セリーナ 炎の女

劇場映画
この記事はPRを含みます。作品紹介のうち「あらすじ」と「見どころ」に若干の誇張表現があり、他の項目は正確または率直な表現にしています。
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愛しているからこそ、狂っていく。命懸けの愛が胸を打つサスペンスドラマ。

1920年代アメリカ、ノース・カロライナ山を舞台に、服を着たミスティークが恋愛中毒に(^^)

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セリーナ 炎の女

予告編はこちら。

  • 邦題:セリーナ 炎の女
  • 原題:Serena
  • 公開年:2014
  • 上映時間:109分
  • 製作国:米国

本作の製作は、チェコ共和国の映画奨励プログラムによる国家映画撮影基金の支援を受けています。

あらすじ

製材所を営むジョージはある日、火事で家族を失った天涯孤独の美女セレーナと出会い一目惚れ。2人は結婚し、濃密な愛で結ばれました。

しかし、セレーナがジョージの過去、そして自らの運命に直面したとき、彼女の愛は狂気へと変わります。

キーワード

製材所、流産

見どころ

  • ジェニファー・ローレンスとブラッドリー・クーパーが夫婦役で共演。
  • 愛を求める女性が、手に入らないことを悟って崩壊していく姿とその内面、狂気性を丁寧に描写。

感想

19世紀アメリカを引きずる田舎の衣装が大げさで豪華。

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ファム・ファタル

ワシを手なづけた女性セレーナをジェニファー・ローレンスが演じています。

X-MENでひたすら皮膚チェンジに勤しんでいたミスティーク役のジェニファー。

本作では家庭的でもあり大げさでもある衣装をいくつも着ていて、男臭い製材所の街で、ひとり映えています。

ジェニファーのベッドシーンや下着姿は冒頭少しと、愛を確認する46分頃。その後もワンショット程度で何回か。ポスターに釣られて期待していたのだけに残念。ドレス姿はいくつも堪能できます。

ミスティークを見慣れすぎたのか、昼間のジェニファーよりも夜のジェニファーの方が綺麗。

トリビア

ジェニファー・ローレンスの出演料

監督のスサンネ・ビアによると、プラハでの撮影中に飛行機の騒音があったため、台詞の吹き替えが必要になり、ポストプロダクションが複雑になりました。

ジェニファー・ローレンスは「ハンガー・ゲーム2」に入っていて、アフレコ現場に姿を現すことができませんでした。そこで本作のプロデューサーが撮影の1日だけローレンスを買い取ろうとしたのですが、その金額が本作の予算よりも高いと判明したそうです…(笑)

グリズリーかブラックベアか

40分頃、ペンバートンとブキャナンが熊に遭遇。スクリーンに現れた熊はグリズリーであり、ブラックベアではありません。1929年のスモーキー山脈にグリズリーは生息していませんでした。

ジッポライター

「ジッポ」のライターが2回出てきて使われています。映画の舞台は1929年ですが、「ジッポ」社の設立は1932年…。

前腕止血帯

セリーナがギャロウェイの前腕に止血帯を装着し、観客は彼の命を救ったと聞かされていますが、実際には、前腕の止血帯では橈骨のために出血は止まらないはず。

その他

ジョージ・ペンバートンがブキャナン氏に投げつけるとき、彼はライフルのハンマーをコックしていません。

キャスト

ブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンスが恋敵を演じるのはこれが2度目。

ジェニファー・ローレンスはブラッドリー・クーパーをこの企画に推薦。ふたりは以前に「世界にひとつのプレイブック」(2012年)で共演していて、とても気が合ったので、将来また一緒に仕事をしたいとよく話していたそうです。この映画の脚本を読んだローレンスは、クーパーにコピーを送り、一緒にやってくれないかと依頼しました。

