ポム・クレメンティエフ

女優・モデル

ポム・クレメンティエフは、カナダ・ケベック州生まれのフランス人女優。

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ポム・クレメンティエフ

  • 名前:ポム・クレメンティエフ(Pom Klementieff)
  • 本名:ポム・アレクサンドラ・クレメンティエフ
  • 生年月日:1986年5月3日(38歳)
  • 出身地:カナダ、ケベック・シティ
  • 市民権:フランス
  • 職業:女優
  • 活動期間:2007年~現在
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ファム・ファタル

さっぱりした冷たそうな強めの出で立ちで、理想のファム・ファタル像。千変万化のヘアスタイルもポイント。

生い立ち

ポム・クレメンティエフは1986年5月3日にカナダのケベック・シティで生まれました。両親は、韓国人の母ユリ・パークと、フランス政府の領事として働いていたロシア系フランス人の父アレクシス・クレメンティーフ。彼女はフランス国籍であり、外交官の子どもには出生地主義が適用されないためカナダ国籍はありません。祖父はロシア人画家のユージン・クレメンティエフ。

両親は韓国語の「春」(봄)と「虎」(범)に発音が似ていることから娘に「ポム」という名前を選びました。

父親は彼女が5歳の時に癌で亡くなり、母親は統合失調症で子供の面倒を見ることができませんでした。叔父は彼女の18歳の誕生日に亡くなり、兄のナモウは7年後の25歳の誕生日に自殺で亡くなりました。

ポム・クレメンティエフは19歳のときにパリの演劇学校クール・フロランで演技を開始。入学して数ヶ月後、演劇コンクールで優勝し、同校の一流教師による2年間の無料授業を受けることができました。

経歴

2007~2012年:初期

ポム・クレメンティエフのプロとしての最初の仕事は、フランスの自主映画『Après lui』(2007)で、カトリーヌ・ドヌーヴ演じる主人公の連れ子役を演じました。ある場面で、ポムはが誰かを階段から突き落とすところで、誤って自分も階段から転落。

彼女の初主演作は、シベリアの山岳地帯でトナカイを飼う部族を描いたフランス映画『Loup』(2009年)。撮影中、ポムは最も近い村から何時間も離れた、気温が氷点下まで下がるキャンプに滞在し、そこに住む遊牧民と親しくなり、本物のオオカミと働き、トナカイに乗り、湖で馬といだそうです。

Loup (2009) Bande Annonce VF [HD]
Bande annonce originale du film de Nicolas Vanier avec Nicolas Brioudes et Pom Klementieff.Loup (2009) en DVD : (2009) e...
ニコラ・ヴァニエ監督作品、ニコラ・ブリオーズとポム・クレメンティエフ共演のオリジナル・バンド。

2013年~現在:ブレイクスルー

ポム・クレメンティエフは、同名の韓国映画のリメイクであるスパイク・リー監督の『オールド・ボーイ』(2013年)でハリウッド・デビューを果たしました。オリジナル映画のファンであったポムは、リメイク版のプロデューサーであるロイ・リーを通じてこの役を知り、格闘技を伴なう役柄であることを知った後、ボクシングのレッスンを受講。オーディションでボクシングの腕前を披露した後、リーは彼女に対し、家に帰って映画の役柄のようにもっと女性らしい衣装とメイクをして戻ってきてと依頼。 彼女は自分の服をキャラクターの衣装として提供し、主演のジョシュ・ブローリンとのスクリーン上での戦いのために2ヶ月間、1日3時間のトレーニングを行ないました。ポム自身は、リーからキャラクターの名前の候補をリサーチするよう依頼された後、韓国語で「幸せ」を意味するヘーンボクという名前を思いつきました。

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オールド・ボーイ』(2013年): ポム・クレメンティエフ ニューヨーク・ワールドプレミア 映画インタビュー|ScreenSlam

『オールド・ボーイ』が撮影された後、ポムはロサンゼルスへ移住し、ハリウッドのオーディションを受けはじめます。 映画後もテコンドーを続け、2014年夏の時点で紫帯を取得。映画の低予算のため、彼女は自分でメイクアップをして、衣装も自分で選ばなければなりませんでした。役作りのために髪を紫色に染めるのは彼女のアイデアで、監督たちは最初反対しましたが、後に承諾。 2017年、彼女はロマンス・ドラマ『私とあなたのオープンな関係』とブラックコメディ・ドラマ『イングリッド ネットストーカーの女』に出演。

ポムはマンティス役でマーベル・シネマティック・ユニバースに参加し、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)に出演し、世界的な知名度を得ました。

2019年には、NetflixのSFアンソロジー番組『ブラック・ミラー』のエピソード、スリラー映画『アンカット・ダイヤモンド』に出演し、超自然コメディアニメ映画『アダムス・ファミリー』では声優を務めました。2020年、HBOのSFシリーズ『ウエストワールド』にマーテル役でレギュラー出演。

2023年には『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』でマンティス役を再演し、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』で謎めいた暗殺者パリス役を演じました。2025年に公開される同作の続編にも再演する予定。

また、2024年にはデイヴ・バウティスタ主演のスリラー映画『キラーズ・ゲーム』でマリアンナ役を演じ、ショートヘアで登場しました。

私生活

ポム・クレメンティエフはマルチリンガル。アメリカのシットコムを見て英語を学びました。

出演作品

映画

公開年 題名 配役
2025 ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART TWO パリ
2024 キラーズ・ゲーム マリアンナ
2023 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3 マンティス
2023 ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE パリ
2022 ソー:ラブ&サンダー マンティス
2021 Save Ralph シナモン(声)
2021 サンダーフォース 正義のスーパーヒロインズ レーザー
2021 The Suicide Squad ダンサー
2019 アベンジャーズ/エンドゲーム マンティス
2019 アンカット・ダイヤモンド レクシス
2019 アダムス・ファミリー レイラ&カイラ(声)
2018 アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー マンティス
2018 Time of Day ハーセルフ
2017 私とあなたのオープンな関係 ベサニー
2017 イングリッド ネットストーカーの女 ハーレイ・チュン
2017 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス マンティス
2015 Hacker’s Game ロイス
2013 Paris Or Perish ジェス
2013 オールド・ボーイ ヘン・ボク
2012 Radiostars ピザガール
2012 Porn in the Hood ティア
2011 Borderline ナオミ
2011 ナタリー ウェイトレス
2011 スリープレス・ナイト ルーシー
2011 Love Lasts Three Years ジュリア
2011 Silhouettes ヴァレリー
2009 Loup ナスターシャ
2008 The Easy Way エミリー
2007 After Him エミリー

TV

公開年 題名 配役
2022 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル マンティス
2020 ウエストワールド マーテル
2019 ブラック・ミラー ロクセット
2009 Pigalle, la nuit サンドラ
この記事を書いた人
なむ

洋画が好きです(字幕派)。だいたいU-NEXTで観ています(^^) 詳細は名前をクリックしてください。

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