パラサイト・ナース 美人看護師の罠

この記事のうち「見どころ」には若干の誇張表現があります。

美人看護師が幸せな夫婦の生活を脅かすサスペンススリラー!

『パラサイト・ナース 美人看護師の罠』はサム・アービン監督、パオロ・マズカート脚本による、2014年米国のスリラー映画。出演は、ウィラ・フォード、ブリジッド・ブラナー、ジョン・ハード、コスタス・マンディロー、ジャック・ノーズワージーら。あらすじは、女性セラピストが父を引き取り、派遣看護師に住み込みで在宅看護をしてもらったことで、一家が恐怖を味わっていくというもの。

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パラサイト・ナース 美人看護師の罠

予告編はこちら。

  • 邦題:パラサイト・ナース 美人看護師の罠
  • 原題:The Nurse/The Killer Nurse
  • 公開年:2014年
  • 上映時間:89分
  • 製作国:米国
  • ジャンル:スリラー
  • 視聴先:U-NEXT

あらすじ

ある日、疎遠だった父フランクが倒れたと、セラピストのカーラに連絡が入ります。結果、大事にはいたりませんでしたが、在宅ケアを勧められたカーラは親子関係の修復を望む夫にも促され、父を引き取ることに。在宅看護は派遣看護師リネットが住み込みでしてくれることになったのですが…。

見どころ

周囲の人々をとりこにする美人看護師をウィラ・フォードが好演。

ヒロインを務めるブリジッド・ブラナーや名バイプレイヤーのジョン・ハードらの迫真の演技にも注目。

ファム・ファタル

カーラ役のブリジッド・ブラナーを見たくて視聴。癒し系の顔の美熟女で、本作ではワンピース・ドレスをよく着ていて、膝下の脚線美が綺麗だと分かります。

カーラ役には、ヤンシー・バトラーが候補に挙がっていました。彼女は独特な魅力と演技力で注目を浴びている若手女優。彼女の繊細な表現力と情熱的な演技は、この役にぴったりだとプロデューサーたちは考えました。

感想

『パラサイト・ナース 美人看護師の罠』は華美な演出も大物俳優の出演もなく、2人の女性を基本に展開します。1人は精神科医(ブリジット・ブラナー)、もう1人は訪問看護師(ウィラ・フォード)。

冒頭の追跡劇と無差別殺人の後、カーラ(ブリジット・ブラナー)とその夫(ジャック・ノーズワージー)が新居に引っ越したところから物語は開始。カーラの別居中の父親(ジョン・ハード)が脳卒中で倒れ、カーラは訪問看護師のリネット(ウィラ・フォード)とともに父親を引き取ります。すぐに何かがおかしいとわかります(セクシーな看護師リネットがすべての世話をするために引っ越してきたのです)。

カーラが自宅オフィスで結婚カウンセリングの仕事をしている間、リネットはカーラの父親のために仕事をするのでしょうか?リネットは自分が言っているような人物ではなく、カーラが真実を暴きはじめるにつれて、リネットの行動はますますおかしくなっていきます。やがて真実が暴かれ、カーラは反撃に出ます。

ウィラ・フォード演じる看護師が、自分を中心に周囲をねじまげ、やがて狂っていく様を見る楽しさだけでなく、この物語は、何が人を狂わせるのかを巧妙に描いています。一人の女性を精神科医にしたのと同じ問題が、もう一人の女性を異常者にしたのです。ちょっとしたきっかけで、私たちはみんなおかしくなってしまうのかもしれません。

解説

カーラ・サットン(ブリジット・ブラナー)は答えをもっている女性。セラピーのベストセラーの著者であり、恋愛カウンセラーでもある彼女は、生まれ育ったカリフォルニアの海岸沿いの町で新しい生活と仕事を始めることに満足しています。5年間連れ添った夫のブライアン(ジャック・ノーズワージー)は、億万長者の不動産開発業者に勤めており、その近くにホテル兼リゾートがオープンしようとしています。

新居に引っ越してすべてが順調のように思えたのですが、カーラの別居中の父フランク・サットン(ジョン・ハード)が脳卒中で倒れ、秩序だった生活が突然ややこしくなります。カーラは、父親が療養している間、父親が加入している保険が提供するプライベートケアの訪問看護師と一緒に父親を引き取ることに同意。看護婦のリネット(ウィラ・フォード)は、サットン家に役立つ存在に思えたのですが、何かがおかしい。カーラとブライアンは知る由もありませんが、リネットがそこにいる本当の動機は、彼らが想像するよりもずっと暗いもののよう。

カーラの父親のために病院から派遣された理学療法士のグレゴリー(T.J.ホーバン)は、リネットがどこか見かけとは違うのではないかと疑い、カーラのおせっかいな隣人のキリアジ夫人(バーバラ・アリン・ベネット)もリネットについて何か知っているようです。

一方、夫ブライアンの上司であるダッソーは、リネットの美しさにすっかり魅了され、サットン家でのディナーのときに、彼女の過去について聞き出そうとします。しかし、リネットの過去に関する情報をもつことは危険な責任を伴ない、ダッソー氏とキリアジ夫人はやがて早すぎる最期を迎えます。

そして、バランスを崩した殺人鬼の依頼人マーティン(コスタス・マンディロー)からカーラを救うため、リネットが冷徹かつ致命的な力で介入したとき、カーラとブライアンは、リネットの美しく落ち着いた表情の下に、危険な何かが確実に潜んでいることに気づきます。

カーラは事実を探しはじめます。そこで彼女が発見したのは、暗い秘密と欺瞞に満ちた隠されたリネットの過去。カーラは急いで家に帰り、すでに限界を超えていたリネットと対決します。リネットはカーラの人生、家、夫…そして父親を狙っていました。それが彼女にふさわしいと信じているものであり、カーラに奪われたと感じているものなのです。

カーラとリネットは争いますが、実はリネットはすでに負けていました。人生の早い段階で喪失と放棄のトラウマを負った彼女の心は壊れ、バランスの中でもろくも崩れ去った人生。カーラは死にものぐるいで抗い、闘いによって強化された彼女は自らの過去と和解し、人生の新たな章をスタートさせることを選びます。

キャスト

登場人物 出演者
リネット ウィラ・フォード
カーラ ブリジッド・ブラナー
フランク ジョン・ハード
マーティン コスタス・マンディロー
ブライアン ジャック・ノーズワージー
ジョン・ダッソー デヴィッド・ミルバーン
グレゴリー T.J. ホーバン
キリアジ夫人 バーバラ・アリン・ベネット
インタビュアー ケイト・オルシーニ
アントニオ エイドリアン・ゴンザレス
レナ ソフィア・カルステンス
アンソニー・マルシオナ
テリー・ダグラス
リン・ルー キラリー・ハヤシ
マーティンの妻の恋人 ジェシー・ウィルソン
警察官 デイビッド・ヒル

スタッフ

監督 サム・アーヴィン
脚本 パオロ・マツカート
衣装デザイン エリザベス・ジェット
この記事を書いた人
なむ

洋画が好きです(字幕派)。だいたいU-NEXTで観ています(^^) 詳細は名前をクリックしてください。

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