登場人物 出演者
ジョージ・ペンバートン ブラッドリー・クーパー
セリーナ・ペンバートン ジェニファー・ローレンス
ギャロウェイ リース・イファンス
マクダウェル保安官 トビー・ジョーンズ
ブキャナン デヴィッド・デンシック
キャンベル ショーン・ハリス
レイチェル・ヘルマン アナ・ウラル
ヴォーン サム・リード
ドクター・チェイニー コンレス・ヒル
アガサ チャリティ・ウェイクフィールド
ホレス・ケファート ダグラス・ホッジ
エイブ・ハーマン キム・ボドニア
ボストン銀行支店長 クリスチャン・マッケイ
カルフーン フィリップ・ザンデン
レッドベター ネッド・デネヒー
ジェイコブの赤ん坊 クヴィド・ナイザー
ジェイコブの赤ん坊 テレザ・フルードバ
ジェイコブの赤ん坊 アメリー・ヴェルネロワ
ジェイコブの赤ん坊 マテイ・ソンカ
痙攣する樵 ウラジミール・マレク
フリゼル ペトル・ヴァネク
ビッグ・ビル・マコーン ペトル・ドロズダ
チョッパー フィリップ・カンコフスキー
医者 ヒルトン・マクレー
ウェイター トッド・ワグナー
ナース ヘレナ・ドヴォラコワ
コールドフィールド マイケル・ライアン
ローウェンスタイン ブレイク・リトソン
スローン夫人 ボディル・ヨルゲンセン
チケットマスター レイモンド・ワーリング
シェイエンジンの運転手 ジルカ・フィルト
銀行で泣く女 バルボラ・ルケソバ
コミッショナー1号 ヤン・モンチカ
コミッショナー2号 パヴェル・レズニチェク
インド人1号 アーリアン・バルア
インド人2号 ピヤシリ・グナランタ
クレーン運転手 イボ・ズバティ
銀行にいる動揺した男 パヴェル・クリス
物乞い ジョン・コマー
ホテルの受付 アレナ・ドルーハ
ホテルのウェイター ペトル・イネニツカ
待合室の母親 ナターシャ・バーガー
待合室の子供 テレザ・マチャコバ
インド人男性3号 ハルパル・シン・バムラー
カメラマン2号 ジリ・マリア・シーバー
スライドショーで働く男 ブルース・デヴィッドソン
木こり ジム・ハイ
木こり マーク・オニール

スタッフ

この企画は最初、ダーレン・アロノフスキー監督、アンジェリーナ・ジョリー主演で発表。すると、スザンネ・ビアとジェニファー・ローレンスが降板。

この映画の脚本を担当したのはクリストファー・カイル。この名前は「アメリカン・スナイパー」(2014年)でブラッドリー・クーパーが演じたアメリカ軍スナイパーと同姓同名。

リース・イファンズとサム・リードは「アノニマス」でも共演。

監督 スサンネ・ビア
脚本 クリストファー・カイル
衣装デザイン シグネ・セイルンド
オンセット衣装 スザン・ブルシコワ
オンセット衣装 ナダ・チャストワ
衣装アシスタント アンナ・チンブロワ
衣装アシスタント アリス・コルテス・ヘイロワ
衣装主任 アレナ・コウカ
衣装アシスタント ニール・マクリーン
衣装アシスタント ミケーラ・ルッコワ
追加衣装 ジツカ・ノヴォトナ
衣装監督 マルケタ・プロチャズコワ
オンセット衣装 リンダ・プソフラフコバ
衣装主任・現場衣装:第2班 ハナ・ランボワ
デンタル効果デザイン ナサニエル・デリネデウス
特殊メイクアップ効果 ジャクリーン・ファウラー
補綴デザイン ポール・ハイエット
ヘアデザイン/メイクアップ グラハム・ジョンストン
特殊歯 クリス・ライオンズ
ヘアスタイル ブラッドリー用 ロリ・マッコイ・ベル
メイクアップ アンドレア・マクドナルド
補綴監督 コナル・パルマー
ヘアスタイル主任 ルリア・シェパード
この記事を書いた人
なむ

50代前半の既婚男性。元大学教員、現寺院職員。趣味は自転車遍路と映画・ドラマ視聴。詳細は名前リンクをクリックしてください。

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