『BLACKPINK ライトアップ・ザ・スカイ』は、キャロライン・スーが監督した2020年のドキュメンタリー映画。韓国のガールズグループBLACKPINKのバンド・メンバーとして、また個人としての物語を描き、彼女たちが名声を得るまでの詳細を描写。このドキュメンタリー映画は、BLACKPINKのファースト・スタジオ・アルバム『THE ALBUM』のリリースからわずか2週間足らずで公開され、「メンバーそれぞれの個性を強調した愛すべきドキュメンタリー」と評されてきました。
『BLACKPINK ライトアップ・ザ・スカイ』は、2020年10月14日にNetflixで全世界公開。Blackpink初のドキュメンタリーであり、Netflix初のK-POPオリジナルコンテンツです。
BLACKPINK ライトアップ・ザ・スカイ
- 原題:Blackpink: Light Up The Sky
- 公開年:2020年
- 製作国:韓国
- 上映時間:79分
- 製作会社:ラジカルメディア
- 配給会社:Netflix
- ジャンル:ドキュメンタリー、音楽
- 監督:キャロライン・スー
- 出演者:BLACKPINK
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あらすじ
このオール・アクセス・ドキュメンタリーは、2016年のBLACKPINKのデビューからの4年間を、練習生時代の映像、日常生活の様子、舞台裏の話、メンバーへのインタビューなどでカバーしています。K-POPスターとしての試練と苦難、グループのデビューアルバム『The Album』のレコーディング過程、そしてメンバーのロゼのソロデビュー(当時)を追い、2019年のコーチェラ公演でクライマックスを迎えます。
感想
BLACKPINK入門編。ジス、ジェニー、ロゼ、リサの4人の熱狂的ファン(BLINKと呼ばれる)にとっては少し物足りないかも。彼女たちの2016年のデビューから現在までの快進撃を収めた記録は、YouTubeやTumblrなどさまざまなプラットフォームに、すでに無数に存在しています。
それでも、キャロライン・スー監督は、これまでと違った彼女たちの姿を描いてくれます。一対一の対談が長めに設けられていて贅沢な時間を味わえます。たたえば、私の好きなジスは常に世間の目にさらされることを「常に追われているようだ」と表現しますが、最年長の彼女は、いつもメンバーへの配慮とサポートを欠かしませんでした。
Blackpinkが単なるバンドではなく、家族であることを教えてくれ、グループが結成される過程や彼女たちの楽曲がいかに綿密なものであるかは、今でも驚かされます。彼女たちが巨大でグローバルなのも頷けます。
また、メンバーがグループとして意気投合したのも良く、スクリーン上でもスクリーン外でも、彼女たちの相乗効果は素晴らしいし、だからこそグローバルに成功し、毎回素晴らしいショーを見せてくれるのだと思います。
欲しいものを手に入れるために懸命に働く彼女たちを見ていると、大きなパワーをもらえますね。音楽が本当に好きな人には最高のドキュメンタリーで、ミュージシャンを目指している人にも奨めたい。彼らのように成功するという決意を与えてくれるはず。
解説
Netflix初の韓国発ドキュメンタリー映画。キャロライン・スー監督のドキュメンタリーで、韓国のガールズグループBLACKPINKの急成長を描写。COVID-19のパンデミックが世界的な問題となる前の2019年秋の第1期と2020年2月の第2期の2回にわたって撮影されました。
キャスト
- ブラックピンク(ジス、ジェニー、リサ、ロゼ)
- テディ・パーク(レコード・プロデューサー)
- ジョー・リー(レコード・プロデューサー)
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