失踪事件をとりあげた映画やドラマをまとめています。
失踪事件とは、人間や人間を乗せた乗り物などが消失し、行方が不明になる事件のこと。基本的に失踪中は未解決事件として扱われます。失踪事件で人物の行方が明らかになる場合もあります。
- 家出・監禁事件などで生存している場合
- 事故・殺人事件などで死亡している事例
失踪事件とデータ
1970年代以降、世界中で多くの人物が行方不明となり、その所在や容態が不明のままとなっています。失踪者の多くは、最終的に不在のまま死亡が確認されますが、死亡の経緯や日時は謎のまま。なかには強制失踪の可能性もありますが、その後の消息に関する情報が不十分な場合もあります。
20世紀後半から21世紀初頭にかけての全世界の失踪者に関する統計データは、国際的な移動、旅行能力、意図的に失踪することを選択した可能性のある個人に対する法的保護など、多くの要因のために信頼性に欠けます。国際失踪者委員会によると、人身売買、薬物関連の暴力、移動の結果として世界中で行方不明になる人の数値に関する包括的で信頼できる統計はほとんどありません。より集中的に監視されている武力紛争や人権侵害の結果として行方不明になった人の数でさえ、ほとんどの国がこの問題に誠実かつ効果的に対処することに消極的であることから、検証は困難。
米国では、1990年代半ばまでに行方不明者の数は100万人近くまで増加していましたが、2021年時点では半数近くまで減少しています。2014年現在、米国では常時平均90,000人が失踪していると推定され、約60%が成人、40%が未成年。2017年の報告書によると、米国のオレゴン州、アリゾナ州、アラスカ州は人口10万人当たりの行方不明者件数が最も多い。人口が米国の10分の1強のカナダでは、行方不明者の数は少ないが、一人当たりの割合は高く、2015年には推定71,000人が報告されています。これらの失踪カナダ人のうち、88%は7日以内に発見されているのですが、およそ500人は1年後も行方不明のままです。英国では、2009年に毎年およそ275,000人のイギリス人が行方不明になっていると推定されています。日本国のように、かなりの数の行方不明者が当局に報告されていないために、行方不明者の割合が既知のデータに見合っていない国もあります。