アサシネーション（暗殺）とは、突然、秘密裏に、あるいは計画的に、ある人物、とくに著名な人物や重要な人物を殺害すること。アサシネーションは個人と組織の両方によって命じられ、共犯者によって実行されます。暗殺行為は古代から行なわれてきました。暗殺を行なう者はアサシン（暗殺者）と呼ばれます。
映画やドラマでアサシンは物語を彩る一つの重要な仕事としてよく取り上げられます。21世紀になって、それまでの女性像とは異なり、女性スポーツが注目されるようになり、映像にも女性のアクションがよく登場するようになりました。アクション場面を味付けするキャラクターにアサシンがあります。
これまで女性アサシンにはどんなキャラクターがあったのでしょうか。映画に絞って見ていきます。
- ユキ・カシマ役…梶芽衣子「修羅雪姫」シリーズ、1973年
- ニキータ役…アンヌ・パリロー「ニキータ」1990年
- ベアトリクス・キッド役…ユマ・サーマン「キル・ビル」シリーズ、2003〜2004年
- フォックス役…アンジェリーナ・ジョリー「ウォンテッド」2008年
- ハンナ役…シアーシャ・ローナン「ハンナ」2011年
- カタレヤ・レストレポ役…ゾーイ・サルダナ「コロンビアーナ」2011年
- ルーシー・ミラー役…スカーレット・ヨハンソン 「ルーシー」2014年
- ロレイン・ブロートン役…シャーリーズ・セロン「アトミック・ブロンド」2017年
- チェ・ヨンス役・スッキ役…キム・オクビン「悪女」2017年
- アナ役…サッシャ・ルス「ANNA／アナ」2019年
女性アサシン映画の人気が高まり、ジェシカ・チャステインやカレン・ギランといったスターがこのジャンルに加わり、ストリーミング配信で大ヒットしています。このジャンルの歴史は数十年前にさかのぼりますが、近年はストリーミング・サービスの増加のおかげで、素晴らしい作品が数多く登場しています。すでにカルト的な名作になりつつある作品もあれば、批評家やファンから大絶賛される作品もあり、リリースを重ねるごとにこのジャンルは向上しています。
映画における最高の女性アサシンは冷酷で、小人数の軍隊であってもほとんど一人で切り裂くことができ、その一方で自分自身や途中で拾った罪のない犠牲者を救うためにも働きます。主人公は応援したくなるような魅力的なキャラクターでなければならないし、最高の女性アサシン映画となると、アクションも激しいものでなければなりません。結局のところ、多くの映画はこのジャンルの最高傑作に匹敵します。
ここでは女性アサシンを主人公とする映画やドラマを紹介しています。
