TV映画

アノニマス・ストーカー

記事内に「見どころ」の項目があれば、そこに若干の誇張表現を含みます。

幸せな再婚家族に、娘が誘拐されるサスペンス・スリラー。

『アノニマス・ストーカー』は、ベン・メイヤーソン監督、ブルック・パーディ脚本による、2018年米国のスリラー映画。主演はサラ・リンドクリシェル・スタウス、ロブ・デリンジャー。あらすじは、一人娘をもつシングルマザーは、恋人からプロポーズを受けますが、彼の息子が結婚に不満をもっていて、ある日、謎の男が電話をしてきて一人娘への危害をほのめかすというもの…。

ライフタイム・ネットワークで放映されたタイトルは『My Little Girl Is Gone』。

スポンサーリンク

アノニマス・ストーカー

予告編はこちら。

スポンサーリンク

あらすじ

一人娘のケイトリンをもつシングルマザーのステファニーは、恋人ジェイムソンからプロポーズを受けます。しかし、彼の息子シェーンが、この結婚に不満をもっていることが気がかり…。そんなある日、謎の男が電話をしてきて、娘ケイトリンへの危害をほのめかしました…。

見どころ

ファム・ファタル

サラ・リンド

ステファニーを演じた主演女優のサラ・リンドが、場面によって表情を多彩に変えていて、女優らしい演技だと感服。同一人物とは思えないような違った表情がたくさんあって楽しく見られました。

一番好きな場面は、作品ポスターに取り上げられることもある17分頃。ステファニーは友達ライラと一緒にアパレルショップを経営していて、今回はお店へ娘と楽しくショッピング。

この場面で、ステファニーは爽やかな服装をしていますが、途中で犯人から初めての電話がかかりました。このとき、ステファニーは紺色と黄緑色のボーダーのTシャツに、長袖のジージャンを羽織っています。電話を受けながら混乱と怒りが入り混じった表情をしはじめ、ステファニーの表情は爽やかな服装とミスマッチしていきます。

この変化が、かえってサラ・リンドの美しさを前面に押し出しました。この時のヘアスタイルはセンター分けで、肩を超えたぐらいの髪の毛。メイクでは、眉毛を強めに細く、口紅はピンク。シャープな仕上がりです。

クリシェル・スタウス

友達ライラ役のクリシェル・スタウスも素敵でした。ライラはステファニーと一緒にアパレルショップを経営していて、お金が苦手なのでステファニーに経理を委ねています。

そんなこともあって?、ライラはニットシャツをいつも着ている印象で出演していました。ライラとステファニーが並んだら納得のいく分担です(笑)

さて、ライラ役のクリシェル・スタウスは、ブロンドヘアに小麦色の肌、細めのフェイスライン、少し濃い眉毛につり上がった目。顔面全体では、綺麗な印象が6割で、ワイルドな印象が4割。ぜひ、ファム・ファタル全開の映画に主演してほしいです。

感想

『アノニマス・ストーカー』に登場する男女はみんな魅力的。Lifetime作品のひとつですが、いつもより捻りが効いています。誘拐事件からはじまり、別ストーリーの殺人事件へと展開する楽しいポップコーン映画。途中で人間関係やストーカーがわかります。そこまでにいたる複雑な家庭が紐解かれる点までは、とくに良くできていました。後半部分でストーカーの悪行の展開が単純になりすぎ、作品全体としてはイマイチか…。

トリビア

  • ディラン・レイン・ウッズのデビュー作。
  • Lifetime・ネットワークでは「My Little Girl Is Gone」という題名で放映。
  • 誘拐犯が最初にステファニーへ電話したとき、彼女はケイトリンが11歳だと言いましたが、行方不明のポスターには10歳と記載。

キャスト

登場人物 出演者
ステファニー サラ・リンド
ライラ クリシェル・ハートリー(クリシェル・スタウス
ジェイムソン ロブ・デリンジャー
ドリーン ベッツィ・ランドル
ハーパー刑事 ヴォルフガング・ボディソン
ヘンリー フィリップ・ボイド
シェーン ブレーデン・カール
イーライ C.J.ヴァレロイ
ケイトリン ディラン・レイン・ウッズ
ワンダ ジーン・セント・ジェームズ
パトリス ジュリア・ファリーノ
ジョアンナ リンジー・ハンズル
ドリー マーシー・ゴールドマン
プリースト デヴィッド・ビックフォード

スタッフ

監督 ベン・メイヤーソン
脚本 ブルック・パーディ
衣装デザイン ダンディ・デューイ
衣装デザイン助手 マデソン・クライン
衣装デザイン助手 ハイメ・ニコレティッチ

カテゴリー

コメント (^^) お気軽に

タイトルとURLをコピーしました