『フェイク・マザー』はクレイグ・ゴールドスタイン監督、ミッシー・コックス脚本による2017年米国のサイコ・スリラー映画。ヴァネッサ・マーシル、ブルック・ネヴィン、ステファン・スネデンらが出演し、あらすじは、体外受精で双子を授かった女性が卵子提供者(エッグドナー)から恐怖を味わせられるというもの。
フェイク・マザー
- 原題:The Wrong Mother
- 公開年:2017年
- 製作国:米国
- ロケ地:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、同サンタアナ
- 上映時間:87分
- 提供:リール・ワン・エンターテイメント、カルテル・ピクチャーズ
予告編はこちら。
見どころ
家族の略奪計画を目論む看護師を描いたサスペンス。絵に描いたような幸せな一家のもとに入り込んだ女が、いかに母になり代わろうとするのか、その狂気の沙汰にご注目あれ。
『フェイク・マザー』は濃密なホラーとはいえませんが、看護師ヴァネッサの綿密な計画をたどりながら見ていくと、なかなか怖いです。
ほぼ最後の場面で、疾走中の犬ピクルスが戻ってきました。再開した時の公園がかなり広くて気持ち良さそうでした。
あらすじ
体外受精で授かった2人の子供とパイロットの夫とともに幸せな生活を送るケイリーン。ある日、彼女は車にはねられ重傷を負ってしまいます。入院中、世話をしてくれた看護師に退院後も在宅看護を依頼したケイリーンでしたが、それは新たな悲劇の始まりとなりました。
ファム・ファタル
ケイリーンとヴァネッサが逆の役柄だったとしても怖い作品に仕上がっていたと思います。
ケイリーン
妻ケイリーン役のヴァネッサ・マルシルはクールで綺麗な顔立ちです。悪女映画がないか探してみます。
ヴァネッサは「ラスベガス」のサマンサ・マルケス役で106回も出演し、そちらでも主役を務めました。その番組には別の主役が二人いて、女性の登場人物は、女優名と人物名の組み合わせでした(ヴァネッサとサマンサなど)。
ヴァネッサ
看護師ヴァネッサ役のブルック・ネヴィンはキュートな顔で可愛いです。ヴァネッサが一番怪しく輝いた場面、つまりファム・ファタル絶好調だった場面は、同僚の男性看護師に個人情報を漏洩させたところです。
赤色に染めていたボブ・カットを振りかざし、ナース姿でゆっくりと同僚に迫っていきました。
ステファニー
かなり脇役ですが、モー・ビーティが演じたステファニー(マリサ・パーション役) が地味に綺麗です。病院の電話受付の役柄でした。
感想
『フェイク・マザー』は典型的なサイコ・ナース映画で、途中で何が起こり、物語がどう解決していくかをたどるのがとても楽しくなります。この看護師が良からぬことを企んでいるのは最初からわかっていますが、謎は楽しい方法で解き明かされ、捻りもちゃんとあります。全体的に見やすく楽しい作品。
ついで、物足らなさを感じたところを少々。
看護師の綿密な計画は冷ややかに感じましたが、最終的に家族計画をどう展開するつもりだったのでしょうか。サスペンスあるあるですし、現実のサイコ犯人あるあるでしょうが、衝動や狂気に駆られすぎて、計画性の無さが現実味に欠けます。
ただ、2人の出演女優が良かったので(後述)、楽しく見られました。

実は2回も見ました(^_^;)
解説
(ネタバレあり)ケイリーン・ラーセンの夢がついに叶いました。体外手術で生まれた美しい双子。しかし、ケイリーンに自宅療養が必要になったとき、彼女が雇った看護師ヴァネッサは卵子提供者(エッグドナー)本人だったのです…。
キャスト
配役 | 出演者 |
ケイリーン | ヴァネッサ・マーシル |
看護師ヴァネッサ | ブルック・ネヴィン |
ドリュー | スティーブン・スネデン |
サマンサ | エリザベス・ボンド |
ゾーイ | アーデン・リチャードソン |
トビー | クーパー・ドッドソン |
ギルバート夫人 | カーリン・ウェスト |
ドーキンス刑事 | マイケル・シャノン・ジェンキンス |
看護師ケリー | アンジェレ・ブルックス |
医師ヘイズ | デヴィッド・スコット・ラゴ |
マックス | エリック・スコット・ウッズ |
レンジー夫人 | リサ・ロング |
ステファニー | モー・ビーティ |
デレク | ニック・ハーグローブ |
看護師アレックス | ニーナ・ブリッシー |
バルテリーニ医師 | スーザン・ディオール |
ロバート | サクソン・ジョーンズ |
コリンズ巡査 | タイラー・シェラー |
スタッフ
監督 | クレイグ・ゴールドスタイン |
脚本 | ミッシー・コックス |
美術ディレクター | アブラ・ブレイマン |
衣装デザイン | ボー・ローゼズ |
メイクアップ主任 | ジャクリーン・ホールデン |
感想
『フェイク・マザー』は典型的なサイコ・ナース映画で、途中で何が起こり、物語がどう解決していくかをたどるのがとても楽しくなります。この看護師が良からぬことを企んでいるのは最初からわかっていますが、謎は楽しい方法で解き明かされ、捻りもちゃんとあります。全体的に見やすく楽しい作品。
ついで、物足らなさを感じたところを少々。
看護師の綿密な計画は冷ややかに感じましたが、最終的に家族計画をどう展開するつもりだったのでしょうか。サスペンスあるあるですし、現実のサイコ犯人あるあるでしょうが、衝動や狂気に駆られすぎて、計画性の無さが現実味に欠けます。
ただ、2人の出演女優が良かったので(後述)、楽しく見られました。

実は2回も見ました(^_^;)
トリビア
ドラマ「ラスベガス」
主役のヴァネッサ・マルシルは「ラスベガス」のサマンサ・マルケス役で106回も出演し、そちらでも主役を務めました。
その番組には別の主役が二人いて、女性の登場人物は、女優名と人物名の組み合わせでした(ヴァネッサとサマンサなど)。
プロットの穴
米国では、ケイリーンが受けたような処置の後、患者にフォローアップの予約が与えられます。
医師から診察を受け、過剰な処方があらったとしても、ドラマより早期に発見されるはずです。
ファム・ファタル
ケイリーンとヴァネッサが逆の役柄だったとしても怖い作品に仕上がっていたと思います。
ケイリーン
妻ケイリーン役のヴァネッサ・マルシルはクールで綺麗な顔立ちです。
悪女映画がないか探してみます。
ヴァネッサ
看護師ヴァネッサ役のブルック・ネヴィンはキュートな顔で可愛いです。
ヴァネッサが一番怪しく輝いた場面、つまりファム・ファタル絶好調だった場面は、同僚の男性看護師に個人情報を漏洩させたところです。
赤色に染めていたボブ・カットを振りかざし、ナース姿でゆっくりと同僚に迫っていきました。
ステファニー
かなり脇役ですが、モー・ビーティが演じたステファニー(マリサ・パーション役) が地味に綺麗です。病院の電話受付の役柄でした。
レビュー 作品の感想や女優への思い