デッドリー・アフェア

夫殺しの容疑者に仕立て上げられた妻が真犯人に逆襲するサスペンススリラー。

デッドリー・アフェア

予告編はこちら。

A Deadly Affair - Trailer

Suspecting her husband of having an affair, a woman trails him to the house he's been renovating only to discover he's d...

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• 邦題：デッドリー・アフェア
• 原題：A Deadly Affair
• 公開年：2017年
• 上映時間：89分
• 製作国：米国
• 撮影地：米国ミシシッピ州ガルフポート、同州ビロッシー
• 製作会社：a Ken Badish / Daniel Lewis production
• 配給会社：アクティブ・エンターテイメント

あらすじ

夫婦の記念日に帰りが遅い夫チャーリーにしびれを切らした妻メアリーは、隣人夫婦の夫トレバーを招いて酒を飲んでしまいました。

酔った勢いで彼にキスをして、すぐに我に返りましたが、隣人トレバーはチャーリーの不審な行動を匂わせる言葉を残して不満げに帰っていきました…。

キーワード

記念日、隣人、キス、夫殺し、殺人容疑、真犯人、弁護士

見どころ

仕事漬けだった夫の死を機に、隣人や周囲の人たちの知られざる事情などが意味深に絡みます。

誰もが怪しいなかエスカレートする愛憎劇に、殺人容疑をかけられた妻が真犯人を追求していきます。

感想

まだリールワン・エンターテイメント提供のサスペンスに慣れていなかったときに視聴したので、真犯人にそこそこドキッとしました。

ファム・ファタル

主役のメアリー（演オースティン・ハイスミス・ガルセス）とスーザン（演ヴァレリー・アズリン）、まったくタイプが違います。

メアリーは地味で真面目そうな顔つきに、メイク映えや衣装映えする感じ。テキーラを飲む時の顔がとてもキツそうでした（笑）

弁護士スーザンは可愛い顔つきでトロンとしています。

トリビア

舞台

車のナンバープレートから判断すると米国ミシシッピ州が舞台。

ミッシング・ドーターとの被り

類似サスペンスドラマ「ミッシング・ドーター」（2017年）の出演者とたくさん被っています。

• ヴァレリー・アズリン
• ローナ・ストリート・ドプソン
• J・テディ・ガルセス
• シャロン・ギャリソン
• オースティン・ハイスミス・ガルセス
• ジャネット・セプワ

ガルセスは両作品でマローン刑事を演じました。また、両作品とも同じ家宅で撮影されています。

また、J・テディ・ガルセスとオースティン・ハイスミス・ガルセスは実生活で夫婦。

KIA社製キア・ソウル

夕食の場面で、トレバーとスーザンは、彼女が彼の車を使っていることを確認しました。

映画の後半になると、トレバーは「僕は彼女に魂を捧げたんだ」と言います。彼女が彼から借りた車はキア・ソウルでした（韓国の自動車メーカーKIA社製）。

ケイト・ショパン「目覚め」

映画中にメアリーはケイト・ショパンの「目覚め」を読んでいます。この本は、まさにメアリーが目覚める場面で映画に初登場。

殺人事件の時間帯

殺人事件が起きた時間帯は夕方のかなり暗いころ。このことはメアリーがクリスタルを見送ったとき、チャーリーとの通話が可能だったことからわかります。

でも、ビーチハウス付近で殺害されたクリスタルの交通カメラの写真は、殺害時刻が白昼であったことを示しています。

事実誤認

警察は、携帯の電波が届かなかった（少なかった）からチャーリーのメールが遅れたと言っていますが、メアリーがメール直後に海の家から彼の携帯に電話をかけると、すぐに鳴りました。

携帯が通じないのであれば、留守電になっているはず…(^^♪

プロットの穴

警察はチャーリーの携帯電話の通話記録を所持していますから、メアリーの携帯電話も追跡できたはず。

メアリーの携帯電話の位置情報があれば、容疑者から除外できるはずなのに、メアリーは容疑者であるかのように、この先ずっと取り調べを受けつづけました。

海の家の近くでの写真撮影

クリスタルは殺害時にメアリーと一緒にいたので、同じ時間帯に海の家の近くで写真を撮ることはできませんでした。

性格の誤り

警察の捜査にて、合意の上での事情聴取に令状は必要ありません。

スーザンが弁護士であればこのことを知っているはずですから、刑事がメアリーの自宅で事情聴取していたときのスーザンの質問は不適切。

キャスト

スタッフ