栗原小巻は日本国の女優。
1945年九州生まれ。女性映画の衰退期である1970年代に、純愛映画のヒロインとして人気を持続した貴重な存在。桐朋学園高校中退後に俳優座に入りました。
おもな出演作品に、
- ゴメスの名はゴメス
- 赤道に賭ける
- 新・男はつらいよ
- 明日また生きる
- いのちぼうにふろう
- 戦争と人間
- 忍ぶ川
- 忍ぶ糸
- 望郷・サンダカン八番娼館
出演作品
日本語以外の題名表記は原題または英題です。
映画
公開年 | 題名 | 配役 |
---|---|---|
1967 | ゴメスの名はゴメス・流砂 | |
1969 | ボルネオ大将 赤道に賭ける | |
1969 | 尻啖え孫市 | 小みち |
1970 | 新・男はつらいよ | 春子 |
1970 | 明日また生きる | |
1970 | 戦争と人間 第一部 運命の序曲 | 趙瑞芳 |
1971 | 愛と死 | |
1971 | 戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河 | 趙瑞芳 |
1971 | いのちぼうにふろう | おみつ |
1971 | 出所祝い | |
1972 | 忍ぶ川 | |
1973 | 忍ぶ糸 | |
1974 | モスクワわが愛 | |
1974 | サンダカン八番娼館 望郷 | 三谷圭子 |
1975 | わが青春のとき | 上条圭子 |
1975 | 化石 | 清子 |
1976 | スリランカの愛と別れ | 井上慶子 |
1976 | 喜劇 百点満点 | 左木和子 |
1977 | 八甲田山 | 神田はつ子 |
1978 | 白夜の調べ | |
1978 | 水戸黄門 | 由美 |
1979 | 子育てごっこ | |
1979 | 配達されない三通の手紙 | 次女・紀子 |
1980 | エア・パニック 地震空港大脱出 | モリミツ・クミコ |
1982 | ひめゆりの塔 | 宮城先生 |
1985 | 菩提樹の丘 | |
1985 | 男はつらいよ 柴又より愛をこめて | 真知子 |
1990 | 花の季節 | |
1990 | カンバック | 節子 |
1990 | 未来への伝言 | |
1991 | 戦争と青春 | ※モントリオール世界映画祭エキュメニカル賞 |
1992 | 乳泉村の子 | |
2004 | ミラーを拭く男 | 紀子 |
TVドラマ
放送年 | 題名 | 配役 |
---|---|---|
1964年 | 虹の設計 | |
1964年 | 近鉄金曜劇場「山ほととぎす ほしいまま」 | |
1966年 | 若者たち | |
1966年 | 太陽の丘 第14話 | 岩本たみ子 |
1966年 | アディオス号の歌 | |
1970年 | 海のあく日 | |
1971年 | 初恋 | |
1972年 | 寒椿 | |
1974年 | 灯の橋 | 下川文子 ※第29回芸術祭賞大賞 |
1976年 | 雪あかりの愛 | |
1977年 | ラスト・ダンス | |
1978年 | 冬の微笑 | |
1979年 | 秋の愛 | |
1966年 | 渥美清の泣いてたまるか 第12話「子はかすがい」 | |
1966年 | シオノギテレビ劇場 「めぐりあい」 | |
1967年 | 三姉妹 | 雪(ヒロインの末妹)役 |
1970年 | 樅ノ木は残った | たよ |
1972年 | 新・平家物語 | 北条政子 |
1978年 | 黄金の日日 | 美緒 |
2017年 | おんな城主 直虎 | 於大の方 |
1967年 | 今年の恋 | 相川美加子 |
1968年 | 3人家族 | 稲葉敬子 |
1970年 | 二人の世界 | 榊原麗子 |
1967年 | ゴメスの名はゴメス | |
1967年 | おかあさん第2期 最終回「六月の風鈴」 | |
1967年 | こんにちは結婚 第1話「約束の日」 | |
1967年 | ぜったい多数 | |
1967年 | なかよし | |
1968年 | 良縁奇縁 第3話「カナリヤ式結婚」 | |
1968年 | 十一番目の志士 | |
1969年 | 風林火山 | 由布姫 |
1969年 | 夫婦の設計 | |
1968年 | オレと彼女 | |
1980年 | 水戸黄門 第10部 第21話「じゃじゃ馬娘はお医者様・岩村」 | 千絵 |
2006年 | 水戸黄門 第36部 第18話「若君救った女将の秘密・三木」 | りく |
1968年 | みつめいたり | 大河和歌子 |
1969年 | あいつの季節 | 沢村恵子 |
1969年 | 霧の旗 | 柳田桐子 |
1969年 | 検事 霧島三郎 | |
1970年 | 竹千代と母 | 於大 |
1972年 | 知らない同志 | 今西節子 |
1973年 | こんな男でよかったら | 綾子 |
1975年 | 白い華燭 | 菅原朝子 |
1976年 | 火の路 | 高須通子 |
1976年 | 五丁目に咲いた恋は絶対に結ばれないと人々は噂した | 丹阿弥仙水 |
1978年 | 球形の荒野 | 野上久美子 |
1980年 | 望郷之星 長谷川テルの青春 | 長谷川テル |
1981年 | 関ヶ原 | 細川ガラシャ |
1982年4月10日 | 松本清張の風の息 | 広田佐紀子 |
1984年 | 京都鳥獣の寺連続殺人 |
舞台
上演年月 | 作品名 | 役名 |
---|---|---|
1968年2月 | 三人姉妹 | イリーナ ※初舞台(日生劇場) |
