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トーマシン・マッケンジー

トーマシン・ハーコート・マッケンジーはニュージーランドの女優。2014年に『ホビット 決戦のゆくえ』で脇役を演じた後、デブラ・グラニク監督のドラマ映画『Leave No Trace』で孤独に生きる少女を演じました。ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞のブレイクスルー・パフォーマンス賞を受賞したことで批評家から注目を浴びるようになりました。

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トーマシン・マッケンジー

  • 名前:トーマシン・マッケンジー
  • 本名:トマシン・ハーコート・マッケンジー
  • アルファベット表記:Thomasin Harcourt McKenzie
  • 出生地:ニュージーランド、ウェリントン
  • 職業:女優
  • 活動期間:2012年~現在
  • 母親:ミランダ・ハーコート
  • 親戚:ケイト・ハーコート(母方の祖母)
  • Instagram:Thomasin Harcourt McKenzie

トーマシン・マッケンジーは2019年も時代劇映画『ザ・キング』と『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』で脇役を演じ、風刺映画『ジョジョ・ラビット』でユダヤ人の少女を演じて知名度を上げました。

2021年には、M・ナイト・シャマラン監督のスリラー映画『オールド』とエドガー・ライト監督のサイコホラー映画『ラスト・ナイト・イン・ソーホー』に主演し、ジェーン・カンピオン監督の西部劇映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』に出演。

その後、スリラー映画『アイリーン』でタイトルロールを演じています。

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生い立ちと教育

生い立ち

トーマシン・ハーコート・マッケンジーは、2000年7月26日にニュージーランドの首都ウェリントンで生まれました。彼女は演技の世界に深く根ざした家庭で育ちました。母親は著名な女優であり演技コーチでもあるミランダ・ハーコート(Miranda Harcourt)、父親は脚本家兼監督のスチュアート・マッケンジー(Stuart McKenzie)です。また、祖母はニュージーランドの名優として知られるデイム・ケイト・ハーコート(Dame Kate Harcourt)、祖父のピーター・ハーコート(Peter Harcourt)はウェリントンで不動産会社ハーコーツ・インターナショナル(Harcourts International)を設立した一族の出身です。このように、彼女は演技とエンターテインメント業界に囲まれた環境で育ち、幼少期から映画や演劇に親しんでいました。

トマシンには兄のピーター・マッケンジーと、女優として活動する妹のダヴィダ・マッケンジー(Davida McKenzie)がいます。彼女は幼い頃から映画セットに足を運ぶ機会が多く、両親の仕事を通じて演技の世界に自然と触れてきました。たとえば、家族とともにフィラデルフィアやクック諸島のラロトンガなど、さまざまな撮影現場を訪れた経験があります。 彼女自身、最初は演技を職業として強く意識していなかったものの、家族の影響で自然とその道に進むことになりました。幼少期には、演技の仕事を通じてお小遣いを稼ぎ、玩具を購入するなど、子供らしい動機で小さな役をこなしていたと語っています。

教育

トーマシンはウェリントンのカロリ地区にある名門校、サミュエル・マースデン・コレジエイト・スクール(Samuel Marsden Collegiate School)で学び、2018年に卒業しました。この学校は女子校として知られ、質の高い教育を提供する私立校です。彼女は学業と並行して演技のキャリアを築き始めており、忙しい撮影スケジュールをこなしながらも学業を無事に修了しました。

トーマシンは、正式な演技の訓練を受けたというよりは、家族の指導や現場での経験を通じてスキルを磨いたといえます。特に、母親のミランダ・ハーコートは演技コーチとして知られ、トマシンの演技に対するアプローチに大きな影響を与えたと考えられます。彼女はインタビューで、演技の準備として監督から推薦された50本以上の映画を視聴するなど、自己学習にも熱心に取り組んでいると述べています。 また、役作りのために多くのリサーチを行い、感情的な深みや社会的メッセージを持つ作品を選ぶことを重視していると語っており、彼女の教育は学校だけでなく、現場での学びを通じて形成されてきたことが伺えます。

キャリアへの影響

トーマシンの生い立ちと教育は、彼女の女優としてのキャリアに大きな影響を与えました。演技一家に育ったことで、幼少期から映画や演劇の現場に慣れ親しみ、自然な演技スタイルを身につけました。彼女のブレイクスルーとなった2018年の映画『足跡を残さず(Leave No Trace)』では、戦争帰還兵の父親と森で暮らす少女を演じ、批評家から高い評価を受け、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞のブレイクスルー・パフォーマンス賞を受賞しました。この役は、彼女の控えめながらも感情豊かな演技スタイルを象徴するもので、家族から受け継いだ演技への真摯な姿勢が反映されています。[](https://en.wikipedia.org/wiki/Thomasin_McKenzie)

