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フェイク・マザー

「見どころ」にPR表現を含みます。
優しい笑顔の裏に隠された恐ろしい本性に鳥肌!サイコ看護師が他人の幸せをぶち壊す。

『フェイク・マザー』はクレイグ・ゴールドスタイン監督、ミッシー・コックス脚本による2017年米国のサイコ・スリラー映画。ヴァネッサ・マーシル、ブルック・ネヴィン、ステファン・スネデンらが出演。あらすじは、体外受精で双子を授かった女性と卵子提供者(エッグドナー)が関係し、幸せな家庭に潜入した看護師が引き起こす恐怖を描き、家族の崩壊と裏切りの物語が展開。

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フェイク・マザー

予告編はこちら。

見どころ

家族の略奪計画を目論む看護師を描いたサスペンス。絵に描いたような幸せな一家のもとに入り込んだ女が、いかに母になり代わろうとするのか、その狂気の沙汰にご注目あれ。

『フェイク・マザー』は濃密なホラーとはいえませんが、看護師ヴァネッサの綿密な計画をたどりながら見ていくと、なかなか怖いです。ほぼ最後の場面で、疾走中の犬ピクルスが戻ってきました。再開した時の公園がかなり広くて気持ち良さそうでした。

あらすじ

ケイリーン(ヴァネッサ・マーシル)はパイロットの夫ライアン(スティーヴン・スネッデン)と、体外受精で授かった双子の子供たちと幸せな生活を送っていました。しかし、ある日、ケイリーンが交通事故で重傷を負い、入院中に看護師ヴァネッサ(ブルック・ネヴィン)と出会います。退院後、ヴァネッサを在宅看護師として雇いますが、彼女は実はケイリーンの卵子提供者であり、異常な執着心を抱いていました。ヴァネッサは徐々に家族に介入し、ケイリーンの立場を奪おうと画策。友人の死や不審な出来事が続き、ケイリーンは家族を守るため戦います。

ファム・ファタル

『フェイク・マザー』はケイリーンとヴァネッサが逆の役柄だったとしても怖い作品に仕上がっていたと思います。

ヴァネッサ・マーシル(ケイリーン役)

妻ケイリーン役のヴァネッサ・マーシルはクールで綺麗な顔立ちです。悪女映画がないか探してみます。ヴァネッサは「ラスベガス」のサマンサ・マルケス役で106回も出演し、そちらでも主役を務めました。その番組には別の主役が二人いて、女性の登場人物は、女優名と人物名の組み合わせでした(ヴァネッサとサマンサなど)。

ブルック・ネヴィン(ヴァネッサ役)

看護師ヴァネッサ役のブルック・ネヴィンはキュートな顔で可愛いです。ヴァネッサが一番怪しく輝いた場面、つまりファム・ファタル絶好調だった場面は、同僚の男性看護師に個人情報を漏洩させたところ。赤色に染めていたボブカットを振りかざし、ナース姿でゆっくりと同僚に迫っていきました。

モー・ビーティ(ステファニー役)

かなり脇役ですが、モー・ビーティが演じたステファニーが地味に綺麗です。病院の電話受付の役柄でした。

マリサ・パーソン

役柄不詳ですが、綺麗。

女優の活躍

ヴァネッサ・マーシル(ケイリーン役)

ヴァネッサ・マーシルは、ケイリーン役で感情豊かな演技を披露。事故後の脆弱さと母としての強さをバランスよく表現し、物語の中心として視聴者を引き込みます。彼女の代表作にはTVドラマ『ビバリーヒルズ青春白書』や『ジェネラル・ホスピタル』があり、本作でも安定した演技力で恐怖と闘う母親像を体現。微妙な表情の変化で、疑心暗鬼になる心理を巧みに演じています。

ブルック・ネヴィン(ヴァネッサ役)

ブルック・ネヴィンは、偽看護師ヴァネッサ役で不気味な存在感を発揮。優しい笑顔の裏に隠された狂気を徐々に露呈させ、観客に鳥肌を与えます。彼女の代表作には『The 4400』などがあり、本作では計算高く執着するキャラクターを冷徹に演じ、物語の緊張感を高めています。