1968年8月 | 東海道四谷怪談 | お梅/内儀 |
1968年10月 | あらいはくせき | でん/八瀬の女 |
1969年11月 | KEAN 狂気と天才 | アンナ・ダンビー |
1970年10月 | 冒険、藤堂作右ヱ門の | 花束きち/好子/リウ |
1971年7月 | そよそよ族の叛乱 | 女事務員 |
1972年6月 | 時間という汽車 | 金色の女学生 |
1972年8月 | 八百屋お七牢日記 | 吾妻/お七/女子学生 |
1973年3月 | オセロ | デスデモーナ |
1974年1月 | リチャード三世 | アン |
1974年7月 | アンナ・カレーニナ | アンナ・カレーニナ |
1975年10月 | 令嬢ジュリー(英語版) | ジュリー |
1977年7月 | ルル | ルル |
1977年8月 | 三文オペラ | ポリー |
1978年6月 | マイ・フェア・レディ | イライザ |
1979年3月 | マイ・フェア・レディ | イライザ |
1979年5月 | アントニーとクレオパトラ | クレオパトラ |
1979年10月 | マイ・フェア・レディ | イライザ |
1980年2月 | NINAGAWAマクベス | レディ・マクベス |
1980年3月 | 根っこ(英語版) | ビューティ・ブライアント |
1980年7月-8月 | かもめ | ニーナ |
1980年10月 | コーカサスの白墨の輪(英語版) | グルシェ |
1981年1月 | ドレッサー | サー夫人 |
1981年4月 | 桜の園 | ラネーフスカヤ |
1981年10月 | ロミオとジュリエット | ジュリエット |
1982年5月 | 食肉市場のジャンヌ・ダルク | ジャンヌ・ダルク |
1982年9月 | ナターシャ | ナターシャ |
1982年10月-11月 | 桜の園 | ラネーフスカヤ |
1983年5月 | メアリ スチュアート(英語版) | メアリ・スチュアート |
1983年9月 | 化粧 | 鈴子/頼子 |
1983年11月 | 桜の園 | ラネーフスカヤ |
1984年8月 | マイ・フェア・レディ | イライザ |
1984年12月 | 貴族の階段 | 氷見子 |
1985年3月 | NINAGAWAマクベス | レディ・マクベス |
1985年5月 | エセルとジューリアス | エセル |
1985年8月 | NINAGAWAマクベス(アムステルダム・エジンバラ公演) | レディ・マクベス |
1985年10月-11月 | ナターシャ | ナターシャ |
1986年2月 | 恋愛論 | リューバ |
1986年5月 | セツアンの善人(英語版) | シェンテ/シュイタ |
1986年9月 | 化粧 | 鈴子/頼子 |
1986年11月 | ピアフ | エディット・ピアフ |
1986年11月-12月 | セツアンの善人 | シェンテ/シュイタ |
1986年12月 | 恋愛論(モスクワ公演) | リューバ |
1987年7月 | エセルとジューリアス | エセル |
1987年8月 | プレンティ(英語版) | スーザン・トラハーン |
1987年9月 | NINAGAWAマクベス(英国公演) | レディ・マクベス |
1987年12月 | NINAGAWAマクベス | レディ・マクベス |
1988年6月 | ロマンティック・コメディ | フィービー |
1988年9月 | プレンティ | スーザン・トラハーン |
1988年11月 | じゃじゃ馬ならし | キャタリーナ |
1989年3月 | セツアンの善人 | シェンテ/シュイタ |
1989年4月 | NINAGAWAマクベス | レディ・マクベス |
1989年7月 | マダム・ボヴァリー | エマ・ボヴァリー |
1990年1月 | 海の夫人(英語版) | エリーダ |
1990年7月 | ロマンティック・コメディ | フィービー |
1990年10月 | NINAGAWAマクベス(ニューヨーク公演) | レディ・マクベス |
1990年12月 | 楽劇るひいな | るひいな |
1991年6月 | ロマンティック・コメディ | フィービー |
1991年10月 | 復活 | カチューシャ |
1991年12月 | 楽劇るひいな | るひいな |
1992年4月 | 三角関係 | マリアナ・ピネーダ |
1992年6月 | NINAGAWAマクベス(シンガポール公演) | レディ・マクベス |
1992年10月-11月 | ワッサ・ジェレズノーワ(英語版) | ワッサ |
1993年2月 | シラノ | 小夜姫/(ロクサーヌ) |
1993年8月-10月 | ロマンティック・コメディ | フィービー |
1993年11月 | 復活 | カチューシャ |
1994年1月-2月 | 復活 | カチューシャ |
1994年5月-6月 | コーカサスの白墨の輪 | グルシェ |
1994年10月-11月 | チェーホフ三部作「あれは美しい夢だった」 | ニーナ/マーシャ/ラネーフスカヤ |
1997年10月-12月 | 冬のライオン | エレノア |
1999年1月-2月 | 肝っ玉おっ母とその子どもたち | アンナ |
2000年1月-2月 | 肝っ玉おっ母とその子どもたち | アンナ |
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