愛する娘を取り戻すため、狂気の子守りに父母が立ち向かうサイコサスペンス。
『ミッシング・ドーター』はエミリー・モス・ウィルソン監督、マーシー・ホランド脚本による、2017年米国公開のスリラー映画。オースティン・ハイスミス、ヴァレリー・アズリン、アシュトン・リー、ヴァネッサ・ショー、エリン・ケイヒルなど。あらすじは、最近養子に出されたばかりの女子が行方不明になり、彼女の両親が探索に乗り出すというもの。
ミッシング・ドーター
- 邦題:ミッシング・ドーター
- 原題:Nanny Seduction
- 公開年:2017年
- 上映時間:88分
- 製作国:米国
- 製作会社:アクティブ・エンターテインメント
- 配給会社:ライフタイム・テレビジョン、ダロ
- ジャンル:スリラー
- キーワード:養子、ベビーシッター、火事、ナニー、実母、養母、バー、一夜限り、少女誘拐、美容整形、子育て学級、子守り
予告編はこちら。
あらすじ
養女のライリーに愛情を注ぎながら暮らす夫婦、ベンとカラ。多忙な彼らを助けていた子守りが辞めることになり、新しく子守りとして若い女性を雇い入れました。娘も彼女によく懐いて、ベンとカラは安心。ですが彼女はひそかに危険なことを目論んでいました…。
見どころ
- 夫婦関係、親子の絆、さらに男女の恋情が複雑に絡まりあったストーリー展開。
- 娘のためにどれだけ身を投げ出せるか、親としての器が試される場面。
ファム・ファタル
リール・ワン・エンターテイメント系のドラマで悪役の多いヴァレリー・アズリン。本作でも意外にキュートで、実行の強さと表情の柔らかさのギャップがすごい。
29分、エリン・ケイヒルが海水浴場に登場。顔面偏差値の高いアシュトン・リーがカップルの一人カリとして水着姿で登場。浜辺で写真撮影を頼まれました。出演時間はたったの1分…。
感想
実母対養母の構図ではないので想像力を使います。実母の演技がたくましい。サスペンスあるあるで、やはりこの作品でも、スマホのロックはかかっていませんでした。みなさん、顔認証や指紋認証を設定しましょう。
アメリカや中国ではベビーシッターやハウスキーパーが日本よりも広まっているとはいえ、養子を取ってからベビーシッターを雇うまでのスピードが早すぎ(笑)。一晩で進んだような展開。
解説
(少しネタバレあり)映画『ミッシング・ドーター』の長所は、夫の浮気が原因で結婚生活が破綻しかけた夫婦が、8歳の女の子を養子に迎えるという多面的なプロット。その結果、アルコール依存症の実母が立ち直り、我が子に会いたがるようになります。
夫と一夜限りの関係をもった女性が彼女だったと判明すると、彼女はすぐに夫に解雇されます。そして誘拐が起こり、乳母と実母のどちらがやったのでしょうか?
この誘拐事件は良い結末を迎え、夫婦の絆が深まります。
キャスト
登場人物 | 出演者 |
---|---|
カーラ・ターリー | オースティン・ハイスミス・ガルセス |
ベン・ターリー | ウェス・ブラウン |
アリッサ | ヴァレリー・アズリン |
マローン刑事 | J. テディ・ガルセス |
アリソン・ゴブッツィ | |
ライリー | ローレン・ゴブッツィ |
グレゴリー夫人 | シャロン・ギャリソン |
ケルシー | ローナ・ストリート・ドプソン |
ソーシャルワーカー ロレイン | アリアンヌ・ペリドー |
マイク・トーマス消防署長 | ジェイソン・ダウィーズ |
バーブ | ジャネット・セプワ |
カリ | アシュトン・リー |
ヴァネッサ・ショー | エリン・ケイヒル |
ブレント | フィンチ・ニッセン |
バレーボール選手 | ハンナ・ジャコール・パウエル=ヨスト |
ヴァレリー・アズリン、ローナ・ストリート・ドプソン、J・テディ・ガルセス、シャロン・ギャリソン、オースティン・ハイスミス、ジャネット・セプワは『命がけの情事』(2017年)にも出演。ガルセスは両作品でマローン刑事を演じ、実生活では女優オースティン・ハイスミスと結婚しています。
スタッフ
監督 | エミリー・モス・ウィルソン |
脚本 | マーシー・ホーランド |
衣装デザイン | ジェニファー・シュレック |
衣装 | ヘザー・ローバック |
衣装 | フィリップ・シュレック |
衣装(インターン) | メリッサ・ドーン・ヴェルナー |
ヘアスタイル部長 | ジェーン・ハッシンガー |
メイクアップ主任 | ダスティン・キング |
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