女優の衣装・化粧・髪型

ヴァネッサ・マーシル(ケイリーン)

ケイリーンの衣装は、家庭的な母親像を反映し、カジュアルで温かみのあるスタイルが中心。事故前は柔らかな色調のブラウスやカーディガン、事故後は動きやすいパンツスタイルが多く、回復過程を表現。化粧はナチュラルで、母親としての親しみやすさを強調。髪型はシンプルなロングヘアで、ポニーテールやゆるいウェーブが日常感を演出。物語が進むにつれ、疲弊した表情と乱れた髪が心理的動揺を象徴します。

ブルック・ネヴィン(ヴァネッサ)

ヴァネッサの衣装は、看護師としての清潔感と裏の企みを暗示する二面性を意識。白や淡いブルーのユニフォームで登場し、信頼感を装いつつ、プライベートではタイトなドレスや暗い色調の服で不穏な雰囲気を醸し出します。化粧は控えめだが、鋭いアイラインや赤い口紅で攻撃性を強調。髪型はきっちりまとめたアップスタイルから、物語後半では乱れたロングヘアに変化し、狂気を視覚的に表現しています。

感想

『フェイク・マザー』は典型的なサイコ・ナース映画で、途中で何が起こり、物語がどう解決していくかをたどるのがとても楽しくなります。この看護師が良からぬことを企んでいるのは最初からわかっていますが、謎は楽しい方法で解き明かされ、捻りもちゃんとあります。全体的に見やすく楽しい作品。

ついで、物足らなさを感じたところを少々。

看護師の綿密な計画は冷ややかに感じましたが、最終的に家族計画をどう展開するつもりだったのでしょうか。サスペンスあるあるですし、現実のサイコ犯人あるあるでしょうが、衝動や狂気に駆られすぎて、計画性の無さが現実味に欠けます。

ただ、2人の出演女優が良かったので(後述)、楽しく見られました。

なむ
なむ

実は2回も見ました(^_^;)

解説

『フェイク・マザー』は、家族という親密な空間に潜む脅威を描いたサイコ・スリラーです。卵子提供という現代的なテーマを軸に、信頼と裏切りの心理戦を展開。ヴァネッサの狂気的な行動は、観客に緊張感と不安を与え、家族の絆や母性の本質について考えさせます。低予算ながら、緊迫感のある演出と俳優陣の熱演が魅力。物語の後半はやや急展開で、結末に不完全燃焼感を覚える視聴者もいますが、サイコ・スリラーの定石を押さえた作品です。

キャスト

配役 出演者
ケイリーン ヴァネッサ・マーシル
看護師ヴァネッサ ブルック・ネヴィン
ドリュー スティーブン・スネデン
サマンサ エリザベス・ボンド
ゾーイ アーデン・リチャードソン
トビー クーパー・ドッドソン
ギルバート夫人 カーリン・ウェスト
ドーキンス刑事 マイケル・シャノン・ジェンキンス
看護師ケリー アンジェレ・ブルックス
医師ヘイズ デヴィッド・スコット・ラゴ
マックス エリック・スコット・ウッズ
レンジー夫人 リサ・ロング
ステファニー モー・ビーティ
デレク ニック・ハーグローブ
看護師アレックス ニーナ・ブリッシー
バルテリーニ医師 スーザン・ディオール
ロバート サクソン・ジョーンズ
コリンズ巡査 タイラー・シェラー

スタッフ

監督 クレイグ・ゴールドスタイン
脚本 ミッシー・コックス
美術ディレクター アブラ・ブレイマン
衣装デザイン ボー・ローゼズ
メイクアップ主任 ジャクリーン・ホールデン

まとめ

『フェイク・マザー』は、家族の幸せを脅かす外部の侵入者という古典的なスリラーの枠組みに、卵子提供という現代的な要素を織り交ぜた作品です。ヴァネッサ・マーシルとブルック・ネヴィンの対照的な演技が、物語の緊張感を高め、衣装や髪型の変化がキャラクターの心理を効果的に表現。低予算ゆえの粗さはあるものの、サイコ・スリラーとしての緊迫感は十分。家族の絆や信頼の脆さを描き、観客に感情的な揺さぶりをかけます。

レビュー 作品の感想や女優への思い

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