに遠慮して一歩身を引くリリーですが、デイヴィッドが選んだのはリリーのほう。彼と恋仲になったことをジェリーに言い出せないリリーですが…。
ファム・ファタル
主演の二人ダコタ・ファニングとエリザベス・オルセンは、ロサンゼルスのスタジオ・シティにある同じ私立高校に通っていました。
エリザベス・オルセンとボイド・ホルブルックは撮影現場での出会いをきっかけに交際。 婚約もしたのですが、別れて解消されました。
解説
映画『少女が大人に変わる夏』は、女性のセクシュアリティと友情を、これまでにない方法で扱っています。彼女たちは数年後には見事な若い女性になっているのですが、お互いにしがない高校生活で苦労してきました。私たちのほとんどが経験したことがあるはず。この夏、彼女たちはついに現実の生活に触れることになります。
製作
製作会社ヘリック・エンターテイメントは2012年7月20日、ニューヨークで主要撮影を開始したと発表。ヘリックはこのプロジェクトのプロデュースと資金調達を行っており、マイケル・ロンドンのグラウンドスウェル・プロダクションズもプロデュースを行っています。撮影場所はブルックリンのディトマス・パークなど。
キャスト
登場人物 | 出演者 |
---|---|
リリー | ダコタ・ファニング |
ジェリ | エリザベス・オルセン |
ビーチボーイ | スターリング・ジョーンズ |
ビーチボーイ | レニー・プラット |
デビッド | ボイド・ホルブルック |
ノーマ | エレン・バーキン |
エレノア | キーナン・シプカ |
フィービー | クレア・フォーリー |
ジョイ | ロズリン・カリー |
エドワード | クラーク・グレッグ |
ケイト | デミ・ムーア |
ダニー | リチャード・ドレイファス |
カール | オーウェン・キャンベル |
フィッツシモンズ | ピーター・サースガード |
ダンサー | ブランディン・ステフェセン |
フィールド・ファミリー | ジェームズ・ジェナー |
友人 | フィニーズ・エイブリー |
ジャッキー | カテリン・ベイリー |
マイラ | マッキー・バート |
シュライナー | クリス・J・カレン |
シャワーの男 | アレックス・ガルパー |
バーベキューの友人 | ローズマリー・ハワード |
メリンダ | サマンサ・ケリー |
ビジネスマン | ニック・ナッピー |
電車男 | キリル・ニキフォロフ |
出演者のピーター・サースガードは、脚本・監督のナオミ・フォナーの義理の息子で、彼の妻であるマギー・ギレンホールの母親でもあります。
2012年1月、アントン・イェルチンが出演の最終交渉に入っていましたが、スケジュールの都合で降板し、代わりにボイド・ホルブルックが出演。
場面共有はありませんが、エリザベス・オルセンとクラーク・グレッグはともにマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の一員。オルセンは「ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ」を演じ、グレッグは「エージェント・コールソン」を演じています。
スタッフ
担当 | 担当者 |
---|---|
衣装デザイン | デヴィッド・タバート |
テーラー | オリビア・バランド |
衣装デザイン | キーラン・R・キャロル |
衣装デザイン助手 | コリーン・エルリッヒ |
セット衣装 | ステファニー・ファラー |
衣装監督 | ライザ・ジェームス |
衣装監督 | ホリー・ニードル |
衣装主任 | アントワネット・シェラー |
衣装 | エイミー・L・ティーツ |
テーラー | アマンダ・ウィットフィールド |
メイクアップ デミ、エレン用 |
エリン・アヤニアン |
メイクアップ主任 エリザベス用 |
エルド・レイ・エステス |
ヘアスタイル | ハンドリ・グナワン |
ヘアスタイル部門責任者 | サラ・ヒンズゴール |
ヘアスタイル エレン用 | ジェニファー・ジョンソン |
ヘアスタイル | ジーナ・レオーネ |
メイクアップ | ローズマリー・レッドリン |
メイクアップ部門責任者 | ジェームズ・サルゾッティ |
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