また、彼女はウェリントンでの生活を大切にしており、2017年3月時点では地元に住んでいましたが、2023年6月にキャリアのさらなる発展を求めてイギリスのイズリントンに移住しました。 この移住は、国際的なプロジェクトへの参加を増やすための決断だったと考えられます。[]

経歴

トーマシン・マッケンジーは、映画『エグジスタンス』(2012年)で兄と共演し、TV映画『Consent: The Louise Nicholas Story』(2014年)でティーンエイジャーのルイーズ・ニコラスを演じました。2015年にはソープオペラ『ショートランド・ストリート』でピクシー・ハンナを演じ、翌2016年には、子ども向けコメディ・ウェブシリーズ『Lucy Lewis Can’t Lose』で主人公を演じました。

そして、デブラ・グラニク監督の『Leave No Trace』(2018年)で戦争帰還兵の娘を演じ、注目を集めました。彼女の演技は批評家から絶賛され、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞のブレイクスルー・パフォーマンス賞を受賞。

2019年、トーマシンはティモシー・シャラメ、ジョエル・エドガートン、ロバート・パティンソンらと共演するNetflixの『The King』にデンマーク王妃フィリッパ役でアンサンブルキャストとして参加。続いて、タイカ・ワイティティ監督の風刺コメディドラマ『ジョジョ・ラビット』(2019年)で、タイトルキャラクターの家に隠れるユダヤ人の少女役を演じ、批評家チョイス・ムービー・アワードで若手女優賞にノミネートされました。

2018年8月、『トップガン マーヴェリック』に出演するも、『ロスト・ガールズ』(2020年)への出演が決まったため、降板。

2021年、彼女はM・ナイト・シャマラン監督のスリラー映画『Old』に出演し、エドガー・ライト監督のサイコホラー映画『ラストナイト・イン・ソーホー』では主役を演じ、アーニャ・テイラー=ジョイと共演しました。同2021年、ジョン・クロウリーがケイト・アトキンソンの小説『Life After Life』をBBC Twoでテレビドラマ化する作品に参加し、2022年に初放送されました。

2023年、トーマシンはケン・リュウの一連の短編小説をSFドラマ化した『Pantheon』の第2シーズンのメインキャストに加わり、U.I.(アップロードされた知性)から生まれた初のC.I.(計算知能)であるMISTの声を演じました。同2023年、ウィリアム・オールドロイド監督のサイコスリラー『アイリーン』で主役を演じ、アン・ハサウェイの相手役を務ました。また、オリヴィア・ワイルドの『パーフェクト』ではアメリカの体操選手ケリー・ストラッグを演じました。

2024年公開予定の映画、世界初の体外受精児の実話を描いた『Joy』の主役に抜擢されました。

また、2023年5月、モナ・ファストヴォルド監督のサイコホラー『Self-Portrait』の主役に抜擢されました。同5月、トーマシンはアンドリュー・ニッコル監督の実写アニメ映画『I, Object』に参加。9月、コメディアンのジミー・カーが脚本を手掛けるジム・オハンロンのイギリスの時代劇コメディ『ファッカム・ホール』に参加。

私生活

  • 2017年3月、トーマシン・マッケンジーはニュージーランドのウェリントンに住んでいました。
  • 2023年6月、イギリスのロンドンへ移住。

出演作品

日本語以外の題名表記は原題または英題です。

映画

公開年 題名 配役
TBA Joy ジーン・パーディ
TBA Fackham Hall
TBA I, Object
2023 アイリーン アイリーン・ダンロップ
2021 ドライビング・バニー トーニャ
2021 オールド マドックス・カッパ(16歳)
2021 ラストナイト・イン・ソーホー エロイーズ・エリー・ターナー
2021 パワー・オブ・ザ・ドッグ ローラ
2020 ロストガールズ シェール・ギルバート
2019 キング デンマーク女王フィリッパ
2019 ジョジョ・ラビット エルザ・コア
2019 トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング メアリー
2018 足跡はかき消して トム
2017 The Changeover ローズ・キートン
2014 ホビット 決戦のゆくえ アストリッド
2012 Existence スクラップ

TV映画・TVドラマ

公開年 題名 配役
TBA Gossamer
2023 Totally Completely Fine ビビアン・カニンガム
2023 Pantheon ミスト(声)
2022 Life After Life アーシュラ・トッド
2017 The Cul De Sac ウィラ
2016 Bright Summer Night ペトラ・クィンス
2016 Jean ヤング・ジーン
2016 Lucy Lewis Can’t Lose ルーシー・ルイス
2015-2020 Shortland Street ピクシー・ハンナ
2015 End of Term アナベル
2014 Consent: The Louise Nicholas Story ヤング・ルイーズ

