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ヴァージニア・フィールド

ヴァージニア・フィールド(Virginia Field)は、イギリス出身の映画女優。1930年代から1960年代にかけて活躍し、ハリウッドで「他の女性」役を多く演じました。20世紀フォックスを中心に多数の作品に出演し、テレビドラマでも人気を博しました。身長約178cmのスレンダーでエレガントな容姿が魅力です。

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プロフィール

  • 名前:ヴァージニア・フィールド(Virginia Field)
  • 出生名:マーガレット・セント・ジョン・フィールド
  • 生年月日:1917年11月4日
  • 出生地:イングランドロンドン
  • 没年月日:1992年1月2日(74歳)
  • 死没地:アメリカ合衆国カリフォルニア州パームデザート
  • 活動期間:1930年代初頭~1965年
  • 配偶者:ポール・ダグラス​(1942年結婚、1946年離婚)​、ハワード・グローデ​(1947年結婚、1948年離婚)​、ウィラード・パーカー ​(1951年結婚)​
  • 子供:2人
  • 親族:オーリオル・リー(叔母)
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生い立ち・教育

ヴァージニア・フィールドはロンドンに生まれました。父親はサー・ジョン・フィールド(St. John Field)で、レスター郡裁判所の判事であり、王室顧問弁護士でもありました。母親はアメリカ南北戦争の南軍将軍ロバート・E・リーのいとこに当たります。叔母は舞台女優のオーリオル・リーです。

幼少期からヨーロッパ各地で教育を受けました。パリ、ウィーン、南フランスなどで学び、ウィーンでは演出家のマックス・ラインハルトのもとで演技を経験しています。その後イギリスに戻り、舞台を目指して本格的に演劇を学びました。少女時代にすでに映画に端役で出演するなど、早い時期から芸能界に足を踏み入れました。

経歴

映画界のレジェンド – バージニア・フィールド

1930年代初頭にイギリスで舞台デビューを果たし、1934年に『The Primrose Path』で映画デビューしました。1936年にハリウッドへ進出し、20世紀フォックスと契約を結びます。デヴィッド・O・セルズニックの『小公子』(Little Lord Fauntleroy、1936年)で注目を集めました。

1930年代後半には同社のMr. Motoシリーズに複数回出演するなど、着実にキャリアを積み上げました。1940年の『哀愁』(Waterloo Bridge)ではヴィヴィアン・リー演じる主人公の友人キティ役を好演。1940年代にはフリーランスとして様々なスタジオの作品に出演し、コミカルな役からドラマチックな役まで幅広くこなしました。

1950年代に入ると映画出演が減少し、テレビに活躍の場を移します。『ペリーメイスン』に複数回ゲスト出演するなど、安定した人気を維持しました。1960年にハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに星を獲得しています。1964年の『地球の叫び』(The Earth Dies Screaming)を最後に映画界から退き、1960年代後半に女優業を引退しました。

服飾・美容

ヴァージニア・フィールドは長身で洗練された美貌の持ち主でした。エレガントで上品なドレス姿がよく似合い、スタジオ撮影では優雅なファッションで注目を集めました。1930-40年代のハリウッド女優らしい、肩を出したドレスやテーラードスタイルを美しく着こなしていました。

美容については、自然なブロンドヘアと明るい表情がトレードマークです。過度なメイクをせず、清楚で知的な印象を与えるスタイルを好みました。ヨーロッパ育ちの教養が、ファッションセンスにも表れていました。プライベートではシンプルで上質な服装を好んだと伝えられています。

私生活

ヴァージニア・フィールドは3度の結婚を経験しました。1942年に俳優のポール・ダグラスと結婚し、1945年に娘マーガレットを授かりました。しかし1946年に離婚しています。その後1947年に作曲家のハワード・グローデと結婚しましたが、短期間で離婚しました。

1951年に俳優のウィラード・パーカーと3度目の結婚をし、生涯を共にしました。夫婦仲は良好で、晩年も支え合って暮らしました。娘のマーガレットは女優の道を歩みませんでした。1992年に癌のため74歳で亡くなり、遺灰は海に散骨されました。

主な出演作品

  • 小公子(Little Lord Fauntleroy、1936年)
  • ジーブスに乾杯!(Thank You, Jeeves!、1936年)
  • 淑女は恋する(Ladies in Love、1936年)
  • ロイドのロンドン(Lloyd’s of London、1936年)
  • Mr. Motoシリーズ複数作(1937-1939年)
  • 哀愁(Waterloo Bridge、1940年)
  • ハドソン湾(Hudson’s Bay、1941年)
  • 大西洋の護送船団(Atlantic Convoy、1942年)
  • クリスタル・ボール(The Crystal Ball、1943年)
  • 完璧な結婚(The Perfect Marriage、1947年)
  • 繰り返される演奏(Repeat Performance、1947年)
  • クリスマス・イヴ(Christmas Eve、1947年)
  • コネチカット・ヤンキー(A Connecticut Yankee in King Arthur’s Court、1949年)
  • ダイヤル1119(Dial 1119、1950年)
  • ヴェールのバグダッド(The Veils of Bagdad、1953年)
  • 地球の叫び(The Earth Dies Screaming、1964年)

ヴァージニア・フィールドは、黄金時代のハリウッドを支えた魅力的な女優の一人です。舞台から映画、テレビへと活躍の場を広げ、優雅さと演技力で観客を魅了し続けました。

コメント 雑学・感想など