受賞

部門 対象作品 結果
2023 クロトルディス賞 助演女優賞 ドライビングバニー ノミネート
2022 ハワイ映画批評家協会 最優秀女優賞 ラストナイト・イン・ソーホー ノミネート
2020 批評家チョイス映画賞 若手男優・女優賞 ジョジョ・ラビット ノミネート
2020 ハリウッド映画批評家協会 23歳以下最優秀女優賞 ジョジョ・ラビット ノミネート
2020 ミュージック・シティ映画批評家協会 若手女優賞 ジョジョ・ラビット ノミネート
2020 ウィメンズ・イメージ・ネットワーク賞 長編映画主演女優賞 ジョジョ・ラビット ノミネート
2019 女性映画ジャーナリスト連盟 助演女優賞 足跡はかき消して ノミネート
2019 女性映画ジャーナリスト連盟 ブレイクスルー賞 足跡はかき消して 受賞
2019 クロトルディス賞 最優秀女優賞 足跡はかき消して ノミネート
2019 コロンバス映画批評家協会 最優秀女優賞 足跡はかき消して ノミネート
2019 批評家チョイス映画賞 若手男優・女優賞 足跡はかき消して ノミネート
2019 デンバー映画批評家協会 助演女優賞 足跡はかき消して ノミネート
2019 ジョージア映画批評家協会 助演女優賞 足跡はかき消して ノミネート
2019 ジョージア映画批評家協会 ブレイクスルー賞 足跡はかき消して ノミネート
2019 インディペンデント・スピリット賞 最優秀助演女性賞 足跡はかき消して ノミネート
2019 インディアナ映画ジャーナリスト協会 助演女優賞 ジョジョ・ラビット ノミネート
2019 ミュージック・シティ映画批評家協会 最優秀若手女優賞 足跡はかき消して ノミネート
2019 オンライン映画テレビ協会 最優秀若手演技賞 足跡はかき消して ノミネート
2019 オンライン映画テレビ協会 最優秀女性ブレイクスルー賞 足跡はかき消して ノミネート
2019 フィラデルフィア映画批評家協会 最優秀ブレイクスルー演技賞 ジョジョ・ラビット 準グランプリ
2019 フェニックス批評家協会 最優秀助演女優賞 ジョジョ・ラビット 受賞
2019 サンディエゴ映画批評家協会 最優秀助演女優賞 ジョジョ・ラビット ノミネート
2019 シアトル映画批評家協会 最優秀若手演技賞 ジョジョ・ラビット 受賞
2019 ワシントンD.C.地区映画批評家協会 最優秀ユース・パフォーマンス賞 ジョジョ・ラビット ノミネート
2018 シカゴ映画批評家協会 最も期待されるパフォーマー 足跡はかき消して ノミネート
2018 デトロイト映画批評家協会 最優秀助演女優賞 足跡はかき消して ノミネート
2018 ダブリン映画批評家協会 最優秀女優賞 足跡はかき消して ノミネート
2018 フロリダ映画批評家協会 ポーリン・カエル・ブレイクアウト賞 足跡はかき消して 準グランプリ
2018 ゴッサム・自主映画賞 ブレイクスルー男優賞 足跡はかき消して ノミネート
2018 グレーター・ウエスタン・ニューヨーク映画批評家協会 最優秀デビュー演技賞 足跡はかき消して ノミネート
2018 インディアナ映画ジャーナリスト協会 最優秀女優賞 足跡はかき消して ノミネート
2018 インディアナ映画ジャーナリスト協会 ブレイクアウト・オブ・ザ・イヤー 足跡はかき消して ノミネート
2018 インディ・ワイヤー批評家投票 最優秀助演女優賞 足跡はかき消して ノミネート
2018 カンザスシティ映画批評家協会 助演女優賞 足跡はかき消して ノミネート
2018 ロサンゼルス・オンライン映画批評家協会 23歳以下最優秀女優賞 足跡はかき消して ノミネート
2018 ナショナル・ボード・オブ・レビュー 最優秀ブレイクスルー演技賞 足跡はかき消して 受賞
2018 オンライン女性映画批評家協会 最優秀助演女性賞 足跡はかき消して ノミネート
2018 オンライン女性映画批評家協会 最優秀ブレイクスルー演技賞 足跡はかき消して ノミネート
2018 オンライン映画批評家協会 助演女優賞 足跡はかき消して ノミネート
2018 サンディエゴ映画批評家協会 最優秀助演女優賞 足跡はかき消して ノミネート
2018 サンディエゴ映画批評家協会 最優秀ブレイクスルー・アーティスト賞 足跡はかき消して 受賞
2018 サンフランシスコ映画批評家協会 最優秀助演女優賞 足跡はかき消して ノミネート
2018 シアトル映画批評家協会 最優秀若手演技賞 足跡はかき消して ノミネート
2018 シアトル国際映画祭 最優秀女優賞 足跡はかき消して ノミネート
2018 ワシントンD.C.エリア映画批評家協会 最優秀若手演技賞 足跡はかき消して ノミネート
2018 女性映画批評家サークル 最優秀若手女優賞 足跡はかき消して ノミネート

 

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